「372年ぶり」

この言葉が、ネット上に溢れていて、

どのサイトでも、372年ぶり。

新聞やTVのマスコミでさえも「372年ぶり」。



どんな計算式なんだろう?

月と太陽の運行に相関は無いから、少なからず2つの数式が必要で、

出た答えを、「照合」する必要があるはず・・・。


出所を一生懸命さがして辿り着いたのが、

お天気キャスターで有名な、森田正光さん。



国立天文台に「夏至の日の日食は珍しいのではないでしょうか?」と取材しました。
しかしながら、返ってきた答えは「個別に調べなければいけないのでわかりません。考えたこともありませんでした。」という思いもよらぬ回答でした。それならば、と独自に調べたわけです。

 

日食などの天文現象が起こる日は、地球の自転や月の公転の速度、それぞれの距離などから、計算で割り出せます。
ですが、夏至にピタリと当てはまる日を探しだすとなるとそう簡単にはいきません。
夏至の日はその年によって異なるからです。
AI時代になり様々な情報がすぐにわかるようになりましたが、どんな仕事も最後はやはり手作業がかかせない。
そんなことを思い浮かべながら、国立天文台などのデータベースを、見落としが無いか行ったりきたりすること数時間
ついに夏至の日の日食が1648年以来、372年ぶりということがわかったのです。


そして、前回がわかれば次回を知りたくなるのが人間というもの。次に見られる夏至の日食は、2802年ということがわかりました。1648年から2802年までおよそ1200年分の日食を探す羽目になりました





森田さんの事が、一気に大好きになっちゃいました(笑)

調べたら、70才くらい。

40才の俺でも、エクセル表とのにらめっこは根気が必要。

老眼バリバリのはずだけど。




「372年ぶり」

どのサイトも、TVも新聞もマスコミも、

その数字だけを「ひょいっ」と抜き出して我が物顔で使うけど。

どんな根拠にも、有り難い労力がかかってるんだなぁ~と感心しました。



次に観られるのは、800年後。

長生きして頑張ろ〜。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

新刊の予約は、おとといから開始になってますが、
『初刷り分』が売り切れると、1か月は待つことになるので、
早めに「予約」しといてね。
給付金で(笑)

 

 

 



↓だって、今回おれが調べた「数値」なんて、

森田さんの生まれた年くらいだからね(笑)

1950年ってことは、たぶんだいたい70才。

俺の調査によると。


その計算だけでも、大変だった!

それなのに、うぅ・・・。



心なしか、キリストに見える(笑)



現代はネットのお陰で数字だけが「バババ」っとある時期に一気に出回りますが、

その出典ソースは意外と素人の予測だったりして、「みんなが大間違い」の可能性もある。


例えば、森田さんが極度の老眼で見落としがあって、

372年前どころか、実は30年前にもあったかもしれない。

でも、ネットでは「372年ぶり」という数値だけが歩き、

TVも新聞も、その数値だけをピック。



うん。

世界って、意外と「もろく」成り立っているのかもしれないですな。





自分のアタマで考えてみる。

どうなるか、を、「考えて」みる。





詳細な計算まではさすがにしなくても良いけど、

自分で「なぜ?」って考えてみたことや、

「どうして?」って探してみたことは、

いつか「数値」なんて忘れてしまっても、

その「原理」や「仕組み」が、確かに体験として記憶に残る。



ひょいひょいっと数字だけ聞いて納得するより、

数値なんて多少違っていても、「どうして」そうなるのかを理解し続けるあなたでありますように。




昨日のスピンの記事

も、そういう視点で「仕組みをつかまえる」意識で、読んでみてくださいね。

 

 


「数字」はすぐ忘れても、

「仕組み」だけは体験として残りますから。


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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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