キム・ジェジュン | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

「ロック好きな人がどんなイメージを持つかなあと思って」

そう言って嫁にすすめられた曲。
「ONE KISS」

そして、この曲を歌う
アーティストの名はキム・ジェジュン

K-POPファンなら知らない人はいないであろう、
5人時代の東方神起のメンバーの一人であり
現在はJYJのメンバーである。

当然ながら、彼はこれまでも僕の記事には何度も登場しているのですが
今回は東方神起、JYJと言った概念にとらわれず
音楽的なジャンルの枠から外して
一人のアーティスト、キム・ジェジュンとして記事にしてみました。

(お借りしました、ありがとうございます)

そしてこの曲は彼のソロ・ミニアルバムの
オープニングを飾る曲。

早々に紹介してしまったものの(笑)
余計な先入観を持たないでまず、一聴することをお薦めします。


僕の第一印象は古き良き時代のアメリカンロック。
90年代のBON JOVI、言わずと知れた名曲「BOD OF ROSES]を彷彿とさせる。
あとは「USE YOUR ILLUSION」の頃のGUNS'N ROSESの曲にも通じる所がある、かな?
(「NOVEMBER RAIN」とか「CIVIL WAR」とかね)

動画を観てレビューを書いた人の中には
T-REX、デヴィッド・ボウイあたりを連想された方もいるみたいだけど
どちらかと言うと僕のイメージではアメリカンな感じだな。
ブライアン・アダムスとか90年代以降のエアロスミスとかね。

実はジェジュン→ロックと聴いて
東方神起時代のソロ曲「Maze」を思い出したので
正直、あまり期待してなかった(失礼!)

あの曲は何となく背伸びした感じ、と言うか

90年代中期の斎藤和義や山崎まさよしの作品の
フォークシンガーが無理してロックテイストを取り入れた
気恥かしさにも通じる不自然な違和感を常に感じていたので、

ジェジュンの声はソロよりも
グループでのハーモニーの方がいいのかなあなんて
思っていましたが、
今回は完全にしてやられました(笑)

このミニアルバム、5曲のうち2曲はジェジュン作曲なので
その辺りは多少JYJっぽさを残しつつも
冒頭の3曲は完全に新境地。

ファーストインプレッションでは、今までにない曲調に耳を奪われがちだか
全曲フルで聴き終えた後
気がつけば何度もリピートしている、と言う
いい意味での「中毒症状」を引き起こすような良質の作品だ。

嫁曰く
「聴けば聴くほど味が出る、スルメイカのようなCD」
なんだとか(笑)
確かに一理ある(笑)


しかし、久々の衝撃だ。
これはソロ作品と言うよりは

アーティスト
キム・ジェジュンからの挑戦状だ

聴き手が何を感じ、そこから何が生まれるか、そして何かが動き出すのか…
これからのチャートアクションにも注目してみたい。

「所詮K-POPの歌手でしょ?」
「ああ、東方神起にいた人・・・興味ないしぃ~」


と、しょーもない理由で聴かない人は損をすればいいのです(笑)
良質の音楽には国境もジャンルも、
隔てるものは何一つないのですから。