いま生きている人類の全員が必ず「経験する」イベントがあります。
なんでっしゃろ?
「ハレー彗星」?「結婚」?「就職」??「交尾」???
いやいや、そんな「イベント」は経験しない人も居る。
100%必ずみんなが経験すること。
それは「産まれること」と「死ぬこと」。
この2つ以外のイベントは、人それぞれ。
やる人も、やらない人も居る。
でも、
「産まれること」
「死ぬこと」
だけは、100%必ず全員がやる2大イベント。
あなたも。
それなのに、「人類全員が必ずやるこのイベント」が、
なぜか現代では隠されている。
そんなお話しを昨日、教えて頂きました。
昨日は大阪の北端にある交野市は私市(きさいち)で、
コラボイベント。
統合医療のあや先生は「死ぬこと」を担当。
内科医ですので、これまでに何百例も「看取り」をして来たそうです。
意外かもしれませんが、
人が死ぬ場所には必ず医者が居ます。
これは、法律で決まってるんです。
例え、肉体の心臓が止まったとしても、
医者という国家資格を持った人が来るまでは、
「死亡」にならない。
映画で見る通り、
「何時何分、ご臨終です」ってお医者さんが読み上げて初めて「死亡」になります。
あや先生
「私は、医者の仕事の中でも「看取る」のが好きでした。
そこで気づいたのは、在宅で死亡した遺族は立ち直りが早いということ。
家族の死に対して「不安」を強く感じません。
まず、現代社会では一般的な「死亡」は、病院内で起こります。
素人にはよく分からない機械が多く置かれ、
専門用語が飛び交い、
血管や気管にチューブが繋がれ、
家族にとっては「何が何だか分からない」「ブラックボックス」の中で、
肉親が死んでしまう。
人間は「分からないこと」に不安を覚えるので、
遺族はとても「不安」になりショックを受けるんです。
分からない場所で、死んじゃったから。
手も足も出ないという、無力さも感じられる。
ところが病院じゃなくて、
ご自宅で家族の最後を診ていたら、
徐々に食事が細くなって来たり、
身体の反応などから「そろそろ死ぬな」ってのが家族でも分かるんです。
覚悟もできる。
死後に私が自宅へ死亡診断を書きに行っても、
病院で見る遺族ほどのショックなんて受けてない。
不安ではなく、死を前向きに受け入れている家族の姿がそこにはある。」
と。
昨日の記事↓に書いた光楽園ドンちゃんの出産で、
みんなコミュニティで出産した方が良いぜ!と気づいたばかりの俺に、
人はコミュニティで死んだ方が良い!
という情報が連打で入ってきまして(笑)
この2日間の濃ゆい学びに脳内パニックですよ。
でも、大納得です。
「分からないこと」の日本語訳が「不安」だもんね。
さてもう一人の登壇者、
岸本助産院の岸本玲子先生。
岸本
「メディアの仕事は、「何かあったこと」を伝えることです。
飛行機は100万回無事に「着陸」しても、
1回の事故のNEWSで、「飛行機は危険!」だとみんなに伝わります。
自宅出産も、たった1件起こった「事故」が報道される仕組みで、
出産は病院で!自宅は危険!と思考が洗脳されてしまう。
私は16年間、助産師として多くの赤ちゃんを取り上げてきました。
事故なんて、1~2件も起こりません。
99%が何もなく安産で産まれてくるんです。
そもそもお母さんが産むというより、
うんこのように、入れたものは勝手に出てくるんです。
お母さんの体調さえ整えば、勝手に出てくるうんこを出すために、
予約して病院に行って「うんこ」を出しているのが現代です。」
いま、うんこって文字をタイプしながら変換したら、
「産ん子」って出た奇跡w
マジ関係あるのかも。
とにかく、昨日のイベントでは、
人間なら誰もが必ず経験する
「入り口(産まれること)」担当の岸本先生
「出口(死ぬこと)」担当のあや先生
の2大イベントを見まくっているプロ2人から、
入り口も出口も
「病院」で隠されてるから
不安になっとんねん!
どっちも、本来はニンゲンにとって「一番身近にある現象」や!
隠さんと、コミュニティで堂々とやれや!
みたいなことを、関西弁で熱く教えて頂きました。
子供を病院で産むようになったのなんて、
「ここ40年」くらいの歴史。
それ以外の299,960年は全部、
地域やコミュニティで産まれ、
コミュニティで死んでいった。
産も死も、祝福されながら。
かなり素敵な先生でした。
夏バテで上手く文章に出来てないので、
昨日の動画があればUPしたいのですが、誰かあるかな?
岸本先生の口から直接聞いてほしいのですが、
俺が大阪に住んでたら、間違いなく岸本助産院で産むわって、昨日思いました。
おっさんだけど。股に穴ないけど。
昨日の動画が、どっかから出てくることを祈っときま~す。
大阪の皆さん、
そして大阪セカイムラの皆さん。
昨日は、本当に素敵な会を企画してくれてありがとうございました。
セカイムラマルシェも、歌もピアノも↓
「病院が隠すから不安になる!」
専門用語つかって、あたかも「知らないこと」のように思わせられたら、
利権関係者の勝ち。
でもな、有史以来、全人類で数百億回「経験」してきた「産」と「死」が、
「知らないこと」なわけが、ないねん。
DNAに刻まれとんねん。
俺らは全員、産まれて死ぬんじゃい。
「知らん事」なわけ、あるかい。
岸本助産院のようなコミュニティが、
全国にマジいっぱいできますように。
↓(おとといの光楽園)↓
みんなで、産んで
みんなで、看取る
産(3)
死(4)
GOひろみ
????
そんな場所を、『みんなが集まれるコミュニティ』を。
全国各地にいっぱい作るお手伝いをしているセカイムラは、もっと頑張らんと。
ちなみに大阪セカイムラさんは、まだ集まる拠点がないそうなので、
素敵なコラボを実現してくれた大阪セカイムラの皆さんのために、
岸本助産院の隣の古民家が空くのを、遠い沖縄から呪い気味に祈っときますね。
素敵な会を、ありがとうございました。
↓集まれるナカマと、集まれる場所をみんなで造るコミュニティ活動セカイムラ↓
昨日の記事も読んでない人は必ず↓
病院で産まない選択はこちら↓
とりあえず、今日までは。
↓こちらのあいさつで、結ばせて頂きます。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「産と死とGOひろみは人類全員が経験するイベント」と言いながらポチ↓ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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