「来年、日本国だけ大変なことになる」
コレ都市伝説かな?と思って聞いてたけど、
説明を聞いていたら、「あ、確かにそうかも」と思えてきた。
理由は、
日本国2,600年のこれまでの歴史の中で1番、
国民が「新米」にがっついてしまったから。
第二次世界大戦までの常識は、
「新米は11月23日まで食べないのが日本人」。
なぜなら天皇陛下が国民を代表して、
「今年のコメの豊作をアマテラス」に感謝する日が、
新嘗祭だから。
新(にい)
嘗(ごちそう)
祭(フェス)
どんな国にも、「作物が取れたことへの感謝祭」がある。
あのアメリカにさえも。
サンクスギビングディ。
うちの姉の旦那さんジェームスは、毎年11月の末にターキーを焼く。
みんなを招いて、「ギビングにサンクスする」日を開催。

大統領が「恩赦」を与えたターキーだけは殺されないという、
凶悪犯も真っ青なアメリカっぽい国家行事だけど、
少なくとも「全国民が」「一斉に豊作に感謝する日」ではある。
アメリカだけじゃなく、
インディアンたちにも「感謝祭」はあるし、
ドイツにも紀元3世紀からあるし、
石垣島には「豊年祭」があるし、
とにかく、全世界の常識として
「作物が取れました、メッチャ感謝します!」
と祝った後に、
「いただきます」
が当然なのだ。

当然、日本もそうしてきた。
明治までは、旧暦の11月の「2回目の「うさぎ」の日」で催行され、
それは、ほぼ「冬至の日」にあたる。
太陽が一番弱くなる時期に、
「アマテラスのパワーを天皇が更新する」という意味合いもあったそうな。
今は新暦となって、11月23日に固定されている。
ただ、今でも国のホームページに「日本国で一番大切なマツリゴト」ってしっかり書いてある。
いつも働いている自分に感謝して休む日
じゃなくて
「勤労できていること」に感謝する日。
新嘗祭を残すために先輩たちがGHQと戦って、
カモフラージュで「勤労感謝の日」として残っている。
で、2600年間ずーっとやってる。
で、今年はそれがヤバい。
事件は8月に起きた。
「南海トラフ地震の注意情報」発令で、国民が米を買いだめ。
マスコミが煽って、さらにスーパーから消えた。
で、新米が出てきたと同時に、
国民がバクバクと食いついている。
11月23日を待たずに。
もちろん、レストランで出されました、近所で出されました、
「残して捨てればいいですか?」は大間違いで、
その場合のための日本語に
「お先に失礼します」がある。
でも、極力11月23日に「一斉に」感謝して食べるのが基本姿勢。
世界中のどんな国でも、
その国のトップが「感謝」を捧げてから、
国民たちも「ありがたいな」「豊作が当たり前じゃないよね」
と実感して、食べる。
その「実感」が一番足りてないのが、
今年の日本国だというのだ。
で、プロレスラーの前田明さんが言っているのですが、
「令和6年の新嘗祭は、国民みんなで天皇を後押ししないと」
と。
「令和7年に向けた祈りの力が天皇だけでは足りないはずだ」
と。
「今年の豊作への感謝」
というのは、結局のところ
「来年の自分の視座の変更」
に結び付く。
感謝すれば、感謝するほど、
「当たり前なんかないのか」
「なんて有り難いことなんだ」
と些細な出来事にも、感謝センサーが立つ。
その状態を形成して、
来年度に臨むわけだから、
令和6年の新嘗祭はすなわち、
令和7年に起こることの魔除けとなる。
奇しくも来年2025年は、変なことをいっぱい言われている年。
台湾有事の緊張もある。
天皇陛下は、精一杯祈るはずだけど、
「念力(感謝のチカラ)」が足りないから、
国民みんなで後押ししようよ!
ってのが、前田さんの意見。
しかも、今年の5月とかに言っていた。令和のコメ不足の前に。
そもそも、
「新嘗祭」がどれほどすごい行事なのか。

夕の儀(夕方6時~夜8時)2時間
暁の儀(夕方11時~深夜1時)2時間
天皇陛下は、ずっと正座。
そのため、10月ごろから天皇は宮内庁の職員との会議などは、
正座でやるそうです。練習というか、体を正座に慣らすために。
しかも、超寒い中での儀式。

