10年くらい前に、大掃除をした。

「断捨離」という言葉も流行ってなかったので、

それは大掃除だった。




ただ、徹底的に昔のモノを処分した。

特に、バンド関係の機材を徹底的に処分した。

テクニクスターンテーブル、CDJ、ミキサー、ドラムマシン、

シーケンサ、MTR、エフェクタ、etc、

山のようにワゴン車の中に詰め込んで売りに行ったら、

定価の5%程度の買い取り価格のはずなに8万円くらいになったので、

相当の量の処分だった。



結婚後も部屋を1つ「楽器庫」くらいの感じで占領していた山盛りの機材たちから放たれる、

「使ってよ~」とか「バンドしようぜ」みたいな「未練」たらしいエネルギーが0になったからなのか、

1か月後に会社を辞めることになった(笑)


あれはどう考えても、

「徹底的に捨てた」ことによる影響が1か月後に跳ね返って来た出来事だった。

まさか自分が音楽機材を棄てる日が来るなんて思ってなかったし、

それを棄てたら、会社を辞めることになるとも思ってなかった。




その出来事で、断捨離(物質の除去)により人生に変化が起こることって本当にあるんだと痛感した。

起こったモノは起こったので、

とにかく、どういう仕組みなのかを自分なりに仮説を立てた。


①物質が出す波動

↑こんな言葉をよく聞く。

物質が「未練」や「波動」なんて出すんかい?って思うけど。

ただ、全ての物質は「振動」している

波なのだから、近くに居たらトビラを震わせ、空気を震わせ、

観測者に届く。

また、重みがあれば「重力波」も出ている。


捨てた音楽機材は、クローゼットの中でほこりをかぶっていた。

要するに「目(可視光)」では、僕に訴えかけて来てなかったはず。

あり得るとしたら赤外線か紫外線かX線とかの電磁波で、

ドアを透過して伝わっていた「振動」だろう。

その「振動」を目(網膜)以外の器官で感受していたのかもしれない。


②こちらがわの意識説

日常では、クローゼットの中に「バンドの機材がこんもりある」なんて意識してない。

大学時代に溜め込んだ機材だし、社会人になってからはあまり使ってない。

ただ、

「あのタンスの中には機材がこんもりあるよな」と、

どこか無意識で感じ続けていた可能性はある。

「可能性はある」というか、無意識領域は全ての過去の行動データを記憶しているので、

覚えていただろう。


となると、「家の中にバンドの機材がある」と常に思い続けることで意識は「影響」を受けていて、

それが急に「実際に無くなった(棄てた)」ので、

日常生活で常に「無意識下で気にかけていたこと」が消えて、

態度や、意識や、行動が変わり、

「大変化」が起こったのかもしれない。



③表面意識の効果

潜在意識だけではなく、「表面意識」にも片付けは効果があると思う。

人間は絡まっていること、複雑な事が嫌いで、

エゴはシンプルライズ(簡素化)が好き。

大掃除の間「片付ける」という行為を何度も繰り返すことで、

表面的な意識もスッキリして、

その後の態度や行動が激変して、人生が変わったのかもしれない。




で、なんで今日は「断捨離」の話しをのっけからしているかというと、

昨日、同じアパートの別の階に住む母のクローゼットを大掃除した。

1日中かかって、洋服を断捨離。

息子が棄てようとすると「いつか着るから!」と言うのが可愛い。

80才だけど「いつか」を観ている。

100才まで生きたとしても、あと20年。

毎日衣装替えしても、着ない服は絶対に出ると思うけど。



もしも、母の家の断捨離で自分の人生にも変化が出たとしたら、

仮説③の影響が強いことの証明になる。

だって、「自分の家」じゃないから。

まぁでも、母の家なので「無意識にいつも気にしていた」可能性はあるから、

人生に変化が起こったら②の可能性も出るのか。

なーんだ。

これで、仮説が1つに絞れると思ったんだけど。





だれか、まったく他人の家の大片付けをして、

「自分」の人生に激変が起こるか、試してくれない?

「まったく他人の家」だったら、

①の振動は届かない。

②の「無意識では常に気にしていた」説も消える。

まさか、まったくの他人の家のことを「無意識に」気にしてる人は居ないよね?

いま、板東英二さんの家のクローゼットは汚いなぁ、片付けたいなぁ~と気にしている人、居ないよね?


まったく他人の家を大掃除して、

もしも、その後に人生が激変するなら、

③の影響が強いことになるもんね。


「片付け」という
行為そのものをすることで、その後に効果が出る。

「ランニング」という行為をしたら、「痩せる」みたいな感じで、

「片付け」という行為をしたら、「人生が変わる」みたいな。






デラックス「なんで、この写真が何度も出てくるのよ!!!」


いや、昨日片付けしたけど写真撮ってないから。

ビフォアもアフタも無いから。

とりあえず「断捨離」って画像検索して表示されたこの画像を使い倒そうかと。






まぁ、誰かまったく他人の家を大掃除してみて、

「自分」に影響が出るか、またはその家の「他人」に影響が出るかを調査してみて。

自分に出たら、③の仮説が立証、

他人に出たら、①か②の仮説が立証。


よろ〜。

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場所:ミューザ川崎シンフォニーホール
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↓完璧に仮説を立証してみるなら、



「近所に住む他人の家」の大片付けと、

「遠方に住む他人の家」の大片付け、

⇒振動が届いている可能性の立証①



「別に気にならない部屋」の荷物をある日なぜか棄てるケースと、

「ずっと気になっている部屋」の荷物を棄てるケース、

⇒「無意識で気にしてた説」の立証②





まったくの他人の部屋を、ピンポンして、

「あのぉ~、あなたのこと、まったく知らないですよね?

あってますか?

私、あなたのことを、まったく知らない関係性であってますか?

あっている場合、あなたの部屋の荷物をメッチャ棄てさせてください」

の殴られるケース。

⇒「片付け」という行為そのものが効果がある③


これを誰かやってみたら答えは出ると思います。

さらばじゃ。

 



8年前の断捨離の記事↓めちゃオモロイ。
2話連続でお読みください。

 

 


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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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