「海外で日本酒を作っても、日本酒にならない」

 

という有名な話しがある。

 

同じ材料、同じ製法、同じ手順で仕込んでも、

 

まったく別モノが出来上がるそうだ。

 

 

 

顕微鏡が発明され「蔵付き菌」という理解が進むまで、

 

蔵の中に住んでいる「神さま」がお酒を造ると信じられてきた。

 

 

目には見えないけど確かに働いているチカラ

 

 

それを「神さま」と呼んでいるのだから、

 

確かにお酒を造っているのは神さま(菌)だろう。

 

 

 

だから杜氏(とうじ:酒を造る職人)さんたちは、もう委ねるしかなかった。

 

だって、同じ分量、同じ材料、同じ混ぜ方をしても毎回なぜか「味」が変わるから。

 

「自分のチカラ」でどうにかコントロール出来るモノでは無いと、

 

何年もの修行で見抜いて行った。

 

 

「一人前になる」

 =酒を造っているのは自分ではないとシる修行

 

なのだ。

 

 

ところが人類はその修行を大幅にショートカットしたくて、

 

顕微鏡を発明してみた。

 

見える、観える!

 

コイツが、酒を造っていたのか。

 

 

科学とは「見えないモノを観てやろうぜ運動!」のことなので、

 

そんな科学の発展で、

 

麹菌のバランスが酒の味(発酵)を決めている事が分かり始めた。

 

 

そこで、

 

老舗の酒屋の蔵に付いている菌を綿棒で採取し、

 

工場に持ち帰り大手酒造メーカーが酒造りを始めた。

 

①材料同じ(米)

②工程同じ

③製法同じ

④菌まで同じ

 

イケるっ!!

 

これでやっと、あの「伝説の味」になるっ!!

 

うちは儲かるっ!!

 

ざまーみろっ!(誰に?何が?)

 

 

 

・・・ところが、その味にはならなかった。

 

 

 

何が違うんだっ?

 

あいつら、何か「秘伝の書」みたいなレシピを隠してるのか?

 

自分だけ儲けようって魂胆だなっ!(←お前がな)

 

よし、聴きに行こう!(←わりと素直だな)

 

 

 

ヒアリングに来た酒造メーカーに、

 

杜氏たちは「その年の天候(湿度)で味が変わる」と言った。

 

 

 

なるほど、湿度か!!

 

はいはい、それね!そっちね!

 

予想はしてたけど、そっちだったか。

 

 

大手酒造メーカーは、工場に湿度コントローラーを導入。

 

ところが、「伝説の味」には程遠い。

 

まだ隠してる事があるっ!

 

行くぞ、酒蔵!

 

 

 

杜氏

「気温かなぁ?」

 

 

酒造メーカー

「なるほど!!

 

エアーコントローラーを付けよう。

 

フルネームで呼んだら、なんか効果もありそうだし。

 

原因はエアコンだったかぁ。

 

(一年後)・・・。

 

ごくっ、やっぱ全然違うっ!」

 

 

 

 

杜氏

「蔵にはわずかな窓があって、そこからお日様が入る。」

 

 

酒造メーカー

「なるほど!!

 

光合成菌が、麹菌(カビ)との主導権争いをしてるのか菌相(菌の世界)だから、

 

この酒蔵とまったく同じ光の量が必要なのか。

 

よし、照度センサーを導入!!

 

(一年後)・・・ならない。」

 

 

 

 

杜氏

「夏が温かくて、冬が一気に冷える年は美味くなるなぁ。」

 

 

酒造メーカー

「なるほど!!温度管理をランダムにしないとイケないのか。

 

晴れ、晴れ、雨、曇り、豪雨の気温データを再現、と。

 

(一年後)・・・ならない。

 

やっぱり、ならない。

 

菌も同じ、温度も同じ、湿度も同じ、照度も同じ。

 

なせだ!

 

なぜ、ならないっ???」

 

 

 

 

 

杜氏

「もうあんたら、うちで造れば?

