地球でボールを「ぽーん」って投げたら、

すぐ落ちる。

「遠くまで飛ばす」のは難しい。




ところが、宇宙ではむしろボールを止める方が難しい



というか、一度「加速」した物体は永遠に止まらない。

(外力が働かない限り)


慣性力

基準慣性系に対して運動する物体は、
その物体に力が働かない限り、
基準慣性系に対する運動状態を一定に保つ(等速直線運動する)。
by wiki




何言ってっかさっぱりですが、



宇宙空間を移動している物体は、永遠に飛び続けるんだぜ!

むしろ、この宇宙では「止める」方が難しんだ、友よ。



って言ってる予感。



じゃあどうして地球上では物体はすぐに(橋本聖子以外は)止まるかと言うと、

地球の「重力」が引っ張るから。

こっちの方が、特殊。


「止まる」方が凄い。

ふつうは、永遠に止まらない。


永遠にスピードが変わらない。







その上で、最近話題のコロナ君。

彼がやったことを、「いいこと」や「わるいこと」という視点を完全に抜いて見てみよう。

運動量(エネルギー)の観点から。


コロナ君の凄い点は、

慣性を破壊した点。



きっと彼が現れなかったら、

居酒屋が8時に閉まるなんてことは、永遠になかっただろう。




彼が現れなかったら、


スカスカの山手線なんて永遠に見れなかっただろう。



彼が現れなかったら、

飛行機が減便することなんて永遠になかっただろう。



彼が現れなかったら、


静かな夜の街も永遠に見れなかっただろう。



彼が現れなければ、


工場の排気ガスの量は変わらなかっただろう。



地球上のあらゆるものの慣性を破壊したのは、本当に凄いことだなーと。


「地球上の」、というか人類だけに作用したウィルスなので、


人類のやっていた、あらゆる行事、あらゆる習慣、あらゆる行動の加速度を変えた。



それに伴い当然、排気ガスが変われば雲の量などが変わる通り、


地球という惑星の中のあらゆる慣性系(あらゆるスピード)も変えた。







こうして、「慣性」が破壊された場所には必ずあるモノが現れる。



それは「変化」だ。





なぜなら「慣性力」とは、一定で変わらない(等速直線運動)という意味だから。


慣性が破壊されると、ありとあらゆるもののスピードが変わるのだから、そこには「変化」が現れる。


(慣性の破壊、そこにしか変化は現れない。)





あなたの生活を振り返れば分かるはずだ。


ペースが速くなったものもあるだろう。


家族と過ごす回数。


ウーバーイーツに電話する回数。


家にいる回数。



ペースが遅くなったものもあるだろう。


職場の飲み会の開催数。


運動会の開催数。


手洗いの開催数。




変化した全ての「習慣」を思い返してみて、


それらは、コロナが現れなければ永遠に変わらない習慣だったことが分かるだろう。




習慣⇒った

⇒固定観念「アタマ」で、こうしなきゃと思い込み

⇒そのエネルギーだけでずっと続いていたもの






このコロナ騒動には、良いことも悪いことも1つも無かった。

そんなの個人の主観的な意見だから。


コロナで良い事も悪い事も実は1つも起こっていない。




でも、このコロナは、

完全に「これまでの流れ」を破壊してくれた。

そしてそれはコロナ以外では無理なことだったと思う。




あとは、その「変化」の波を、

しっかりと捕まえるだけ。


加速度が変わった。車窓から見える風景が変わる。


見えなかったモノが見えてくる。


見えていたモノが見えなくなってくる。




その「変化」の波を、

しっかりと捕まえるだけ。





ありがとう、コロナ君。


断ち切ってくれて。

ありがとう、慣性を破壊してくれて。

ありがとう、僕らは「ずっとあのまま」だったはずだから。


ありがとう、一定速だとツマラナイだけの人生劇場へ、車窓から見える風景の変化を。










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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中2の長男コクトウ君と、小4の長女ザラメちゃん、2才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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