沖縄へ Vol.2 | 美容師 山野光夫のブログ

美容師 山野光夫のブログ

美容師歴30年。美容を通じて感じたことや教員として思うことなどを書き綴ります。

さて、今回の沖縄訪問先...

 

最大の目的は、僕が主宰している「The Academy」沖縄Baseでの活動のため。

 

訪問先は、沖縄Base受入予定の

学校法人琉美学園・琉美インターナショナルビューティーカレッジ 様

 

 

 

そして、カットやヘアカラー、パーマ等のヘアモデルをご紹介して頂く申し入れのために、

 

特定非営利活動法人 まちなか研究所 わくわく 様

公益財団法人 沖縄県労働者福祉基金協会 グッジョブ沖縄 様

NPO法人 フードバンク2h沖縄 様

公益社団法人 那覇市母子寡婦福祉会 那覇市母子生活支援センターさくら 様

一般社団法人 ビクトリーチャーチ 様

 

の6拠点です。

 

事前に、「The ACADEMY」のスタッフ・荒堀氏がネットで調べ、メールでやりとりし...

お会いできる事となった団体・関係者の方々....

 

さて、ブログを読んで下さる方々は「何のこと?」「なんで、福祉関係の所へ?」と

なることでしょう...

 

故に、簡単にご説明差し上げます。

 

通常、美容師は専門学校を卒業後、約2年〜3年(750時間〜800時間)程度の技術訓練を経て

スタイリストとして、デビューできます。

 

そこで、基礎技術を完了したアシスタントの子たちを、沖縄にて「プチ留学」させ、

最後の仕上げとしてのヘアモデルさんの施術をさせたいと考えています。

 

その際、学校法人山野学苑が推奨している「美容福祉」の観点から発想し、

様々な事情により生活の営みが難しい方々へのボランティア要素も含めて、

企画いたしました。

 

どんなお話になるのかと、想いを馳せていざ、ホテルを出陣!!

 

まず、初めに、

特定非営利活動法人 まちなか研究所 わくわく 様

〒902-0065

沖縄県那覇市壺屋1-7-5民衆ビル4F

TEL&FAX 098-861-1469

 

ここは、まちの担い手育成事業、くらしの環境作り、調査研究活動を軸として沖縄県の

行政・市民・企業・専門家などを繋ぎ、ファシリテーター的な存在です。

代表理事・小坂 亘 氏と、じっくりお話させて頂き、沖縄の現状や展望をお聞きし

共感できる事や勉強になったこと、思い知らされること...

 

様々な思いが巡る体験をさせて頂きました。

 

小坂代表理事様、大変お世話になりました!!

 

代表理事の小坂 亘さんと。

 

そして、代表理事の小坂氏のご紹介で、グッジョブセンターおきなわへ

 

 

グッジョブセンターおきなわ

〒900-0021       

沖縄県那覇市泉崎1-15-10

TEL.098-865-5006 FAX.098-865-5007

 

ここは、公益財団法人 沖縄県労働者福祉基金協会が運営する施設で就労や生活にかかわる

機関と緊密に連携し、相談から就職までワンストップで支援を行うセンターです。

様々な支援機関がセンター内に入居しています。

ハローワーク・沖縄県キャリアセンター

就職・生活支援パーソナル・サポート・センター

女性・子育て就労支援コーナー・事業主向け雇用相談

労福協 就労サポートセンターなどで

外部の支援機関とも連携をとりながら様々なお悩み、ご相談に対応しています。

 

このセンターで、就労サポートセンターのアドバイザーでもある「中山明子」さんと、

面会させて頂きました。

 

企画の趣旨にもご賛同いただき、来月庁舎移転時にイベントを組み、

こちらの施設に出張して無料ボランティア・カット等もできるかもしれないと

考慮して頂ける運びとなりました。

 

内地からは見えない、沖縄の現実もお聞きし「美容を通じ、できる事」を、このアカデミー

とは別に考えるキッカケをくださいました。また、面会の途中センター長の平良有輝氏も

お仕事の中、立ち寄ってご挨拶頂き、関係各所にこの企画をご紹介頂ける事となりました。

 

次回、訪問の際は、新事務所にお伺いさせて頂き、勉強させて頂きたいと痛感しました。

 

9月18日は、こ

の2拠点訪問後に学校法人琉美学園・琉美インターナショナルビューティーカレッジ 様へ

 

理事長先生と色々お話させていただいたのですが、この件については別日にブログアップします。

 

 

そして、翌日...

