昨日の阿部さんのブログで、『愛想のない男が書いた、笑える本』と、賞賛してもらった、『神さまとのおしゃべり』ですが、
お陰さまで、2度目の在庫切れ(しかも今回も2週間!)を乗り越えまして、昨日からアマゾンでも買えるようになりました。
人の本をめったに読まない阿部さんに読んで頂けるなんて、光栄至極です。
でも、さすが、阿部さんですね。みつろうが、普段ぶすーっとしていることが、見抜かれていた。
隠しても、隠し切れない、この無愛想っぷり。
サラリーマン時代に、営業部に配置された事があったが、そこに、素敵な上司がいた。
エビス様のような大国様のような、いつもニコニコした上司だった。
一方のみつろうは、ブスっとした顔で、営業の窓口に座っていた。
怒っていないのに、「怒ってるんですか?」といつも聞かれるくらい、普段みつろうはブスッとしている。
上司は僕を後ろに呼んで、こう言った。
津嘉山課長
「みっちゃん、ちょっとおいで。
あのね、仏教にこういう話があるんだよ。」
この課長はとても博識で、色んな事をシっていたので、いつも話しを聞くのが楽しみだった。
津嘉山課長
「仏教にこういう話があるんだ。
人の役に立つ事が、人間の最高の喜びで、それを、お布施と言うんだ。
お金がある人は、貧しい人にご飯を分け与えればいい。これを、財施と言う。
お金が無くても、家があるなら、旅人に宿を提供してあげれば良い。
これを、房舎施(ぼうじゃせ)と言う。
じゃあ、お金もなくて、家もない人は、どうすれば良いか。
ただ、誰かの幸せを祈ってあげればいい。これを、心施(しんせ)と言う。心で、誰かに施しを与えるんだ。
でも、ひねくれていて他人の幸せを祈れない人だっている。
そんな、ひねくれた心を持っていても、他人の役には立てる。
身施(しんせ)と言って、その身体で、荷物を運んであげたり、抱きしめてあげたりすればいい。
心では何を思っていようと、身体を使って、実際に人の役に立ったのであれば、それはお布施の一つさね。
じゃあ、お金もなくて、家もなくて、心もひねくれて、身体も動かなくなってしまったら、もう他人の役に立つことは出来ないのか?
病気で、床に伏せている人は、みんな役立たずなのか?
いいや、口がある。
その口で、「ありがとう」と誰かに言うことが出来る。これを言辞施(ごんじせ)という。
じゃあ、口さえも病気で開かなくなってしまったら、どうするか?
目を使って、誰かを見守ってあげればいい。これを、眼施(がんせ)と言う。
さぁ、最後だ。
金もなくて、家もなくて、身体もなくて、口も、目さえも無い人は、どうすれば良いか?
和顔施(わがんせ)と言って、ただその場所で微笑んでいればいい。
そのほほ笑みが、誰かを幸せにする。微笑みをお布施するんだよ。
ただ、その場で微笑むだけで、誰かを幸せにできるんだよ?
みつろうはさっき、ブスッとしていたけど、ただ微笑んで座っているだけで、誰かの役に立てる。
こんなに、素晴らしい施しがが在るだろうか?」
ぶすーっとした顔で、営業窓口に座っている部下に対して、
これ以上の教えがあるだろうか?
これ以上の逸話を添えて、部下を教え諭すことなんて、出来るだろうか?
こんな素敵な法話をセットにして、部下を指導(教え諭す)できる上司、絶対に世界に一人しか居ない。
※津嘉山課長のデスクにいつも飾られていた写真。本人もこの福の神にウリ二つだった。
とても慕っていた課長は、その2年後に亡くなってしまった。
今でも、ブスッとした自分の顔を見ると、この和顔施の話しを思い出す。
あなたは、誰かの役に立っているだろうか?
そのためにあなたが、金持ちである必要はない。
これは、『無材の七布施』という法話だからだ。
お金なんて持ってなくても、誰かの役に立てる。家さえもなくても、誰かの役に立てる。
手がなくても、足がなくても、口さえ閉じて、目も閉じ、心さえもがひねくれてしまっても、
あなたには、笑顔がある。
ただ、微笑むだけで、その幸せは、誰かに伝播するのだから、それ以上のお布施は無いだろう。
和顔施。
何も無くても良い、あなたの存在が、誰かを幸せにする。
今日も一日、にこやかで、居たいものです。
今度ちゃんと紹介しますが、阿部さんの本『かわひらくんが教えてくれた幸運の流れに乗る生き方』を僕も読み終えました。
とても楽しかったので、わらわーの皆さんもぜひ読んでみてください⇒コチラから
↓確かに、阿部さんは、いつも、ニコニコしている。みつろうは今日も、ブスッとしているけど(^^)
『としろう✕みつろう=はろーはろーin沖縄』
11月9日(日)14:00~
場所:浦添市てだこ小ホール
【第一部】阿部敏郎&さとうみつろうコラボトークショー(14:00~15:30)
【第二部】さとうみつろうピアノ『カノン瞑想』(16:00~17:00)
【第三部】阿部敏郎+バックバンドコンサート(17:00~19:00)
お申し込みは⇒コチラから
にこやかでいたら、アマゾンの在庫が二週間ぶりに復活しました。キレそうだったけど、にこにこ~。↓
★AKB大島優子の手ブラヌード写真集を抜き去り、アマゾン総合ランキング1位になった話題の本★
『神さまとのおしゃべり』 著:さとう みつろう
ご購入は⇒アマゾン(⇒アマゾンで買う)とか、楽天(楽天で買う)とか、近所の本屋さんとかで
↓津嘉山課長が凄いのは、『笑顔でいなさい』と注意しても、絶対に素直に聞かないであろう部下(みつろう)を見越して、
こんな素敵な法話をセットに話し始めたこと。
部下ができたら、絶対にこんな上司になろうと決めましたが、退社したので部下が出来る予定はしばらくありません。
『手も足も、口もなかったらどうするか?』と聞いたとき、ちょっとしたホラーな図を頭に想像しましたが、
そんなことも超越して、めっちゃ良い話だったなぁ。
最後に残るのが、『笑顔』ってあたりが、カッコイイよね。
多分、津嘉山課長が脚色したんだと思う。みつろうに教え諭すために。
さっき、ネットで調べても、当時、津嘉山課長から聞いた素敵な話しは出てこなかった。
出てこなかったし、今日ブログに書いた内容も、聞いた当時はもっと良い話しだった。みつろうが忘れちゃって、色あせてる。
課長から聞いたあの日の話しは、もっともっと楽しかったんだけどなぁ~。
死んじゃったら、口さえも動かないから、もう聞けないじゃないか。
生きているうちに、僕にしか出来ない話しを、ちゃんと僕は書き記そう。
あの日の課長の素敵な話しからは、程遠いけど、だいたい、こんな感じの話しだったから、結果オーライ。
お金がなくても、家がなくても、手がなくても、足がなくても、口がなくても、目がなくても、心さえもひねくれていたとしても、
あなたは、人の役に立てます。
和顔施。笑顔で、生きましょう。
生きてる限りは、せめて、笑顔で。
つかやま課長のお話し、気に入った人は、シェアしてね。
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