気鋭の映画監督さんが。
新作映画のお披露目試写会が終了して、
「さすが、○○監督!」
とインタビュアーに褒められ、
ご満悦な表情だったけど。
芸術家は、評価されたら終わりな気がする。
「さすがですね!!」
って、
「さすが(=私の思い通り)!!」
と言われている。
「さすが(=私の評価基準を満たしてます)!!!」
と言われている。
「さすが(=この「私」の範囲内)!!」
「評価」とは、その人のキャパシティ以下だったということ。
「その人」の範囲内に、理解されたのだから。
その人の美的センス以下であり、その人の知識以下であり、その人の直観以下である。
芸術家なんだから、批評家以上じゃないとさ。
批評家や顧客の全て、「価値を判断する人」の全てが、
評価できない(私には分からない)=「理解できない」
くらいじゃないと、
超えてないぞ。
あ、想い出した。
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『神さまとのおしゃべり』の次に、
上の「ワークブック」が出た時、すごい理解されなかったよ(笑)
順当に、「ストーリーもの」を出すだろうと、予測されてたようで。
さらに、次の2冊なんて「詩集」だったからね。
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作家が読者の「評価」というキャパシティ以内で、
どうする。
芸術家が、批評家の「評価」以内で、どうする??
あなたが、誰か他者に理解されて、どうする??
超えてけっ!!
そんな熱いことを。
とある、新作を発表した映画監督の、
「さすがですね!」へのご満悦な表情で想起した、
みつろうでした。
↓映画監督なんだからさー。
「さすがですね!」って褒められたくらいで、ニマニマしてちゃダメだと思う。
危機感、もたないと。
評価されちゃったんだよ??
貴様らごときに、ワシの何が分かる!!
くらいで居ないと。
あなたは、周囲に評価されてますか?
上司に、家族に、職場の仲間に。
もし、評価されていない場合、
それって「スゴイコト」なのかもよ。
著書『悪魔とのおしゃべり』の、最初の一文は。
ー理解できるアドバイスなら、
そもそも聴く意味なんて無いのさ。
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↓今日は、下の二つのボタンを押す祭、
「芸術への評価は、批評家以下。」と言いながらポチ↓ポチ↓