「グレタすげー奴がいる」とウワサでは聞いていたのですが、
(なんかヤンキーの会話みたい。「隣町にグレてるスゲー奴がいる」みたいな)
その動画を実際に見たのは初めて。
実際に動画で見ると心痛くて涙さえ出て来て、
「そうだよなぁ~。CO2排出を未来の子供たちにツケで回しているだけだよな。」
と申し訳ない気持ちに。
グレタさんは15才の時に「地球環境を大人たちが壊している」事に怒り、
学校をストライキ。
この運動はSNSで拡がり毎週金曜日に「未来のための金曜日」という名のストが行なわれ、
世界中で100万人もの子供たちが大人に抗議して学校をスト。
そして、16歳になった2019年に国連で演説したのが、
さっきの動画だそうで。
必見↓
「私は今、ここでこのような演説をしているべきではない」
「本当なら、あなた達がティーンエイジャーだった頃そうしたように、私も遊んでいたい」
「でも、あなたたち大人がやっている事はもはや看過できないレベルに達したから、仕方なくここへ来た」
「具体的な技術もまだ開発されてないくせに、10年間でCO2を減少させると宣言し、未来へただツケを回すだけ」
みつろう
「うぅ・・・。
子供たちに、こんなことを言わせるなんて、
なんてひどい奴なんだ!
いったい誰だ!」
と熱くなって思ったんだけど、
自分である(大人)。
グレタさんの怒りの矛先は、政府でも無く、産業界でも無く、電力会社でも無く、
大人である。
「誰か」ではなく、あなたなのである。
そんな「大人」であるMさんは、
動画を見ながら感動し、
「くっそー、俺もグレタさんのチカラになりたい!」
と思って、よーく自分の行動を見てみると、
そもそも、焚き火しながら動画を見ていた。
畑にするために、原野を伐採して。
CO2を吸収してくれる木を伐採して、
しかも燃やすことでCO2を大気に大量に排出しながら、
「くっそー!グレタさんを泣かしたやつは誰だ!煙が目にしみるぜ!」
とか言っているのである。
一方のグレタさん。
「飛行機」に乗るとCO2を大量に排出するからという理由で、
「風で進むヨット」で大西洋を横断。
行き先は、「大人に国連で演説を頼まれた」から。
どうやら、
この動画を見ながら「泣く資格」すら保有してなかったようです・・・。
(畑に転がっていたジャガイモを焚き火で焼きイモにした事は絶対に内緒ね!)
『札幌ワライメイト』
日時:1.25| 2.26 | 3.29
場所:札幌時計台(純正律ピアノ×3回)
詳しくは⇒こちらから
↓2秒後ですよ。
「地球のために、いいことしたい!」と熱くなって、
感動して、震えて、「よし!やってやるぞ!」と思って、
まるで自分が「世界のヒーロー」になったというくらいに正義感を燃やして、
2秒後ですよ。
原野を伐採して焚き火をしながら、この動画を見ていた事に気づいたのは。
結局は、そんなもんです。
どれほどキレイごとを言っても、
正義感を燃やしても、
やってることは結局、そんなもんでした。
まぁこれはめっちゃ極端な例だったから分かりやすくて(ヒーローになるぞと燃えてる自分が悪の根源だったと気づいて)爆笑してしまいましたが、
きっと誰もがこの動画で「泣く資格」すら無いんだろうなぁ・・・と。
電車に揺られながら観てたとしても、CO2出しながら見てる訳だし、
ファミレスで観てたとしても、冷房・照明・割りばしなど、CO2出しながら見てる。
そもそも、スマホ(YouTube)見てる時点で、
CO2出しながら見とる。
ヒーローってのは、ただ自分のやってる悪事に気づいていないだけ。
それが、ヒーロー。
誰もが「悪いこと」をしている。
でも、自分が「悪いことをしている」と気づいていない人がヒーローなのである。
まぁ、頑張りますパイセン!
大麻みたいに、苧麻(ちょま)を植えると雑草の9倍?だか10倍?だかのCO2をめっちゃ吸収してくれるそうなので、
せめて苧麻を育てて、燃やした雑木の貯留可能性CO2の回収にあたります!
大人は(というか人間は)誰もが「言ってる事」と「やってる事」が違うモンですし、
ヒーローなんてのは自分の悪事に気づいていないだけのただの鈍感ヤローの事ですが、
とにかく少しずつ頑張ります、グレタパイセン!
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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