「Menace To Society」LIZZY BORDEN | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

こんにちは♪
先ほど、こっこメールが届きましたので
やっと眠気も覚めて(笑)

今日もメタルのお話です!


" 史上最強のB級バンド "

僕はこのリジー・ボーデンと言うバンドを
このように位置付けています

それは決して悪い意味ではない

僕にとって「B級」と言う響きは
最高の賛辞でもあるのですから。


ならばA級とは何ぞや?と問われると

それは万人に受け入れられ
演奏技術も曲のクオリティも高いバンド、

もちろん "売れる" ことも必要条件。

そこにはアーティスト側に
葛藤や妥協ももちろん生まれるだろう、

そしてその音が必ずしも
僕の心を捉えるか?と言えば

決してひねくれているわけではないけど
そうとは言い切れない


ではB級の定義とは?
僕の中ではこうです、

目指す音楽性と
ファンが求める世界観が一致する、が
必ずしも売れる音、とは言い切れない

例えスターダムにのし上がらなくとも
自身の信念を曲げない、そんなバンド。



「後世に伝えたいHR/HM名盤シリーズ」


として、ここで今回取り上げるのが
「Menace To Society」 LIZZY BORDEN  (1986)

彼らはアメリカのバンドでありながら
欧州の香りが漂う

栄光の80年代、NWOBHM時代の
古き良きブリティッシュメタルを彷彿とさせる

そんなバンドです。

ツインリードギターの流麗なハモり
カッコよすぎるギターリフにギターソロ、

1曲目の「Generation Aliens」から
ラストの「Menace To Society」まで

どれを取っても全曲捨て曲なし
バラードも美しい、


もちろん僕の主観で語ってるわけですが

このバンドをお薦めして
「う~ん、いまいち」と言った友人は
今まで一人もいません(笑)

だからと言って
過去の音を模倣しているだけ、ではなく

彼らならではのオリジナリティも
兼ね備えている。

マニアの間のみならず
音楽評論家の間でも評判の高い作品です。


更にライブではホラー的な要素も演出して
完全に僕好みの世界を構築している。
(最近はこんな感じ)

このバンド、80年代は
ボーカルでリーダーでもある
リジーボーデンの言わば、独裁政権的なバンド

彼のアイデアが全て
楽曲のコンセプトに反映されています。

このアルバムは
「スティレット」なる独裁者をテーマに
作られたアルバムで

これまでもこの先もこのような
架空のキャラクターの役を演じるかのように
アルバムが作られています。

とにかくどの曲でもお薦めとして
このバンドを知らない
メタル好きの方に聴かせたいくらいw

個人的には
「Brass Tactics」と言う曲が最強ですね
多分、他の方はもっと別の曲を
取り上げると思いますが(笑)(笑)


映画にもなった小説
「時計じかけのオレンジ」の登場人物、
アレックスを連想させる衣装に

その小説とテーマともなっている
「超・暴力」は
「Ultra Violence」と言う曲で表現されています。

きっとこの手のヤバ目のストーリーが
好きなんだろうなぁ、リジーは(笑)


そして耳をつんざくかのような
超ハイトーンのボーカルに重なる

息の合ったツインリード

決して表舞台で活躍するバンドでなくとも
コアなファンは絶対に見逃さない

そんなバンドだと思います。


ただ、ひとつ問題が生まれたとしたら
このアルバムが素晴らし過ぎて

僕の中で
次作へのハードルが高くなりすぎたことと、

リジーボーデンと言うバンドの幻想が
膨大化の一途を辿り

この後の作品に
及第点がつけられなくなったこと、

ですね(笑)(笑)


それはそれで問題ですがw
それでもこのバンドの輝きは
色褪せることはないと

僕は思っています。
そして2018年にリリースされた
最新アルバムをこの前、大阪でゲットしました
(レンタルですが)

その感想は…また後日。



あ、昨日「7ならべ」でいけだちゃんと対戦!
ごめん!

「STUでんつ!」で一度観ただけで
記憶が曖昧だったので

ひたすらテンパりながら対戦してました(笑)

ほんと、名前と顔が一致するメンバーが
数えるほどしかいなくて…

推しは変わらねど(当然だ)
もう少し覚えるための勉強しまーす♪


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