「そう簡単に成功させてたまるか」

と、言っている人が観えます。




サラリーマン
「やっぱり!

いや、そうだと思ったんだよ。

何をしても、一筋縄ではいかぬ。

苦労ばかり。

FIREとか言って、楽に投資で成功してる奴らが憎たらしいほど、

俺の人生は山あり谷ありなんだ。

で、誰が言ってるんだい?

俺の足を引っ張ってる奴。

生き霊とかいうやつか?」



占いババ
「本当に聴きたいですか?」



サラリーマン
「聞きたいに決まってるじゃねーか。

何のために高い金払って、新宿くんだりまで来てると思ってるんだ?

あんたが有名な占い師だからだ。

見えるんだろ?

誰だい?俺に対して、

「そう簡単に成功させてたまるか」と呪いを飛ばしてるやつ。

同期の山田か?

出世コースは戦争だからな。

それか、昔の恋人とかか?」






占いババ
「どちらも違いますね。」




サラリーマン
「じゃあ、誰なんだよ?」

 

 

 

 

 

 






占いババ
「お答えしましょう。

あなたに、「そう簡単に成功させてたまるか!」

と言っている人、それは。

生まれる前のあなたです。」





サラリーマン
「はぁ???

生まれる前の、おれ?」





占いババ
「はい、そうです。

人は生まれてくる前に、ある程度の人生のシナリオを書いてきます。

どういう人生であってほしいか。

この世はアトラクションですので、

できるかぎり「楽しもう」と思うもので、

スーッと簡単に何の苦労も無く終わるハリウッド映画なんて誰も見たくないように、

生まれる前のあなたが、そう言っているんです。

「そう簡単に成功させてたまるか」って。」






サラリーマン
「うわー、俺って生まれる前からバカだったのか・・・。

自分で自分の足を引っ張ってるなんて。

死ねばいいのにそいつ。

あ、俺か。

そして、死んでるか。」






占いババ
「まぁバカなのは否定できないのですが、

「そんな簡単に成功させてたまるか」と言っているからには、

理由がちゃんとあるのです。

毎日、寝る間も惜しんでやり続けて、

夢に向かって歩き続け。

簡単には行かず、時には仲間に裏切られ、

なんだよくそ!と言いながらも、

 

それでもあなたはゴールを目指して進んでいる。


その夢が叶ったとき、どれほどの喜びが待っているのか。

それが分かっているからこそ、シナリオライターのあなたは言っているのです。

今のあなたを、別室からモニタリングしながら。

「そんな簡単に成功させてたまるかよ」って。

それは、嫌がらせではなく大きな愛なのです。

あなたの人生に用意される「苦難」は全て、別室で見てるあなたの愛なのです。」









サラリーマン
「・・・。

なぁ、占い師さん。

あんた、凄い腕前だって聞いてるよ。予約取るのも、3か月待った。

きっとあんたなら、別室への通話も可能だろ?

そいつに、伝えてくれないか。

俺の人生を別室でモニタリングしている”いつぞやの俺”に。」




占いババ
「はい。伝えられますよ。

なんてお伝えしましょうか?」





サラリーマン
「クソつまんねー人生、ありがとよって。

お前が用意してくれた以上のサイコーの喜びを、

お前も想像すら出来ないくらいの・・・、

シナリオや台本をも超えたサイコーの喜びを。

一緒に、ゴールで味わおうなって。

伝えてくれよ。

それ見てビビんなよって。

おれ、頑張るからなって。」




占いババ
「了解いたしました。」





ここは新宿、占いの家。

今日も誰かが人生をぼやきにやって来る。

ここは新宿の中でもトップの占いの家。

今日もぼやきにきた誰かが、

顔を輝かせてその人生に帰って行く。

 

 

 

 

 

あなたが、この世に来る前の会話↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中3の長男コクトウ君と、小5の長女ザラメちゃん、3才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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