疲れてると見る夢も奇妙なモノが多い。
ここ最近、見た夢で覚えている
不思議で奇妙な夢の数々を一挙公開~

「『いざ、出陣!』と夢の中での再会」
大きな川のほとりにいると、突然爆音が。
どうやら対岸の川を挟んで「戦」が始まる様子。
それも現代の近代兵器的な戦いではなく戦国時代の「戦」といった感じ。
何故か僕も甲冑姿になっていた。
大砲や鉄砲の轟音が鳴り響き
こんな所にいたら命がいくつあっても足りないと
そそくさと敵前逃亡(笑)
何故か周りの武将たちも僕には目もくれず戦っている。
橋のある場所にたどり着くと、なぜかフツーに車が走っている。
その橋を越えて、住宅地と思われる方角を目指して走る。
少し坂を上るが、甲冑が重いので上だけ脱ぎ捨てて
ようやく逃げ込んだ民家。
するとおばちゃんが出てきて
「あら、久しぶりやね~、どないしたん、そんなけったいなカッコして」
と、顔見知りのように声をかけてくれた。
ん?ん?この人、僕のことを知ってるか?
そう思いながらも事の次第を話し、かくまってもらえる事に。
話している途中、階段のある坂道を数人の外国人留学生らしき人が
すれ違い様に僕のバッグを盗ろうとする。
「さては、○○家の差金か?」と突然、戦モードに戻った。
僕が拒むと、一緒にいたおばちゃんが張り手をかまして
その留学生は退散。
「せっかく久しぶりに来たんやから、ご飯食べていき。あ、息子さんは元気?」
と、ここで目が覚めて思い出した。
このおばちゃん、いつか忘れたけど
見た夢の中で(この夢は記事にUpしてません)
長男と岡山からヒッチハイクで大阪を目指す夢の中で
地図を一緒に見てくれたり
ご飯をごちそうしてくれたおばちゃんだった…
夢の中で、
過去に
夢に出てきた実際には面識のない人と再会
そんな経験、ありますか~?
「野を超え、山を越えた後の悲しくも恐ろしい夢」
忘れ物をした誰かにそれを届けようとひたすら走る。
途中で道がなくなり、林の中に入り、開けた草原に出て、また森の中
途中、道を塞ぐ廃墟があり、
そこに入らないと道が塞がっていて向こうに行けない。
中に入ってみるとボロボロの雑誌が無造作に置かれている。
少々気味悪くなりながら、窓を割って外に出ると
そこは広い草原で向こうから獣らしきモノが群れで近づいて来る。
狼のようだ。
逃げることもできず、廃墟にあったロープをカウボーイのように振り回して
狼に向かっていくと、後ろからわんわんという鳴き声
いちごが仲間の野犬を連れて助けに来てくれた。
何とか狼の急襲を回避して山の上を見上げると
巨大な建物が。
どこかで見たことある。
これも随分昔の夢で「何かの施設」から脱走して逃げる時に入り込んだ山道と
同じことに気づいた。
「あそこに行ってはいけない」と直感的に悟って
海のある方向を目指す。
すると港が見えてきて倉庫らしきものがある。
ここで何人かの子供たちが泣きながら花の飾られた地面を掘り返している。
地元に人に聞くと
この場所で亡くなった幼い子供を忘れられずにああやって土を掘り返しているのだと言う。
少しゾゾッとしながら、気が付くとある家の中。
ここ何故か数人の人たちとくつろいでいると
部屋の電気が消えて小さな子供がいつの間にか目の前に立っていた。
火のついたローソクを一本、お皿の上に乗せて
僕のことを見ていたが、ローソクの火が消えるとその子も消えていた。
一緒にその場にいた人に
「あの子は昔、ここで無残な殺人事件に巻き込まれて、今も犯人を探してるんだよ」と
言われる。
そこで、あ、忘れ物を届けないとということを思い出し
再び、海の方へ行く。
防波堤に数人の釣り人がいて、その中に僕の知人らしき人がいる。
どうも「忘れ物」は釣りに必要な餌を調合するための材料だったらしい。
餌として使えるか味見をする知人、僕も試しに舐めてみた…
瞬間接着剤のような味だった。
じゃあ、干潮になるまでに釣ろう、と話してる時に目が覚めた。
「前にもこんなの見た、ホラー系の夢」
何故か地面に腹ばいになってほふく前進の状態。
上を見上げると、歩いているのは全員ゾンビだ。
隣で同じようた体勢になってる人が
「こいつらの足を切っていけ、気づかれるなよ」と言う。
何人かでゾンビの足を切りながら進むので
地面がくるぶしから下の足首でいっぱいになっている(お、恐ろしいぃ~)
これ、立ち上がっても気づかれないんじゃないかと
立ってみたら、ギャオォ~とゾンビに一喝されたので
だめだこりゃ、と再びほふく前進の状態になったところで目が覚めた。
ほとんどストーリー性のない夢でしたが、ま、夢ってこんなモンでしょ(笑)
「○○に行く準備する夢」
夢の中でもよく見るタイプの夢ってのがあって
中でも、よく見るのが
今から数日ぶりに学校とか職場に行くって夢。
で、時間割とか準備とかしようとするんだけど
どうしても探してる資料や教科書や体操服が出てこなくて
ああ~、このままだと遅刻する~って夢。
で、久しぶりに行くという設定なので
どの夢も
やたらと不安にかられながら重たい気持ちで出発の準備をしている。
ある夢では家の2階の廊下で準備していたら
川の向こうの家が突然火事になったりとか、家が川に流されたりとか
そんな夢もあった。
かなりの確率で「家の場所」が子供の頃住んでた兵庫の田舎町の家。
幼児体験のトラウマ的なモノかな?
目が覚めた時にふと思ったこと。
何日も仕事や学校休んで、久しぶりに行くってこんな気持ちなのかな、と
考えて、思わずギョッとした。
中学時代、学校に行けなくて辛かった長女が
数日ぶりに学校に行く時、きっとこんな不安な心情だったんだろう。
学校に行ってほしくて、時には厳しい事を言ったり
強い口調で悟したりした事もあったけど
勇気を振り絞って、気持ちを高めて
学校へ行こうと決断してもなかなか踏み切れなかった長女の気持ちが
やっとわかった気がして
何か泣けてきた。
夢って言葉では言えなかった自己反省を促す、そんな場所なのかも知れませんね。
でも基本、夢って何か現実とは違う
ちょっとしたファンタジー的なそれでいてSF、ホラー的な要素もあって
なかなか面白い。
これを短編集にすると、なかなか面白いかもね(笑)