詩を書いたのが、10年前のブログで、
6年くらい前に曲が肉付いて来て、
今年、レコーディング。
まぁ24曲のほとんどが、
だいたいそのくらいのスパンがある年代物だらけだけど。
~10年前のブログより、そのまま抜粋のため歌詞が少し違うかも~
ボクはむかし、モク(木)だった。
風が吹いたらただ揺れて、
雨が降ったら、ただ濡れた。
世界が僕を揺さぶって、
世界が僕を潤した。
ボクと世界は一つだった。
ワタシは次に、ケモノだった。
腹が減ったら、追いかけて、
腹が満ったら、うたた寝た。
世界がワタシを走らせて、
世界はワタシを寝かしつけた。
まだまだ世界と一つだった。
人はいつしか、人になり、
よけたいモノをよけだして、
追えないモノを追いかけた。
世界を外に追い出して、
世界の流れにはむかった。
人は世界と分離した。
あるトキ世界が言いだした。
「森も動物も人間も、
それでも私の中に居る」と。
「揺れているだけの森林も、
よけてるつもりの人間も、
それでも私の中に居る」と。
こうして人は、いつの日か
世界の中に溶け込んだ。
森と動物と同じトキ、
世界に人が溶け込んだ。
イマでも世界はその内に、
全てを許し抱いている。
イマでも全てはその内に、
全ては世界のその内に。
あなたがむかーし、ガジュマルの木だった頃、
あなたは風が吹いたらただ揺れた。
世界があなたを動かして、あなたは世界と一つだった。
あなたがむかーし、イリオモテヤマネコだった頃、
心の声に従って、やりたいことをただやっていた。
だから世界と一つだった。
あなたはいつの日か、
自分は世界を超えていると勘違いした。
世界の動きには左右されないぜと、思いあがった。
風が吹いたらよけれるし、
雨が降ったらかわせるから。
でも、よーく見たら、
あなたは、それでも地球の中に居た。
よけたつもりのあなたの動きも、
かわしたつもりのあなたの身体も、
地球の全ての流れの中の、一つの動作で、
結局、地球の中に居た。
あなたは、地球の流れの一部であり、
あなたは、地球を超えた存在ではなかった。
~抜粋終わり~
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ちなみに、10年前のこの前後のブログを合わせて読むと、
ものすごーく「曲を作った理由」が分かるようになってるので、
ぜひ、チャレンジしてみて。
①まずは、コレを読みます
②その後、2つを読みます
③すると、あら不思議。この曲が沁みます
10年ごしの、物質化を手伝ってくれた
マルチクリエーターCHIHOさんのHPもご覧ください
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、4才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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