串かつに刺さらなかった一年

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いないかもしれないけど、

もしも『神さま』という人が居たとして。

有り得ないかもしれないけど、

彼に『声が届きやすい』場所というのがあるとして。

今年も、あと２日で一年が終わります。

「あなた」には考ることも出来ないくらい、僕らは無数の出来事から守られています。

子育てをしたら分かりますが、人が１人、１年間、無事に生きるなんて、キセキ以外のなにものでもありません。

道には、車もいるし。安全ピンなんて、全然あんぜんじゃないし。

串かつは思っている以上に、鋭利な食べ物だし。

無事に生きているって、奇跡の連続です。

「大人だから、串かつの棒をのどに刺したりはしないわよ。」

って思われた方も居るかもしれません。

大人であっても、一年間を無事に「生かす」なんて、奇跡の連続によるタマモノです。

街に出れば、強盗だって居るし。火事だってあるし、駅のホームには安全ガードがまだ設置されていません。

一年間、「生きる」、ってほんと、奇跡です。

しかもそれが、「無事に」、だなんて。

たぶん、この「わたし」を生かし続けたのは、全体が織り成した偶然であろうけど、

その「偶然」が起こる確率があまりにも、奇跡的すぎるから。

だから。

こんなにも、「感謝したい」気持ちを、ここに抱えている。

誰でも良いから、「ありがとう」って言われる存在になってくれたらと、切望する。

だから。

概念でも良いから、「神さま」という存在が居て欲しい。

「声が届きやすい場所」という噂で良いから、この街にそんな場所が在って欲しい。

「わたし」のために、どうか。

神さま、どうか、神さまという存在と、声が届きやすい場所を、「わたし」のために。

今年も一年が、無事に終わります。

それどころか、「最高の一年」が終わりそうです。

30日か、31日にお近くの神社に、オワリモウデしに行ってみてください。

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↓今年一年間の楽しかった出来事をただ思い出すだけの、思考実験だとでも思って下さい。

感謝が習慣になると、脳は現実に「良いこと」しか見えなくなります。

目の前に、「見たいもの」を見ているのが、脳と五感なのです。観測者の、観測したくない結果は観測されません。

「観測したくない」という観測さえも、思い通りに、「観測したくない現実」を観測してくれます。

目の前の現実は、全てがあなたの思い通り。

「ありがたい」と思えたら、どれほど幸せなことか。

目の前に何があろうとも、日々の生活がただ「ありがたい」と思えた人は、なんて幸せなんだろうか。

感謝できる人って、なんて幸せ者なんだろう。

チャーンス。

明日、あさって、チャーンス。