 

ここなら、出来るんだから。」

 

 

 

ここでしか出来ないお酒がある。

 

それは、「ここ」が造るから。

 

そう。

 

「場」が造っているんです。

 

 

米でも無い、造り手でも無い、菌でも無い。

 

「場」が造ってるんです。

 

 

古民家(酒蔵)ごと建物を完全に移築した事例もあるそうですが、

 

同じ味にはならなかったそうです。

 

えぇ、「場」が造っているから。

 

 

 

 

量子力学では「場の振動(揺れ)が顕れたのが物質」とされています。

 

何もない空間「場」が振動すると、

 

対生成と言って、2つの素粒子が生成されます。

 

 

その素粒子の振動数の違いで、

 

原子核の組み合わせが決まる。

 

そして原子核の振動数の違いで、

 

分子の組み合わせが決まる。

 

 

こうして初期の「場の揺れ」が、

 

その後、整合性をもって拡がって行き「物質」になる。

 

整合性がある関係とは、

 

「波と波が整数倍で揃っている」関係のことです。

 

符合している、シンクロしている。

 

なんだかこの場所は「しっくりくる」、

 

または、「気持ちがいい」というのも、

 

その「場」と「あなた」が、整数倍の関係にあるからです。

 

 

 

「3」の波「5」の波は、15回に1回符合します。

 

それは「15」という合成波を作っている状態だから。

 

むしろ、大きな視点で言えば「周期15」という波の中に、

 

「3」という波「5」という波が溶けている状態なのです。

 

 

だから整数倍の振動数の関係にあると、

 

あなたは「より大きな波」の中に溶けている(委ねている)訳です。

 

だから気持ち良い。

 

 

気持ちいい場所は、「人」によって違いますが、

 

「その場所」の初期段階を担っているのは土着菌

 

その場所に棲み付いている、菌のバランス。

 

 

太陽光などの電磁波、地表が出す磁場などそこにしかない「振動(揺れ)」が拡がって行き、

 

その「土地」だけの菌が顕れる。

 

 

 

その「土地」の振動が、菌になるのです。

 

 

 

だから神社では、「日本酒(麹菌)」と「お米(麹の元)」をお供えする。

 

 

 

神社で神さまと呼ばれているのは、「その場」の事ですから、

 

その場と整合性(波と波が整数倍)の取れるお酒をお供えする。

 

 

簡単に言えば、出来る限り、ナチュラルなモノ

 

石油由来じゃないモノ。

 

自然由来のモノ。

 

醸造アルコール入りより、「純米酒」を。

 

純米酒でも、農薬が入っていないお酒など。

 

 

 

 

めんどくさい人は、季刊誌『自然栽培』の今号に、

 

「お米にこだわった、日本酒」が特集されてます。

 

「ナチュラルなお酒」を探すのに、これ以上の本は無いと思う。

 

本当にありがたい永久保存版です。

 

ぜひ、お酒選びの参考にしてね。

 

 

 

あと、「お米」についての記事も深くて勉強になります。

 

そもそも神社は「お米」を神さまとしてあがめたのが始まり。

 

神社が高床式倉庫になってるのも、お米の保管庫だったから。

 

ネズミ対策や、水害(カビ)にやられないため、

 

あと、地表からの磁場にも「高い位置にお米を保管する」意味がある。

 

 

↑伊勢神宮にも、お米の神さま。

 

お米の周囲にこびり付いている「菌たち」が、

 

神さまなのだ(⇒これ)

 

 

 

まぁ、とにかく今号の『自然栽培』は、

 

マストで買って保管した方が良いですよ。

 

「お米」と「お酒」について、マジ深く学べます。

 

 

 

 

 

 

 

☆北海道で純正律カノン瞑想☆

場所:札幌時計台

2019年1月27日(日)18:00~21:00

詳細・お申込み

※ママが参加できるように、託児も手配してくれてます

 

 

 

 

 

↓なんか神さまに「純米酒」を供えたら喜ぶという事が分かったのは2年前(⇒ここに書いた)

 

醸造アルコール入りのお酒を持って行ったら、ピンとこなかったのに、

 

純米酒を持って行ってフタを開けたら「しっくり来た」というのが、最初の体感。

 

理由を調べると、「その場」の振動(菌相)と、お酒の菌たちの整合性(整数倍の関係)が大事だと気づく。

 

まぁ、今日の話しとか難しいから、

 

とにかく「ナチュラルなお酒」の特集号読んでみて。

 

絶版になる前に『自然栽培』を買って永久保管版にした方が良いよ。

 

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-11493994280.html

↑お米が神さま↑

 

 

 

 

 

 

 

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