友達同士で飲んでる団体の中から、

巨大な「はっくしょーん」音と笑い声。




友達A
「お前なんなん?(笑)

マジで、わざと出来る限り遠くに飛ばすようにしたとしか思えん!

ギネスとか狙っとるん?

確信犯やなコイツ!」


わーっはっはと笑い声。

それを聞いていて横で、

「いや、意外と、ありなん」と。




くしゃみって、出来る限り遠くに飛ばすように発達してきた機能だよねと思った。




人間の身体に(動物の身体に)は、

無駄な「機能」や「仕組み」は無い。

無いというか、残っていない。


何十万年かけて、要らない機能なら退化して消え、

必要な機能だけが残り、進化してきた。




まだ残っているという事は、

その機能における「動作」や「威力」とか全てが最適に調整されていて、

何らかの役割があるという事。



※例えば「わき毛」がフェロモン拡散のための細い棒だった(⇒過去記事)ように。




クシャミは、

出来る限り「遠くへ」飛沫を拡散するために調整された機構。










クシャミの速度は時速320km。新幹線か?

スパコン富岳のシミレーションでは「8m」飛ぶそうな。


・ほこりを気道から飛ばすため
・細菌やウィルスを飛ばすため
・体温を上げるため


とかの説明がよくされるけど、

「できる限り遠くに広く、自身の唾液を飛ばす」

ことの「意味」があるはずだ。


よし、ウィキペディアで徹底調査だ!
(現代のフィールドワーク)




江戸っ子は「くしゃみ」をしたらすぐに、

「てやんでぃべらぼーめ!」って本人が言う。

ブッダがクシャミしたら、弟子がすぐに「クンサメ」という呪文を唱えた。

アメリカ人は「ゴッドブレスユー!」と周囲の人が必ず言う。

ドイツでは周囲が「健康を!」。

沖縄では、くしゃみした人にすぐ「クス(うんこ)クエー(食べろ)」と言う。



やはり・・・、何かがある。

くしゃみには、何かがある!!

 

 





よし、ウィキペディアの中で更なる調査だ!
(良い時代よねぇ)




古代ギリシャでは、くしゃみは「神々の意思」とされ演説の最後で出たら、

神が許したとなる・・・。



日本では、

クシャミの回数で、その理由が変わる。

「一に褒められ、二にふられ、三に惚れられ、四に風邪」。

3回くしゃみが出たら、誰かに惚れられている。


日本だけじゃなく、

クシャミをしたら「誰かがうわさしている」という言い伝えがあるのも謎。




ますます、気になる。

これはちょっと、本腰を入れて調査だ!

 

 



いざ、ウィキペディアの脚注へ

(ウィキペディアあれば、もう図書館とか閉館でよくね?)




古代の日本ではクシャミをすると魂が鼻から抜けると信じられ・・・。

寿命が縮むとされていた・・・。

アイヌでは、赤ん坊がくしゃみをすれば周囲の者が「シコンチ、コロ」(糞頭巾をかぶった)と唱える。

赤ん坊が邪神に取りつかれないための用心である。





うん、いよいよ分からん(笑)


 

 

ここまでを軽くまとめると


〇クシャミは本人が出すぞと思って出せない、止めようと思って止まらない、
要するに「自発的な行為」じゃないため、「他動的」だと捉えられた。

そのため

・誰かがウワサしたから出た
・神々の意思
・マジムン(魔物)がとりついた

などと考えられた(文化的に)。


〇上記の考えが根底にあるのか、周囲の人がクシャミをした人に呪詛をかける。

・ブッダがクシャミをしたら弟子が「クンサメ」と呪文をすぐ唱えた
・アメリカ人はすぐ「ゴッドブレスユー」
・沖縄人は「クソ食え」

⇒クソに関係してる???


クソは微生物のカタマリ。

飛沫も細菌やウィルスのカタマリ。

ウィルスは宿主に対する憑依現象・・・。






なんか、ウィキペディアのくだりが楽し過ぎて、

もう途中から当初の趣旨がどうでも良くなってきたけど。


とにかく、初速が320km/h 出て、8mも飛沫を飛ばすという人間の「くしゃみ」機能は、

それだけの威力や、出来る限り遠くに飛沫を拡散する役割があったはずです。



やっぱり単純に考えて、

自分の種族内にウィルスを伝搬させたかったんでしょうな。

ウィルスは免疫プログラムの定期的なアップデート版として配布されるから、

その「アップデートソフト」をクシャミに乗せて、

できる限り遠くに飛ばして、同じムラの仲間全員に伝えたかったんだろうなぁ。

 






マスク・・・。

何だったんだろう、この2年間は。子供たちにとって。

 

 

 

 

 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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