「質量」とは、物体の「動かしにくさ」のこと。
1トンの自動車でも、タイヤさえ回り出せば、
か弱い私でも押せる。
ところが、完全に静止した状態から動かすのは至難の業。
同じように、35℃の物質を37℃にするのと、
10℃の物質を37℃にするのでは、
使うエネルギーがかなり違う。
35℃(すでに温まっているモノ)を、37℃にするのはメチャクチャ楽ちん。
細菌や微生物には、最適増殖温度というのがあって、
小さきものたちによる「温度帯」の取り合いが行なわれている。
ぬるま湯(37℃くらい)が大好きなさとうみつろうさんが温泉で、
熱いお湯(42℃)が好きなどこかのおじさんと湯船の蛇口権を奪い合うように、
「大好きな温度帯」をかけて、微生物たちが【人体(宿主)】の温度調節権を奪い合っている。
風邪をひいた時に高熱が出る理由は、
マクロファージを始めとした免疫細胞が、38度くらいが好きな温度帯だから。

このマクロファージが38.5℃で一番増殖するってのは、
わりかし最近分かった研究らしい。
とにかく、発熱する事で人体はヴィールスと戦っている。
というより、
人体という空間の、エアコンの権利を奪い合っている構図。リモコンの奪い合いね。
人体を高熱にできたら、免疫細胞の勝ち(好きな温度帯)。
人体が冷えていると、ヴィールスの好きな温度帯(勝ち)。
この、人体リモコンの奪い合い合戦の期間のことを、
僕たちは「風邪」と呼んでいるのですが、
ご存知の通り、夏風邪ってメチャクチャ楽です。
夏に風邪をひいて「辛い記憶」ってありますか?
たいてい、つらい風邪は「冬の風邪」ですよね?
なぜなら、夏は外の気温が30℃あるから。
冬だと外の気温は10℃くらい。
30℃の液体中にある「人体」を、38℃まで上げるのと、
10℃の液体につかった「人体」を、38℃に上げるのでは、
使うエネルギー量がまったく違う。
冬の風邪がしんどいのは、
外気温が低いので、体温を上げる(マクロファージが増殖する温度帯まで上げる)のが、
めちゃくちゃ大変だから。
だから冬の風邪は、体力を使うし、
げっそりするし、目の前ふらふらする。
あれぜーんぶ「発熱するためのエネルギー発電」による弊害。
一方、夏風邪が楽ちんなのは、
エネルギーを消耗せずとも、体温を「理想の温度」まで簡単に上げられるから。
コロナ第2派が怖いという人が多いようですが、
どっちみち冬にかかるくらいなら、
絶対に夏に罹った方が楽に決まってます。
むしろ、夏にかかったら「ラッキー!!!」くらいに思った方が良いはず。
どっちみち「かかる」と前提した場合ね。
どっちみち上戸彩に抱かれるくらいだったら、今のうちに深田恭子に抱かれといた方が良いみたいな感じです。
???
例題がイミフ過ぎて日本全国「総ポカーン状態」になりましたが、
この夏が恐怖で、深刻に悩んでる人が多いです。
でも、どっちみち冬にかかるくらいなら、
気温が高く、体温の上昇エネルギーを使わない夏のうちに、
「楽に」終わらせておいた方が良い。
せめて、そんな【考え方】を聞くだけでも、この夏の「過度の恐怖」から逃れられると思いますよ。
いよいよ、新刊が8月3日に全国の書店で発売。
↓いま発表してるのは「感染者数」じゃないですか?
あれって、卑怯だと思うんですよ。
「患者数」じゃないんだから。
不顕性感染(症状がまったくないのに感染してる)だって多いんだから。
検査して「陽性というマークが出た人」の数をオドロオドロしく発表するもんで、
うちの可愛い小3の娘まで、
「ぱーぱー!沖縄、今日ついに50人超えたってよ。
もう、本当に怖いよー!」
って怯えてる。
数字ばかりが増えていくから、まるで敵が巨大化してるホラー映画みたいな印象を与えとる。
パパロウ
「それ、検査して、マークが出た人の数ね。
何の症状も無いのに、
身の回りで「コロナ」になった人が居るから、念のためにその人たちの粘液を検査したら、
「陽性」って判定が出た、それだけ。
でもその人たち、何の症状も無い人たちね。
要するに、増えてく数字には、健康でピンピンしてる人たちが含まれてる。
ビンビンに健康な人の数が増えて行って、何の恐怖があるの?
数字が「大きくなっていく」から、なんだか怖く見えるだけでしょ?
敵がレベルアップしてるみたいで。
でも、ちゃんと背景を知らないと。
もう小学校3年生なんだから、それが何の数字なのか、ちゃんとファクトチェックしなきゃ。」
とまで難しい言葉は使ってませんが(笑)、
うちの可愛すぎる娘まで脅かすなんて、政府め!
こんど会ったら、「っめ!」っておこっとこ。
苗字が「政」で、名前が「府」!
政府君!こんど会ったら、「っめ!」って怒るからね!数字ばっかり増やすから、印象わるいよ!
そして、起こってることは身体の中の「温度のリモコン」の奪い合い。
人体ってのはそもそも、微生物たちを「温めるための」保温器です。
↓
必読過去記事
↑
経験上、冬の風邪より、夏の風邪の方が「楽」に過ぎて行くでしょ?
じゃ、「どっちみち罹るなら」、ぜひ夏の今のうちに。
少なくとも、ただそういう【考えかた】を持ってるだけでも、この夏を過度に不安で過ごす人が減るはずです。
周りに第2波に死ぬほど怯えてる友だちが居たら、教えてあげてください。こういう考え方もあるよって。
↓今日は下の2つのボタンを押す祭、
「今なら深田恭子のイミフっぷり」と言いながらポチ↓ポチ↓
さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
当り過ぎて怖い!
占いじゃない数学分析
→アニマルロック分析←
今日のあなたはパンクネズミさん?
↓ページいいねであなたのタイムラインにお届け↓