日本の四季には、「色」がある。
春は「桜色」
夏は「朱色」
秋は「白色」
冬は「黒色」
と短歌などでは定義されているが、
現実的には
春は「みどり」
夏は「あお」
秋は「きいろ」
冬は「しろ」
というイメージが近い。
てこって今日は、
秋(黄色)には、
スマホ(青色)を見過ぎない方が良い。
日本人は、特に。
というお話しを・・・。
温泉でもらう、タオル。
よーく見たら「白」じゃなくて「青み」がかっていますよね?
これは、蛍光増白剤といって、
青い光を放つ薬剤が入っているから。
なんで、青を入れるねん?
「黄色」を打ち消したいから。
黄ばんでいる汚れを、
「落とす」んじゃなくて、
黄ばんだ汚れのまま、上から「青」を塗れば、
白っぽく「見せる」ことができる。
「黄色」の補色が「青色」だから。
さぁ、ということで
白って素敵よね~勢力による、
青で黄色を駆逐しようパーティが始まった。
美容室で、髪をブリーチして「金髪」を目指した人は分かると思いますが、
最後、どうしても「黄色」っぽい色になる。
そこで、美容師さんは「白」に近づけるために、
はい、出ました!
ここでも、青い色を入れて「黄色」+「青色」=白っぽい金髪
パソコンやスマホから出る、
ブルーライトも、同じ。
そもそも、青い波長は可視光の中では紫外線に近い「高い周波数」なので、
網膜をそのまま傷つけるという面もありますが。
青を塗って、黄色を駆逐しようパーティ
実は、
一番困るのは、日本人(アジア人・黄色人種)だったりします。
白黒ハッキリさせようや文明(別名:資本主義)では、
洗剤の蛍光増白剤、ブリーチ、ブルーライトなど、
「青」がドンドン増えて行く。
すると、「黄色」がドンドン打ち消されてしまう。
黄金色の、稲穂。
おうごんって「黄色い」「金」色なので、
結局、これも黄色なのです。
秋は収穫の時期、
あたりが「黄色」になっていきます。
それが、本来の色。
農薬は、青。
紅葉も、日本人も、稲穂も、黄昏時(たそがれ)も。
日本の秋には、黄色が似合います。
「青」が上から打ち消そうとしても、
打ち消せないくらい、
おうおうしく(黄黄しく)ありたいものです。
ちなみに、稲刈り(黄色を刈り取る御神事)したこと無い人は、
ぜひ↓こちらに参加してみては?
令和最初の黄色の刈り取り↓の思い出。
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、小6の長女ザラメちゃん、4才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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