みつろう
「この世の楽しみは、自分がやりたくないことを何個「やる」かなのさ、

っふ。

俺はクーラー嫌だけど、家族に合わせて今年はクーラで我慢さ。」



って言った翌日から、

クーラーの無い事務所で寝ている、おはようございます さとうみつろうです(*'ω'*)




7年前に隣町のアパートの一室に事務所を借りたのですが、

決め手は「風が通り抜ける」こと。

会社員をせっかく辞めたんだから、クーラー無しで本を書きたい↓

 

 

 


ってことで決めたので、

風がビュービューに吹き抜ける我が事務所(アパート)です。




今年から、中3のぼんくら息子が「クーラーが良い」とご発言され、

耐えきれずに、

 

夜中に盗んだバイクで家を抜け出したのが、

おととい。

支配者たちはイビキをかいてる。

夜の教室、窓ガラスを吹いて回った後に到着した事務所では風ビュービューで、

マジ夜中に「寒い」くらいになっちゃって、

窓を閉めるセンチメートル数で温度調整するくらいの環境。




ハー最高(*´ω`*)

くーらーと「天然の風」の質の違いよ!




思ったんだけど、

「風」って「白龍」だと思うの。

 

無数の白い龍。

呼べば、窓から入って来て、身体の周りを包み込み、

心地よい風となって人間を包み込む。





しかも、うちの事務所の横には

風の谷

がある。


山と山の合間に、風が反射して常にビュービュー。

街は「無風」でも、必ずそこは風が吹いているので、

誰が呼んだか、風の谷




クーラーと違って短時間の睡眠で、体力回復。

朝5時に家にお手伝いのために帰る。

 

玄関を開けると



みつろう
「さむっ!!なに、この家!

え?南極なん?

あんたら、エスキモーの子孫?

外、むちゃくちゃ涼しいよ!

まぁ君たち凡人たちは、こうやってクーラーで過ごせばいいさ。

パパの事務所の横には、風の谷があるし、

夜には無数の白龍が窓から入って来るんだ。

パパは、今晩も風になる。」



娘ザラメちゃんに「パーパーの事務所に布団持って行って、みんなで泊まろうよ!」

って言うも、却下される。

で、その日も夜中に事務所へ。



布団を敷いて、いざ寝ようとすると・・・。








あれ?


何かがおかしい。


昨日の、あの快適な感じが無い。


え?


なんだなんだ?



「窓を開けて
外と繋がると、夜に恋しちゃいそうだぜ」


とか詩的に思った昨日が、中世の遠い昔のよう。



アレ?

なんで、快適じゃない?













暑いんだ!




滝のように汗が噴き出してくる。


とりあえず全裸になって、布団だと暑いので、

床(ビニールクロス)に、わずかな涼を求めて全身をひっつけてみる。



布団よりは・・・、冷たい。

でもすぐに体温で熱くなる。



仕方ない、隣の部屋の床もゴロゴロ・・・、

いや、あそこは何年も掃除してないから床が汚い。

とりあえず、雑巾がけだ。



ということで、夜中11時に全裸で雑巾がけするおっさん。

もちろん動いたので、余計に体温は高くなる。

汗が滝どころか、スコール。汗スコール。




あっちの部屋で、ゆかにスリスリゴロゴロ(ビニールクロス)。

床が暑くなってきたら、

こっちの部屋でゴロゴロ。





おかしい、何かがおかしい。

俺は、どうして事務所に来てるんだっけ?







・・・・q!

風が無いのだ!



今日は、まれに見る「無風」の夜なのか!

大学の頃の友達が、初めてプロ野球を見に行った夜が、

「まれに見る投手戦」でマジくそだったと言ってたように、

今晩はまれに見る「無風」の夜なのだ。




いや、まれに見るというか、そもそも俺、事務所に2~3回しか泊まったことない。

原稿締め切り間近な時に数回。

だから、どっちが「まれ」かすら分からん。













風の谷どこ行ったん?



「誰が呼んだか、風の谷:」って言ったけど、

それ、読んだの俺だから。

俺が呼んで、たぶん俺だけが呼び続け、俺だけに呼ばれて、ただ俺が死んで行くっていう単語だから。

 

誰も呼んでない「風の谷」だなんて。





なんだよ、

「パパの事務所の横には、風の谷があるからさ キラキラ」って

あほか!

まず宮崎駿にあやまれ。










白龍ってなんだったん?


どの口がそんな恥ずかしい単語だしてん?

 


「呼べばさ~、窓から無数の白龍が入って来てパパの身体を包み込むんだ」






病気なん?

自分、病気なん?

 

 

 

 

 

いやー、マジ家族が断ってくれてよかった。

みんなで布団持って来てたら、マジ地獄だったろうよ。

狭いうえに暑いなんて。








ということで、↑このくらいのスピードで朝、

ハク(みつ)は家に帰りましたとさ。


クーラー開発した人、ほんとサイコー!





※実際は、夜中には「無風」でも「耐えられる」くらいの温度まで下がりました。
雑巾がけの発熱が悪かったようです。
まぁ、でも暑かったっす。

快適では無かった。

 

 

 

↓実際の事務所の模様です

 

 

 



↓去年までクーラー無しで家で寝ていた頃も、

家族はリビングでクーラーで寝て、みつろうだけ別室で窓を開けて寝てたので、

風が吹き抜けなくて、

1年に5回くらいは「汗だく」の日がありましたが。


でも、基本的にやっぱり「クーラー」より体調が良いんすよね、

 

俺にとっては。


風が抜けない部屋なのに、「寒い日」の方が多いくらいで。

やっぱり、夏に身体を温めたら、冬に冷えなくなって・・・の好循環だったんだろうな。

 



まあ、とにかく。

今度どこかで会ったら「風の谷のハク」って呼んであげてください。

 

全力で無視します。



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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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