「この3種類のアロマの中から、
今の気分に合ったオイルを選んで下さい」
よく聞くセリフだけど、
よ~く考えたら、
そもそも「今の気分」以外の「気分」なんて無い。
「明日の気分でアロマを選んで下さい」
いや、無理だ。
だって、明日の自分はタンスに小指をゴンと打って、
ナイーブな気分で、ラベンダー臭が好みかも。
または、
イランイラク戦争をTVで見て、
なんだかイランイランの匂いが好きかも。
「過去の気分で、アロマを選んで下さい」
これも、思い出せん。
去年12月ごろの俺が、
ティーツリーの匂いが好きだったのか、
クリスマスツリーが好きだったのか。
「今の気分」以外の「気分」なんて無い。
そもそも、広辞苑には
ある程度の期間持続する、心身の状態
って書いてある。
その「期間」を過ぎたら、もう誰にも分からない。
アロマだけじゃない。
「今の気分に合ったモノを、選んでください」
人間は、これが出来ない。
①バナナ、②ラーメン、③オクラ。
常に「今の気分に合ったモノを選ぶ」のが動物だけど、
人は頭で選ぶ。
「今の気分」では選んでいない。
①昼寝をする、②〆切だから頑張って仕事、③パソコン
「今の気分に合ったモノを選びたい」けど、
選べれるのは、②だ。
「今の気分に合ったモノを、選んでください」
「今の気分」以外の「気分」なんて、そもそも存在しない
という事を覚えておいて。
少しずつ、「頭の意見」が「今の気分」にシフト出来たら、
動物に戻れるかなー。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高3の長男コクトウ君、中2の長女ザラメちゃん、小1の次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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