神さま
「いいか、みつろう。

「知識」だけが人を不幸に出来る。

「喜び」だけが人を幸せに出来る。


この事を覚えておきなさい。」


みつろう
「マジ?じゃあ俺、ヒトじゃないかもよ?

「知識」以外でも不幸になれる自信ビンビンだもん。」




神さま
「ワシは人と言ったじゃないか。

お前は人に入っておらん。

いいか「知識」以外で不幸になった人は有史以来ひとりも居ないんじゃよ。」



みつろう
「ここに今、「お前は人じゃない」とか言われて、

不幸になってる人が発生中でーす。

これ、有史以来の宇宙を揺るがす大事件でしょうか~。」




神さま
「お前はいま不幸なんじゃな?

じゃあ絶対に裏に「知識」が隠れとる。

【人でなしと言われるのは、よくない事である】

ほら。

これは立派な「知識」じゃないか。」



みつろう
「あんただけどね、言ったのは。

なるほど。

じゃあさ、戦争の国や貧しい国に産まれた子供たちは?

知識と関係なく生まれながらに「不幸」じゃないか。」




神さま
「その子たちがその国で本当に「不幸」と感じているのか、

又は「その子たち」をよその国から観ている第3者が【知識】を使って、

その子たちを「不幸」と決めているのかは知らないが、

いずれにせよ例外は無い。

知識以外が人を不幸にすることは出来ない。」



みつろう
「なるほど。

【貧しい国に産まれるなんて可哀そうだな】ってのは知識ですもんね。

ひょっとするとその国でお金が無い生活を楽しんでるかもしれない。

そこへ【お金がある方が幸せだ】という「知識」をその子に誰かが与えた時に、

初めてその子も「不幸」になれる・・・。

「知識」以外が人を不幸にすることは出来ない・・・。

ちょっと時間ちょーだい。

頑張って例外を探してみるから。」




神さま
「無理じゃよ、お前の少ない脳みそでは。

大学教授でも例外は探し出せない。」


みつろう
「いや、俺には素質がある。

だって人じゃないから。」



神さま
「いつまで根に持っとるんじゃ。」


みつろう
「はい、キター!!!

先週レストランで欲張って、死ぬほどワッフル食べたんですよ。

バイキングだから元を取ろうと思って。

そしたら、バター?かマーガリン?か何かのせいで、

めっちゃ胸焼けして、最悪でした。

 

食後にめっちゃ不幸だったんですが、

これに「知識」はかんけいなーい!!」




神さま
「知識じゃないか。

「胸焼けしている俺は不幸だ」と感じたんじゃろ?

じゃあ【食後はスッキリしている方が良い】という知識が原因じゃ。

お前にその「知識」があるから、不幸になったんじゃ。」


みつろう
「いやいや、知識とか関係なく、

誰がどう考えたって、食後は胸焼けしない方が良いに決まってるじゃん。」




神さま
「それも知識じゃ。

【誰がどう考えたってそう】

【全ての人の感想は同じはず】

という知識じゃ。

実際おまえがマーガリンの食べ過ぎで胸のあたりが熱くなったのと、

マジで恋する5秒前に胸のあたりが熱くなるのは、

皮膚電位の反応としては同じじゃ。」



みつろう
「いったい誰がこの令和の時代に広末涼子の歌を知ってると?

広末涼子本人ももう忘れてるか、忘れたい過去なはずだけど。


B面の「とまどい」ってどんな曲?

「とまどい」が出るくらいなら、そんなタイトルA面に付けなきゃ良いのに。

なにかい?潜在意識がB面で、表層意識がA面という心理学的な知識を、



当時としては最先端で取り入れたとでも?


そもそも「B面」って表現が若い世代には何のことだか分からんだろうし。」




神さま
「ずーっと待っとるよ、ワシは。

ずーっと。

お前の長すぎるノリツッコミの期間、

ずーっと、ただここで待っとるよ。」



みつろう
「ま、まぁ広末さんのメンツのためにも、

「知識」以外が人を不幸にすることは出来ない

とするじゃないですか?


100歩譲って。

じゃあ、知識を捨てれば良いって言いたいのね?」




神さま
「それも知識じゃ。」


みつろう
「はぁ???

お前とは何の会話もできんったい!

さっきから「ソレモチシキジャ」以外、何も言ってないじゃん!

働けよギャラの分!

