【状況を変えるより、状況への解釈を変えよう

 

 

↑この一昨日の過去記事に対する質問があったのですが、

 

 

 

 

結局は、どんな状況であれ、その今、目の前にある状況の中から【良いところ】を探せないと、現実なんて変わりません。

 

 

【現実】とは、あなたの解釈の総称の事だからです。

 

 

 

 

 

 

 

例えば、僕の友人が家族の闘病生活に24時間ずっと付き添っています。

 

自分のこともそっちのけで、つらい日々でしょう。

 

 

 

彼女が考えるのはやはり、

 

「もっと良くなってほしい」や、

 

「きっと治るはずだから」という、

 

【状況を変えよう】という思考ばかりになってるはずです。

 

 

 

 

もちろんそれはそれで、「もっと良くなって欲しい」という愛のある祈りだから大切なのかもしれませんが、

 

 

「良くなってほしい」の裏側には、深層心理の「なぜなら、今良くないから(⇒こそ良くなってほしい)」が隠れているのです。

 

 

「良くなって欲しい」と1回思うごとに、心の奥では「だって今、良くないから」とつぶやいているのです。

 

 

状況を変えようとせず、今、目の前の状況に「良いところ」を探せたなら。

 

 

↑水たまりの中にも虹を探せる人であれ↑

 

 

 

 

例えば。

 

大好きな人を急に交通事故で亡くす家族が全国で数十万人居ます。

 

急に亡くなるから、家族に対して「大事だよ!」と伝えることさえも出来なかったことでしょう。

 

 

 

そう考えると、【家族との長い闘病生活】の日々はどうでしょうか?

 

 

辛い闘病生活の日々だとは思いますが、

 

きっと、家族の「大事さ」を毎日、毎日、噛みしめているはずです。

 

 

大事な人の「大切さ」を何度も確認できるはずです。

 

大事な家族に、「あなたは大事な人だよ!」と何度も伝えられたはずです。

 

 

 

 

【闘病生活に寄り添う日々】という状況は変えられませんが、

 

状況を変えずに、その状況への解釈なら変えることは出来そうです。

 

 

 

大切な家族に、「あなたは大切なんだよ!」と何度も伝えられる期間なんて、人生にはそうそう無いですからね。

 

 

 

だから、大切なあなたへ。

 

 

その辛い日々にさえも、良い状況を探してみて下さい。

 

そんな辛い家族との闘病の日々の中でも、きっと野に花は咲いているし、

 

虹が出る日もあるし、

 

好きな曲が流れてくることだってある。

 

まずは、そんなササイなことに意識を集中してみる。

 

 

すると何かを「変えよう」という意識が、変わる。

 

その次に、【家族との闘病生活】という状況について考えてみれば、柔軟に現実を観れることでしょう(^^)/

 

 

まずは、野に咲く花を、探そうか。

 

ナースステーションからのコーヒーの香りに、心をほぐそうか。

 

外がどしゃぶりでも、病室の窓から、その雲の上の晴れ間を想おうか。

 

 

 

 

 

 

あ、そういえば。

 

おとといの、さとうみつろう新潟トークショーでも。

 

「大事なものを失う前に、大事だと気づけたならラッキーだよね」という話しを偶然にもしましたね。

 

 

 

まぁ、思いっきり僕の事ですが(笑)。

 

 

 

先週、阿部敏郎さん(大事なもの)が死ぬと勝手に思い込み(笑)、

 

3万人の視聴者の前で阿部さんへのラブソングを歌ったあの珍事件を、

 

もう一度、新潟でも披露してきました(笑)。

 

(何度も言いますが阿部さんは、ピンピンしてます)

 

 

 

良かったらYOUTUBEにアップしてありますので、聴いてみてね(^^♪YOUTUBE

 

相変わらず、歌声は妻にケチョンケチョンにけなされましたが(笑)

 

 

 

 

ー最後に、友へ。

 

 

僕の詩集

『毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?』

からの抜粋を

 

---------------

幸せを失いかけた日は、

幸せを持っていたんだと気づける日。

私はずっと幸せの中に居たんだと気づけただけでも、ラッキーじゃん。

---------------

 

 

↓その僕の詩集です。買ってねー↓

 

 

 

 

↓家族について、考えてみようか。

 

家族って、普段、愛を伝えあえる関係性だろうか?

 

たいていの家族が、違うだろう。

 

姉妹って、いつもはただの世間話をするだけ。

 

兄弟って、いつもはただ喧嘩するだけ。

 

親子って、いつもはそっけないやり取りを交わすだけ。

 

 

ー家族が、病気になるまでは。

 

 

そう考えたら、大切な家族に「あなたは大事なんだよ」と伝えられる期間って、人生にはそうそう用意されていないのかもしれません。

 

 

例えば、そうやって。

 

状況を変えるより、【状況】そのものを、そのままの状態で、「より良いもの」だと観れたなら。

 

 

まずは深呼吸して、リラックス。

 

そして、目の前の状況から、「これにもきっと良いことが」と、探してみる。

 

 

するときっと、そんな【状況】さえも最終的には、良くなるさ。

 

 

 

 

それにしても、闘病者に寄り添ってる家族って、とってもつらいよねー。

 

本人の事じゃないから、余計に。

 

自分の身体も、大切にしてね。

 

 

 

 

今日の記事は、なんだか友達へのラブレターみたいになっちゃいましたが、

 

付き合って読んでくれたあなたにとっても、何かが花咲くと良いな。

 

 

 

あなたにとって、今日という日が良い一日となりますように。

 

 

いや。

 

 

今日という日を、『良い一日』だと、感じられますように。

 

 

今日もきっと、イイヒだ。

 

 

 

 

 

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