儀式のための特別な白装束は
着替えるだけで2時間かかる、超重たい「おもり」みたいなもの。
なんぴとも中に入ることは許されず、
カミごとを助ける巫女さん2人だけが新嘉殿に共に入る。
そこへ向かう陛下の姿を見た職員は、
国民に手を振るときとは全く違う顔になっているという。
暖房なし。めっちゃ寒い中で地べたに座る。
儀式で何が行われているかは、2600年間天皇だけが知る秘密。
全国47都道府県から届けられた新米をお供えして、
天皇と、アマテラスが一緒になおらいする。
ちなみに、お父さんから子供への受け継ぎもないらしく、
「何をするか」は、直感で中で分かるものらしい。
そんな、日本国の祈りごとの中で1番重要とされる「新嘗祭」。
しかも、令和6年という大切な年の「新嘗祭」なのに。
国民が、これまでの歴史で1番に新米をがっついてしまった」という恐ろしい状況。
飢饉のときでも、新嘗祭までは我慢したのに。
「一緒に食べる」ということに、意味があるのだ。
バラバラで食べたら、家族じゃない。
一緒に食べるから、家族。
じゃあ、「国家」という国体もそうだろう。
最初は、人が集まってムラになった。
ムラが統一されて行って、大王(おおきみ)が現れた。
大王(おおきみ)の一番大切な仕事は、祈る事だった。
もちろん新嘗祭だ。
その日本各地の大王(おおきみ)たちを束ねて行った、
大和朝廷。
当然、全部のムラの感謝を天皇が引き継いだ。
国として、まとまって食べるから「日本国」なのだ。
この記事を読んで「何かを感じた」なら、
前田明さんが、
「今年は、国民が天皇を助けるために神社で祈ろう!」
と言っていることに加えて、
11月23日まで新米を食べないことも。
食べたとしても、感謝の気持ちで「お先に失礼します」
このことは、みんなが知っておくべきだと思う。
初めて聞いた人も多いと思いますが、
ぜひ、友達や家族にこの情報をシェアしてあげてくださいね。
どんな国でも当然のようにやっている「豊作への感謝」を、
世界を引っ張るはずの日本国が一番できてないなんて。
悲しすぎる。


ちなみに、
「令和の米騒動の原因ってなんだったの?」
を、マスコミじゃなくて国(農林水産省)がおととい発表。
・7月までは例年通りに供給されてた
・8月に南海トラフ
・マスコミの煽りも入って買い占め
・端境期(はざかいき)新米が出る直前の時期だった
・680万トン予想してたが、700万トンだった
そういうことが原因らしい。
一方で、チャットGPTなどの天才AIくんに聴くと?
「なんで、令和の米騒動は起きたの?」って。
減反政策のせいです
って答える(笑)
正直すぎる!
レイビレッジは、2反2畝(にたんふたせ)で米を作ってる。
畝(1アール)
反(10アール)
町(100アール=1ヘクタール)
この田んぼの面積、「反」を減らせ!って国が頑張ってる(笑)
減反政策。
「コメ作りを辞めたら、補助金出します」
ってどんなシステム?売国奴とはなに?
日本人の定義とは、腸の中にコメが入っている民族だ。
米屋のおじさんが言ってたけど、
台湾人でも、コメは毎日食べない。
中国人も、韓国人も。
日本人だけが、コメを毎日食べてるのだ、
それが、

はい、この通り。
昭和36年は、1人当たり120㎏食べてた
12カ月で割って、月に10㎏
30日で割って、毎日333g
炊いたら2倍で、666g
お茶碗にして、4.44杯
ほら、3食ぜーんぶお米ありき。
え?多いって?
いやいや、これ昭和36年だから戦後よ。
米が無くなったあとよ。
じゃ、明治の文豪の作品。
宮沢賢治、『雨にも負けず』には
1日に玄米4号と、少しの野菜と味噌を食べ
4号は600g、炊飯で1320g
1日に8.88杯の玄米を食べてた明治の人

じゃ、現代人。
1年間に50kg
1カ月に4.6㎏
1日に、152g
お茶碗にして1日1杯
あってるよね。
だいたい、パンとピザとパスタだもんね。
毎日、コメを食べるから日本人だったのに。

