最近旅行していても楽しくない理由が、

やっと分かったんです(遅い)。



2019年まで。

ホテルで俺は、お客さんだったんです。

スーパーで俺は、お客さんだったんです。

飛行機で俺は、お客さんだったんです。


でも、今じゃ違うんです。

ホテルでは「マスクをしないと怒られるんじゃないか」と怯え、

飛行機では「降ろされるんじゃないか」と顔色を伺い、

レストランでは淡が絡んでも「咳をしないように」と店員の視線を気を遣い。



これ、どっちが上なのか
分からない状態に
なってるんです(笑)




もちろん、「お客さんの方が上」なんて元々思ってないし、


「お客さまは神さまじゃない」って本も書いてるし、



 





店員に威張り腐ったりもしてなかったけど、

少なくとも、店員の顔色をビクビク伺い続けていたことは2019年まで無いんです。


だってお金を払って、その「リラックス」や「サービス」や「空間」を買っている立場だったから。



でも、なんか最近違うんす。


「正しさ」という名の、警棒を店員さんが持ってるんです。

「他人を注意してもいい権利」って、持ったことあります?

これって、滅多に手に入れられないと思うんですよ。



先生が、生徒に。
警察が、市民に。
社長が、秘書に?


そのくらいだったと思うんですよ。




その職業以外に。



「他人を注意してもいい権利」って、持ったことあります?



よーく考えたら、なんじゃそりゃ。ですよ。

「他人を、注意して良い権利」ですよ(笑)


それを、色んな人が持ってるんですよ。今って。


2019年まで、その権利を持ってる人なんてホント少なかった。





今じゃ、他人を注意する機会が沢山あり、

その場所には要するに「私の方が絶対的に正しい」という思想がはびこっている

だからこそ、「注意」ができる。



スチュワーデスさんや、ホテルの従業員さんや、レストランのお姉さんを批判する記事じゃないのであしからず。



「他人に注意できる権利」を、多くの人に手渡しているこの社会の状況が、ヤバイなと。分断される。




そしてその手渡されたエサを手に持って、「絶対的な正しさがある!」と錯覚してしまう人が増えているこの雰囲気が。



本来の人間たちの姿からは、だいぶ離れているよなぁ~と気づいたので報告でした。


店員さんの立場にある人もいっぱい読んでると思うので、

チェックしてほしくて、書いている。



「他人へ注意できる権利」って、2019年までは無かったはずだよねーと。

そして今、それがあなたには手渡されている。


注意とは、「私だけが絶対に正しい」という思想の下にふるえる行為だということを知り、

もちろんマスクとか消毒を客さんにお願いしないとイケナイ立場なんだけど、



どこかその態度に慢心が無いか、チェックしながら、ぜひあなたの素敵なサービスに活かしてください。





本来。誰にも「他人を注意できる権利」なんてないはずだから。


※昨日の記事に誤解して、

「他人の出席を消して走らせて笑う鬼畜野郎」のような(笑)誤解を受けたとご指摘。ありがとう。

よく読めば、

「自分の欠席を消して生き延びたインチキ野郎」の方が正解ですので、よーく読んでみてね。

まぁ、どのみちインチキ野郎ですが(笑)

他人には迷惑かけとらん。







川のイスキヤ光楽園の、

26日~31日までの参加受付フォームでーす。

 

あれ?今日は26日で、今日からこのフォームを公開ってことは、
今日のリフォームに申し込めてる人は0ってこと???

 



この9日間で、トータル70名くらいと過ごし、
たったの1度も「コロナ」や「ワクチン」の会話にならないんですって。
楽しいと、かまってられない単語たちなのかもしれない。

 



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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、2才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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