2018年9月19日です。

NPO法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄

〒902-0073

那覇市上間200-1 ダイエイA101

TEL/FAX098-853-3001

日本では、毎日たくさんの食べ物が捨てられています。

中には、まだ十分食べることができるもったいない食べ物が数多く含まれています。

また一方、様々な事情により日々の食べ物に欠き十分な食事をとることができない人々が

たくさんいます。

とくに沖縄は他府県に比べて貧困率が非常に高く、食べ物を必要している人の声は絶えません。

フードバンク2h沖縄は、もったいない食品を中心とした食品を企業や個人から預かり

必要とされる方へ預かった食品をつなぐお仕事をされています。

 

代表理事の奥平智子さんと。

 

フードバンクセカンドハーベスト沖縄では、県内の施設や民生員の方々より

食べ物を送って欲しいとFAXで、注文が入るシステムになっています。

 

びっくりしたのは、その数です。

 

正直、心の中では受け止められない事態となってしまいした。

様々な事情があるにせよ、この豊食の時代に、このような事が現実的にあるということ。

しかも、この農林水産省に把握している団体だけでも、全国で70拠点あまりもあるという

こと。

 

また、帰京後YOUTUBEで、代表理事・奥平さんが出ていた番組の動画を拝見しました。

ご参考までに、URLを貼り付けます。→動画へ

お時間があるときに、見てみてください。

そしてぜひ、身の回りにある「もったいない」の食料をぜひ、ご提供頂ければ幸いです。

育ち盛りの「子供達」を、皆さん共に支援の輪を広げ支えて行きましょう。

そして、いよいよ現場です。

 

 

公益社団法人那覇市母子寡婦福祉会那覇市母子生活支援センターさくら

〒903-0805

那覇市首里鳥堀町4-99

TEL: 098-886-7018FAX: 098-886-7075

 

この施設では

子育て短期支援事業 那覇市委託

病後児保育事業

緊急一時保護事業

はるはうす相談室事業

ひとり親学習支援事業

夜の子どもの居場所運営支援事業

 

といった事業を沖縄県より委託または、補助を受けてシングルマザーの生活支援を

なさっています。

 

ご対応頂いたのは、母子支援員・主任の山内真寿美さんです。

 

この施設での日常の流れや施設をご案内頂きました。

この支援と理解の輪がもっともっと広がって、生活を立てて行こうとする

シングルマザーの皆様と子供達を受け入れる社会になって欲しいな…と、

思いを馳せてお話に聞き入っていました。

 

子支援員・主任の山内さんは、既に施設内でアンケートを実施くださっていて

「是非に!!」という声を多く頂いております。

 

11月に、参ります!!待っていてください!!

あっという間に、夕方になってしまいましたが....

最後の現場です。

 一般社団法人 ビクトリーチャーチ

子供の広場in沖縄

〒902-0073

沖縄県那覇市字上間245-1

TEL098-911-6911

 ここは、遊びの空間を提供し、心身の健康をはかるために、

「子ども食堂」「ぬりえ教室」「宿題教室」「読書き教室」「音楽教室」

「ワイワイゲーム教室」という一つの食堂と5つの教室を無料で運営し、

地域の子どもたちの成長に貢献することを目指しておられます。


 

現場です。実態がありました。

代表理事の細田光雄氏とお話しさせていただく為に、施設の中へ入ってみると、

大勢の子供たちが、読書をしたりT.V.ゲームをしていたり、ボール遊びをしていたり…

皆、元気にはしゃいでいて…一見、学童保育の様なかんじの中で…

屈託のない、日常の中で、企画についての話や、施設や貧困問題の現状をお話し

いただきました。


代表理事の細田光雄氏ご夫妻と
 

そして、沖縄県社会福祉協議会もご紹介いただきました。

 

自分の子供に雰囲気が似ていて印象に残った小学生の女の子…

今日も元気に、学校に行っているかな?宿題はちゃんとやっているかな?

いずれ再度伺ったとき、この施設の子供たちにも、東京のお土産を持って行こう!!

 

と感慨深い2日間を過ごしました。

 

こうして、沖縄の聞けない・見れない出来事を「体感」したこと...

人生の中では、大きな糧となりました。

 

帰路...

 

那覇空港に向かう途中...

 

どうにもこうにも心の整理が付かなくて...

 

今回の出張で、考えた事・教わった事....

 

学校法人琉美学園・琉美インターナショナルビューティーカレッジ様に

 

伺った時の事と共に、「沖縄へ Vol.3」へ続きます。