【エネルギー保存の法則】があるこの宇宙では、
全ての「動き」は、必ず「他のエネルギー」と等価交換される。
こちら側が「手渡した運動量」と、
同等のエネルギーが必ずあちら側から還元される。
人類はもっぱら、「労働」というエネルギーを、
何と「交換するか」を考え続けて来た。
アリさんだったら、「労働エネルギー」を「ブドウ糖」に交換する。
夏の間に「労働エネルギー」を使って、あめ玉とかクッキーとかを拾ってくる。
そうやって巣の中に【貯蓄したブドウ糖】のエネルギー量は、
夏の間に【労働】として失ったエネルギーにおおむね等しい。
自分たちの【労働エネルギー】を、
【ブドウ糖】に交換したのだ。
さて、人類も。
会社で、
工場で、
国会で【労働エネルギー】を放出し続けているのだから、
それと同量の【ナニカ】にエネルギーが変換されていることになる。
現代では【お金】である。
アリさんが【労働エネルギー】を【ブドウ糖】に変換したように、
人類は、
【労働エネルギー】を【お金】に変換する。
そしてアリさんが冬場に貯蔵庫から「クッキー」を出してきて食べると、
「カロリー(エネルギー)」として体内へ再変換されたように、
【お金】というエネルギーも、再変換が可能だ。
八百屋へ持って行けば、【ブドウ糖】になるし、
不動産屋へ持って行けば、土地となりタネも植えられるし、
弁護士事務所へ持って行けば、自分の代わりに考えてくれるエネルギーになるし、
マッサージ屋さんへ持って行けば、体表面を揉んでくれるエネルギーになり、
タクシーへ持って行けば、自分を運んでくれるエネルギーになる。
こうして、
【労働エネルギー】と【お金エネルギー】を一度交換し、
【お金エネルギー】を【ナニカシラエネルギー】へと再変換している。
ところが、それは平時のこと。
平時の反対語は「戦時」。
戦時は、【お金】というエネルギーは使えない。
というか、戦時は一番「お金」が邪魔になるらしい。
うちのおばあちゃんも、郵便貯金へと貯蓄した【エネルギー】が、
完全に国に吸収されたらしい。
そこで、戦時の前に【お金】というエネルギーを、
何に変換しておくかを投資家たちは学んでいる。
昔から有名なのが、「戦時のゴールド」。
てことで、コロナが始まった3月頃から金相場は急上昇。
【石油】に変換し始めた人たちもいる。
【外国株券】に変換し始めた人たちもいる。
とにかく、やってることは全部、
【自分の過去の労働エネルギー】を変換した【お金】から、
【安全な何か】に再変換したいという願い。
ちなみに、【労働エネルギー】の変換に【お金】を介さず、
【信用】に変換し続けた人たちも居る。
例えば、隣のおばあちゃんの家の【電球を交換してあげた】とする。
そこで使ったカロリーが、300kcalという労働エネルギーだとして、
そのエネルギーは、【信用】というエネルギーに変換された事になる。
【草刈りをしてあげた】も、【信用】に変換されるだろう。
日本の農村では、ご近所みんなで草刈りしてお手伝い。
これらの【労働エネルギー】も、【信用】に変換され、
きちんと「保存」されている。
あなたが骨折して困った時には、
隣りのおばあちゃんが【動いて】くれる。
【信用】に変換して貯蔵した労働エネルギーが、
おばあちゃんから還元されて帰って来た事になる。
ところが、この【信用】というエネルギーはその性質上、
ご近所さんにしか貯まらなかった。
遠くの親戚より近くの他人
と言うように、
これまで「山梨県の田舎」の村の誰かの【信用】が、
おフランスに貯まる事は無かった。
ところが、「インターネット」が発展した。
これがどのようにエネルギーを互換するのかは、
これから有事になった際にしか判明しないけど、
例えばAさんとBさんは離れた場所に居る。
でも、お互いネットの情報発信を介して【信用】にエネルギーを蓄えた。
今じゃAさんはBさんのことを、【100マチガイナイ】と信用している。
BさんがこれまでにAさんに伝えてくれた「情報」や、
Bさんが作った音楽動画などを観て、
AさんはBさんを【100マチガイナイ】信用している。
それはまぎれもなく、
Bさんの労働エネルギー【100キロカロリー】が、
【100マチガイナイ】に変換されて、
Aさんの胸の内に貯まっていることを意味する。
さて、ここに戦争が起こった場合。
このネットを介した【信用エネルギー】はどうなるだろうか?
たしかにBさんの【労働エネルギー】は「遠いおフランス」でAさんの胸の内に貯まっているかもしれないけど、
戦時にそれを再変換して「こちら側に還元する」のは難しいかもしれない。
何より「WWW(インターネット)」自体が米軍の敷いたインフラだから、
戦時には凍結されるだろう。
やはりネット時代でも、
「近い場所の人たち」との繋がりは、
パワーになる。
だからこそ、全国47のご近所ハタカツが盛り上がっているのは、とてもイイコトだと自分は思う。
あと最近多いのが、
【智慧】とか【経験】や【勉強】に、【お金】を替えておくこと。
いま大人気らしい。
これまでは、【労働エネルギー】を変換して電池のように貯めた【お金】が使い物にならなくなる前に、
ゴールドや、石油や、株券、へと【お金】を再変換する投資家が多かったけど、
大投資家じゃない個人に出来る事として、
「生きる智慧」へと「お金」を変換しておく、
ワークショップが今年メチャ人気だというのはうなづける。
「畑のワークショップ」とか、
「家造りワークショップ」、「井戸掘り」「狩猟」、
「服作りワークショップ」とか。
これは、【お金】が使い物にならなくなる前に、
【智慧】へと変換して、貯めておく方法だろう。
または、
「タネ」とか「苗」にお金を変換しておくのも人気。
戦時に「1万円札は」マジで必要ない物質になるけど、
↑この有名な漫画「北斗の拳」では、
こうなって、
その後に、
【稲の種】がエネルギーを蓄えるモノとして出てくる。
まぁ、この後、ケンシロウが死ぬほど↑こいつを殴り殺してくれるから、
(それはそれは、スカッとするくらいに)
安心して(笑)。
あと、戦争が起こるぜ、ビビろう!って言ってる訳でも無いから、
安心して。
この質問へのアンサーとして、
ポートフォリオより、
↓ハタカツ楽しいよ~ってことと、
↓年末も、うちの畑の隣では「家造りワークショップ」やってるみたいだよ~ってことと、
↓俺が「労働エネルギー」を貯めまくって「謎を解明した」第11倍音を全身で浴びて、
年末を乗り切ろう~。
って話しでした。
Bai naraー
Facebookのほうが今日は上手に書けています。
ブログの内容と、Facebookの内容は違うので、
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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