母 還る | みつ光男的 だれだれ日記

みつ光男的 だれだれ日記

家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

昨日無事おかんが我が家に還りました

2016年3月に脳出血で病院に運ばれて以来
実に4年4ヶ月ぶり。


葬儀に出られない息子のことが気になり

ブログに書いていた
「自分の曲を聴かせてあげたかった」

その願いを何とか叶えてあげたいと

バカな頭で考えた~♪これはいいアイデアだ♪
(RCサクセション「よォーこそ」より)

思い付いたのが今の時代ならではの

"オンラインお別れ会"

当日の朝、息子に連絡を取り
時間的に授業に大丈夫だったので

ビデオ電話を繋いで
その時間と空間を共有出来ました。

枕元で僕が息子の作った曲を流して
BGMにしました。

葬儀の担当の方も
「明るく送り出してあげて喜んでると思いますよ」
そう言われてました。

やはり僕は涙はなく

長年家族から愛されて
静かに眠るおかんの寝顔を
ただ見つめるだけでした。

本当に色んなエピソードがあり
その思い出話が尽きることは
ありませんでした。

天国へ向かうおかんの旅のお供に、と
事前に準備したのが
普段よく着ていた、と僕が思ってる服と
よそ行きに必ず着てたジャケットを選択

そして部屋に飾っていたマスコット
(子供たちがハム太郎にハマってた頃)

あとは履き慣れた靴

他にも大好きだったパンやコーラ
家族の写真
(左端がおかんで右端は嫁さんのお母さん)
2006年に山口の海響館に行った時のです。

僕は何の気なしにおかんと言えば、と
思って選んだ服や靴でしたが

いつも着てるイメージだった夏用のセーターは
嫁さんが初めて母の日にプレゼントした
一品だったと聞かされました。

実の娘のように仲の良かった
おかんと嫁さん

20年近く着続けてたなんて
よほど嫁さんからのプレゼントが
嬉しかったんだろうな。

実際、元気な頃は
僕よりも嫁さんとよく話してたくらいです。


そして葬儀を終えて思ったこと…

人の最期って本当に呆気ないものなんだな

小さな壺に入って帰ってきたおかんを見て
改めてそう思いました。


今はとても穏やかな心境です


泣けない時は無理しなくていい
泣きたくなったら自然と涙は出るだろう
泣きたくなったら泣けばいい

そんなに湿っぽくなっても
あのおかんが喜ぶこともないだろうし。

これから「遺品」となってしまった
おかんの部屋の持ち物たちを
整理していく予定です

放置状態の家庭菜園も一度キレイに片付けて
またいつか種を蒔ければいいなと
思っています。

とにかく要らんものばっかり
コレクションする癖があったので(笑)

コンビニ弁当の空のパックなんて
集めてどうするつもりやったんや、ほんま(笑)


夜になりホッと一息ついた頃…
配信が始まりました

気まぐれでなかなか配信しない日もある
推しがここ数日、毎日配信してくれるのは

そしていつもの田中さんらしからぬ
無理やりテンション上げてるようなトークは

何となくぼくの滅入った気分を察してくれてて
励まされているような気持ちにもなりました。

応援してくれる人がいてくれるのと同様に
応援できる人が存在することは

とても大きな力になります。
(収録後なのでバッチリメイク配信ww)

納骨は息子の帰省に合わせてしたいと思い

家族に話して専門の方に相談すると
時期はいつでも問題ないそうで

みんなも同じ意見でした。

おかんはしばらく、
懐かしの我が家を堪能してもらえたらと。


みつ光男と言えば「夢の話」と言う
イメージの方もいらっしゃっるかと思いますが

そして早速昨晩の夢におかんが出てきました。

家族が話している部屋にふらっと現れ
少し会話をしてから

背中を向けてドアのある方に向かったのですが
その時、無言でおならをして

家族みんなが大爆笑している間に
姿が見えなくなる、と言う夢。

自分の笑い声で深夜に目が覚めました。

おかんの名誉のために…
人前でおならする人ではなかったですが(笑)(笑)

うちのおかんはやっぱり
湿っぽいのはキライなようですね(笑)


実は僕はここ数日の間
体にガタが来ているのか

腰のヘルニアが悪化して
それをかばって仕事をしていたため
足の調子も悪く

歩くのもそこそこしんどい状態でした。

今回、このようなことになりましたが
慶弔休暇の恩恵で
肉体的な辛さからはしばし解放されました

これもまたおかんからの
「たまにはちょっと休んだら?」と言う
メッセージだったのかな、などと
勝手に解釈しています。


しかし、葬儀の終わった安堵感からか
昨日僕は
階段に置き忘れたカップで足を踏み外して

豪快に転倒して滑り落ち(笑)

両肘に見事な擦り傷を作った上、
腰を階段の手すりにぶつけ
カップを踏んだ足の裏は腫れまくりましたw

「せっかく休ませてあげたのに何してんねん」

おかんが笑ってるかも、ですねw

あ、怪我は大したことなく
もちろん病院に行くような大事ではないので
大丈夫ですよ(笑)
懐かしの記事です↑