そもそも、減反の歴史を振り返ると
東条英機が戦時中に
国民の食糧は、国が保証する!
ために、食糧管理法を制定。
「食糧」の漢字が大事!
「食糧」ってのは、主食
「食料」ってのは、その他の食材
糧(かて)は辞書で、
活力の源泉、力づけるモノ。
食糧管理法で、
国が農家から高いお金でコメを仕入れて、
国民には安いお金で売っていた。
でも、ぜんぜんお米が足りない
戦時中は、都市に住んでる人よりも、田舎に住んでる人の方が強かった。
理由は、田んぼがあるから。
米が足りないから、サツマイモを植えた。
戦争経験者はみんな「サツマイモ嫌い」って言う。
うちの母は、戦時中にサツマイモしか食べてないから、逆に懐かしいと好きだったけど。
とにかく、戦争が起きたら田舎の人が都会の人より強い
って覚えておこう。
これは、戦争よりもずっと昔の、
飢饉のときもそうだった
江戸の人より、田舎の人の方が強かった。
さて、戦争に話を戻そう。
第二次世界大戦が終わって、
コメが全く足りてないので、増産した。
もっと米造れ!
ところが、GHQの給食プログラムで、
子供たちに「小麦の味を教えて、大きくなって小麦を輸入してもらう」政策も開始。
そのうちに、
作る量よりも、食べる量の方が少なくなって
コメ余りに。
でも国としては「ピンチのための安全保障」で買い続けて、
なんと、それを捨てるのに、3兆円かかった。
で、大ブーイング。
農水省は袋叩き。
ということで、減反政策が始まった。
お米の代わりに、小麦を作ったら補助金あげます
お米の代わりに、大豆を作ったら補助金上げます
お米を作ったとしても、飼料にしたら補助金あげます
ということで、年間に3500億円の補助金が出てる。
さらに、ウルグアイラウンド(外国にヨイショするため)で、
年間500億円は「食べないけど米を輸入」してる。
で、備蓄米にも500億円なので、
だいたいトータルで5,000億円かけて「米を作らないでね」って税金出てる
1億人で割って、
国民全員が、5000円毎年「米を作らないでね」って出してる。
こんな国、ある?
赤ちゃんとか、老人とかを除いたとして労働人口で見て、
毎年あなたは3万円~4万円払って
「コメは作らないでね!」って財布から出してる。
60年くらい続いてるので、30兆円くらいかけて
「米は作らないでね」ってやってる国!

はい、お陰様で水田は半減です。
過去に「在庫を持ち過ぎた」という政府のビクビク感から、
出来る限り「作る量」と「買う量」を同じにしよう、
要するに、コメ余らないようにしようって政策が60年続いた中で、
コロナが来た。
外食がストップして、コメが2022年めっちゃ余った
だから、さらに「作る量」を減らした。
すると、ウクライナ戦争が起こって、
パンが値上げ、ピザが値上げ、パスタが値上げで、
今年は「コメの需要」が増えて、また外国人もいっぱい来て米食って、
で、令和の米騒動だったわけです。

ベースに減反政策があるので、
来年もコメ不足が起こると言われています。
理由は、高温障害。
政府は「大丈夫っす」って言ってるけど、
コメは「暑さに弱い」
これ、不思議。
本当は、ラオスとかタイで出来たのが米の始まり。

品種改良を続けて
「北でも栽培できるように」
「北へ、北へ」
ってことで、
「寒さにも強い」品種にしてきた、ジャポニカ米。
ササニシキまでは体に優しかったけど、
コシヒカリからはちょっと・・・ってゆえん。
「寒さに強くなった」ってことは?
「暑さに弱くなった」ってこと。
で、地球は間違いなく温暖化してるので、
来年もコメ不足は確定です。
だから、
セカイムラは「コメ部」を各地に作ることに。
1回もコメなんて作ったことが無い主婦たちが集まって、
もう京都セカイムラは「3回」米を収穫してる。
まず、「人手が足りないコメ農家さん」を募集してます。
例えば、鳥取のセカイムラの村民さんは、
お父さんが米作りをしているけど、82歳。
娘さんは手伝いたいけど1人。
「みんなで助けてくれるだろう」とセカイムラに入ったけど、
鳥取のセカイムラは人が少なくて、どうしよう?ってなってる。
こんな感じで、
「人手が欲しい農家」
と
「コメ作りをしたい素人」
をつなぐために、
各県に、セカイムラコメ部を立ち上げます。
目標は1年間かけて、コメ作りを学ぶこと
そして
農家さんと仲良くなっておくこと。
ちなみに、先ほどの鳥取のお父さん。
なんと、隣の県の岡山の会社から
「米を高くで買い取ります」って電話が来てるとか。
今は、コメの奪い合いになっている。
JAに卸す分とは別に、たいていのコメ農家は「親戚の分」を確保。
農薬も少なめで。
そこが商社に(外国に)狙われてるってから、ビックリ!
今のうちに、
コメ農家からノウハウを得ておいて、
しかも、コメ農家と仲良くなっておかないと日本の未来はない。

ってことで、
今年の12月にコメ部が発足します。
まず、同じ県で仲間と集まって
来年の4月までに、県内の「人手が欲しいコメ農家」を回る。
また、過去に「米作りが学べるノウハウ動画8本」を作ってるので学習。
で、4月から実際にコメ作りを開始。
1年かけて農家さんと仲良くなり、援農して、
来年の11月23日の新嘗祭の日に、美味しい新米を全国で一緒に食べる。
各県に1つは、最低でも「米を作れる人たち」を増やしたいなと思ってます。
ぜひこの機会に、セカイムラコメ部に入ってください↓
長くなりましたが、
今年の11月23日の新嘗祭までに、天皇の祈りを手伝って、
新米に感謝できる人が増えますように。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「日本の米は、日本人の腸の中へ。」って言いながら↓ポチ↓ポチ

さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、中学生の長女ザラメちゃん、5才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓




