三年前に浅草でウナギを食べた後に、

いつも通り「スイーツ」が食べたくなって、

あんみつ屋さんに入った。



おばあちゃんが1人カウンターに座っていて、

話しかけて来たから、

「作家をしてます」と答えると、

エロ小説を書きなさいと熱弁された。


誰か有名なエロ小説家?の名前を出してきて(例えば中村勘九郎という名前だったとしよう)、


「中村勘九郎が凄いところはね、

〇〇で、××で、

あんたも、そうなりなさい!

平成の中村勘九郎になれるわよ!」


と説得された。


「官能小説の、何が良いんですか?」と聞いたら、

素敵な答えを返してきた。


何のための、小説なの?

現実社会で出来ないことを、文字の中に夢見るんでしょ。


あなたも不倫しちゃダメよ、その熱情を文字に落とし込むの!


70才は超えてたと思う。そのおばあちゃん。



 

 

 

BRAHMANのtoshi-lowが奥田民生に、

「あの曲って、なんであんなに素晴らしいんですか?」


民生
「想像だからよね。

ある時に、曲は全部想像で行こうと決めたんだよね。

サラリーマンなんかやったこと無いけど、サラリーマンの曲も作ったしさ。

言ってみれば「作り物」だよね。」



経験した人のコトバは強い。

でも、

想像の中から引き出してくるストーリーだって、

人の胸を打つ。

現実臭さが無い、突拍子もない、根拠もない。

だけど、感動は生める。

いや、「だからこそ」生める感動もあるんだろう。



言ってみれば「ニセモノ」だし「イミテーション」だ。

でも、だからなんだ?

想像の世界にしかない、美しさはプラトンの時代の「イデア」から息づいている。


 

 

 

「ミルク」。良い曲だった。

子供が居ない人が作ったとは。





※県をまたいではイケナイ?時期に(笑)

県をまたいで、タネをお隣さんまで運ぶ、

運び屋さん募集中。

特に、沖縄から鹿児島へタネを持ち出してくれる方!応募お願いしまーす↓

250名の応募があるそうで、

「全員に返信できないかもしれない」と、取り纏めの方からメッセージです。


 

 



↓「経験者のコトバは響くねぇ」ってよく言われるけど。

「経験したことも無いくせに」って言葉も、よく聞くけど。

でも、まだSEXもしたこと無いはずの男子中学生が、

作り話で色んな想像を膨らませて、友達に見栄を張る。

 

俺は、やったんだぜ、と。

全て「ウソ」かもしれないけど、どんな実体験よりも興奮するように話せているかもしれない。



3年前の9月。こんな店↑だった。

「エロ小説家になりなさい!

平成の中村勘九郎になれるわよ!

何のための小説なの?

現実世界で出来ないことを、文字の中に夢見るんでしょ!」



・・・。

いま抱えている原稿、次回作はバシャールwww

どうなるwww

バシャールの官能・・・。

ごめん、おばちゃん!

俺は平成の中村勘九郎にはなれん!


↓今日は下の2つのボタンを押す祭、

「とにかく中村勘九郎に謝れ」と言いながら
ポチ、ポチ↓

 

 

応援人気ブログランキングへ ガラケー用  にほんブログ村 哲学・思想ブログへ感謝

↑いつもボタンクリ応援・口コミ応援ありがとうございます↑


 

▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

詳しいプロフィール


この作者の記事をSNSでフォロー
everblog
   

 


 

⇒みつろうTV

 

ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