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このブログ『笑えるスピリチュアル』の目次（⇒初めてお越しの方へ）
ある町工場（まちこうば）で働く青年。
彼の唯一の楽しみは、社員食堂で食べる、昼食。
普段は500円の日替わり定食だけど、給料日は700円のカツ丼を食べる。
グルメな彼は、「食べること」を生きがいに、頑張って働いた。
5年後。そんな彼もアルバイト社員から正社員に出世して、
今では1,000円の晩御飯を毎日食べれるようになった。
さらに10年後、部長になった彼は、毎晩5,000円のすき焼き定食を食べれるようになり、
それから10年後に社長になった彼は、毎晩10,000円のステーキ定食を食べた。
彼の出世は止まらなかった。
独立した彼は、年収10億を稼ぐようになっていたが、
今でも、彼の楽しみは「食べること」だった。
彼は、三ツ星レストランのシェフを、自宅専属の料理人として雇った。
社長
「僕は、グルメが生きがいなんだ。若い頃は500円の社員食堂で食べていた、
その後、毎晩1,000円も食費に使えるようになり、やがて10,000円となり、
もっともっと良い物を食べるために、専属のシェフとして君を雇ったんだ。
お金なら、くさるほどある。
贅を尽くして、毎晩、僕を楽しませてくれないか。」
ミチェロランシェフ
「了解しました、ご主人様。
ちなみに本日は、トリュフと、キャビアと、フォアグラと、黒毛和牛を使ったカレーです。
ポイントは、カレーだから実はどんな食材を使っても美味しいなか、
あえて、高級食材を使ってみた、チャレンジ精神あふれる、一品です。
ちなみに、今日の費用は、一食で60万円です。」
社長
「やるじゃないか、さすが三ツ星レストランから引き抜いただけあるよ！
結局、カレーの味しかしなかったけど、きっと良い食材だったんだろう、素晴らしい！
明日は、もっと贅沢な一品にしてくれ。毎日、収入は増える一方なんだ、ワッハッハ。」
～数日後～
ミチェロランシェフ
「ご主人様、本日は、お茶漬けにしました。
なんと、このお茶碗に入っているご飯粒は、一粒ずつ、別の土鍋で炊いてみました。
全部で8,900粒のお米が入ってますので、8,900台の土鍋を使ってみたわけです。
おぼっちゃま君もびっくりの一品です。
ちなみに、ひと粒ずつ、丁寧に土鍋で炊くと、逆にまずくなることも判明しましたが、
そこは気にせず、豪快にお召し上がりください。
さらに、この『お茶』がただものでは無いのです。
弟子に、一番高いお茶を買ってこいと言いましたところ、
どれだけ探しても10万円代のお茶が最高だったようで、
どうして、もっと高いお茶が無いのか考えたところ、『人件費』に行き着きました。
要するに、農家の時給では、どれほど高くても時給1,000円程度しかかからない。
それならばと、わたくしめ、時給が10万円もございますので、
私が育てたお茶の葉なら、たっかい時給を付け加える事で、世界で一番高いお茶に出来ると、
ヒラメイテ、育ててみました。
なにぶん、料理人なもので、ちょっと枯れ気味でお茶の葉が出来ましたが、
とにかく、値段が高いことは、高いです。」
社長
「でかした！これは、最高な晩御飯だな！金持ちの私にピッタリだ。
ちなみに、いくらかかった？」
ミチェロランシェフ
「一食で120万円です。」
社長
「素晴らしい！でも、まだだ。明日は、もっと高い晩御飯を用意してくれよ。
私の出世に比例して、晩御飯の値段は高くしなければならない。」
シェフは悩んだ。
どう考えても、もうこれ以上は無理だ。
マジ、限界。
これ以上、料理の食材にお金を使うことは出来ない。
世界最高の食材を、全て使っても、一食120万円が限界だ。
でも、もっと食事にお金を使いたいと言うし・・・。
シェフは正直に打ち明けた。
ミチェロランシェフ
「ご主人様、実はもうこれ以上、料理の食材にお金をかけることはできません。」
社長
「でも、私の趣味は「食べることにお金を使うこと」なんだ、どうにかならんかね？」
ミチェロランシェフ
「もし手があるとすれば、パーティを開くことです。
一人の料理では、最高でも一食120万円が限界ですが、
3人でパーティをすれば、360万円、5人を呼べば600万円と、食費を増やせます。」
社長
「素晴らしい！なんて、頭がいいんだ！
私の目的は、食事に使うお金をどんどん贅沢にしていくこと！
一人の限界値が120万円でも、パーティをし続ければ、もっと増やせるということか。
よし、毎晩、パーティをしよう！」
これは、とある実話をみつろう風にアレンジしたストーリーです。
お金を遣う方法を模索した金持ちが、最後に行き着くのは、パーティだそうです。
どんなに頑張ってみても、食材で使えるお金は一人分ではたかが知れており、
それでも「もっとお金を使いたい」というのが、金持ちの心情。
だから、金持ちになればなるほど、毎晩のようにパーティをしているのです。
ただの金持ちのイヤミに聞こえるかもしれませんが、実はこれ、ものすごく素敵な話しなんです。
自分自身へ、金を使いまくった人は、最終的に「自分」だけでは使い切れず、
その富を周囲へ広げるという法則だからです。
みつろうはこれを、寝て待ってれば叶姉妹に呼ばれる日が来るさの法則と呼んでいます。
他人の幸せをやっかむ人がいます。
「あの人が、金持ちになるなんて、許せない。どうにかして、邪魔してやろう！！
」
一方、他人の幸せを応援する人がいます。
どちらの方が、あなたが、素早く、幸せになれるかという、問題です。
計算能力の非常に高い、さとう教授が計算したところ、
あなたが自力で頑張って金持ちになるスピードよりも、
他人の出世を応援して、自分に富が回ってくる日のほうが、
断然、早いことが算出されました。
あなたに、能力がないと言ってるわけではありません。
あなたより、能力ある人の足を引っ張らなければ、最終的にあなたも引き上げられるってことです。
もっともっと、金持ちを応援しましょう。
そのほうが、一段と早く、僕たちは、「金持ち」になれるはずです。
↓よーく考えれば分かる話だけど、絶対に一人では使えないんだってば、ビル・ゲイツ。
どれだけ頑張ってみても、一食に120万円が限界。
しかも、かなり頭がイカレタ料理人が工夫をこらして、あれが上限。
使えなくなった富は、最終的にあなたに還ってきます。
自力で頑張るより、他人の幸せを応援する、新手法、
寝て待ってれば叶姉妹に呼ばれる日が来るさの法則。
あなたの周りに、金持ちな人、いませんか？
彼の足を引っ張るより、彼をもっと金持ちにしたほうが、
きっと彼から溢れ出てくるものに、あなたはあやかれる事でしょう。
手始めに、みんなで頑張って、わらわサーを金持ちにしてみましょう。
どう頑張ればいいのかは、こっちのほうが教えてほしい今日このごろです。
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