昨日、東京の臨海地区で、
素敵なタクシーに乗った。
みつろう
「赤坂のホテルまでお願いしたいのですが、
場所が分かってなくて、あの辺に詳しいですか?」
運転手
「大丈夫ですよ。
タクシーを25年やってまして、昔はよく赤坂のあたりで頑張ってたんで。
まぁ最近はずっと、有明とかお台場ばかりで。
会社では変わり者って呼ばれてます。」
みつろう
「有明の方が、お金になるんですか?」
運転手
「いえ、ここは空がよく見えるんですよ。
ほら、都心に行くとビルが多くて窮屈でね。
有明とか、お台場なら海や空が見えまして。
稼ごうと思ったら、都心なんですが。
私はもう、色んなことを諦めて、
マイカーを持つことも諦めて、豪華な食事も諦めて、
ここで空を見てるんです。」
その人は、2時間くらい有明のホテルの前で待ってることもあるらしい。
都心を1時間走れば、4~5千円。
同僚たちが「今日は、3万円」とか会話してる中、
2万2千円くらい。
それでも、空が好き。
なんか、もう素敵すぎて、
「お釣り要りません!」をやってみた。
数百円だけど。
アクセク働くのも良いけど、
東京では今日も、空を観ている彼が居る。
それだけで、東京が愛しく思える。
東京の空は、どこよりも青いんですよ~と教えてあげたら、
それは「土が無いから、湿気が上がらず雲が出来ないから」と。
どこよりもドライで、どこよりも美しい街東京。
⛺夏休みのレイビレッジの予定⛺
★cafeはいつでもフラッと来てOK(月曜は定休)
※満席
〇9月10日(みつろうも出ます)
↓東京っていいですよねー
って伝えたら、
お金があれば、本当にいい街だとおもいます。
なんでも揃っている。
でも、多くの人には関係が無い世界です。
と。
その視点は無かった。
いま、東京は誰のための街なんだろう。
外国人のための街なのかな。
たしかに、ホテルも3倍くらいになってるし。
ドライで、青くて、誰のための街か分からないだなんて
なんて、クール。映画みたい。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「でも、空が見たくて」って言いながら↓ポチ↓ポチ
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。高校生の長男コクトウ君と、小6の長女ザラメちゃん、4才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