こっちは「宇宙最後の謎~シングルB面とは何だったのか?~」まで説明してるのに!

あんた、何も言ってないじゃん!


知識以外が人を不幸にすることは出来ない

はい、そうですね。

じゃあ、

「知識を捨てれば良いんだね?」って聞いたら、

「それも知識じゃ」

???

どうしろと?」




神さま
「どうにかしようとしている。

それは【どうにかしないとイケナイ】という知識があるからじゃ。

お前は今、不幸じゃろ?

なぜなら、

【何かが起こった時にはどうにかしないとイケナイ】という知識があるからじゃ。

その知識が無い子は、何かが起こった時に不幸じゃない。

ただマジ恋ファイブを歌ってるよ。」


みつろう
「くぅっ~!

だってこのままだと、この会話に結論が出ないじゃないですか?」



神さま
「結論が無い会話は不幸なのか?」


みつろう
「はい、これも知識ですね。

【結論があった方が良い】という、知識ですね。

この知識が原因で、僕はイマ不幸を感じてますね。

はいはい。すべてが、知識ですね。(棒読み)

不幸を感じさせている、その全ての原因が「知識」ですね。

恋人にフラれて不幸な人は、恋人がその人を不幸にしたんじゃないですね。

【恋人が居る方が良い】という知識が、その人を不幸にしている。

病気になって不幸な人は、病気がその人を不幸にしたんじゃないですね。

【健康である方が良い生活】という知識が、その人を不幸にしている。

結論は分かった。

だからと言って、【幸せになるために全ての知識を捨てれば良い!】と美少年が訴えると、

「それも知識じゃ」となる。

いま。

あに「”」を付けて叫びたい気分です。

ヴみたいに。大声で。」




神さま
「そういう時。

やるせないとき。

どうしようもないとき。

さて、どうすれば良いと思う?」


みつろう
「マジ恋ファイブを歌う。」




神さま
「そうじゃ、正解じゃ!

さすが、人でなしじゃな。」



みつろう
「一応、これでも哲学や科学を学んでるモンでね。

知識を超えることは、知識では出来ないことくらい分かってます。

そういう時は、知識を超える行動を起こせばいい。

禅の公案では、頭にスリッパを乗せて西へ歩き始めた弟子が、

「お前は悟った」と印可(悟った証明)を受けた。」

 

⇒公案の過去記事



神さま
「まぁとにかく、原理は変わらない。

法則は1つじゃ。

これまで「知識」以外が人を不幸にしたことは一度も無い

もしもあなたが今後「不幸」を感じたなら、

今日のこの話しを思い出せばいい。

きっとどこかに、あなたをいま不幸にしている「知識」が隠れているはずじゃから。

その「知識」を手放せばいいだけじゃ。

もちろん、この手法も【知識】なのじゃから、

いつかこの手法が、あなたを不幸にする材料になってしまうけどな。」


みつろう
「歌いましょう、神さま。

だいぶ速めに。

マジ恋ファイブを。」

 

 

 

 


(⇒たぶん、いつかにまた「続く」)



『さとうみつろうピアノライブ&トークショー』
日時:2019年12月23日(冬至翌日真の令和スタートの日)

 11時30分~14時
場所:ミューザ川崎シンフォニーホール

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⇒詳細&申し込みはこちら

 

 

 



↓久しぶりに出て来たかと思ったら、

どうしようもない話しだけ出して帰って行く。

でも、不幸の「原理説明」は相変わらず的確で。



「知識」だけが人を不幸に出来る。

「喜び」だけが人を幸せに出来る。



2行目の説明はいつしてくれるのでしょうか・・・。

たぶん喜びは知識とは関係なく起こる現象の事なのでしょう。


あなたの「不幸」は、これまでの全てが。

例外なく。

知識が起こしています。

知識なき所に、不幸は起こり得ません。

だから不幸が起きた時には、

あなたをいま不幸にしている「知識」が絶対に裏に隠れている、

ということを思い出してください。



もちろん、これも【知識】になってしまうから、

いつかあなたを不幸にする材料になり得ますが。

 

 

 

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①不幸だなと感じる
②てことは「知識」が起こしてるなとシる
③「どうしようか?」なんて考えちゃダメ
④いま4秒目、あと1秒まつ
⑤マジ恋ファイブを歌う


楽しもう、結論なきこの世界を。

結論を出した瞬間に、それは崩壊するから。

⇒公案の過去記事
 


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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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