★
★ ★
★ 
初めて『笑えるスピリチュアル』へお越しの方はブログ目次へ（⇒ココ）
とある、天国で、天使たちが会話していた。
ミカエル
「もう、天国には飽きた！ここには、幸せしか無い。
幸せしか無い事が、こんなに苦痛だったなんて！
しかも、最悪な事に、
幸せしか無い事で発生したこの「苦痛」さえも、
この天国では、幸せに思えてしまう。
なんだよそれ。
幸せしか無い天国、まじ地獄！！」
ラファエル
「そうだよな。俺たちは、「不幸」や「苦しみ」や「悲しみ」
それがどんなものなのか、体験したくなるぜ！！
あ、そうだ！
みんなで、「地球」という舞台を作って、
そこで、まだ体験したことが無い、「不幸」を試してみね？」
ミカエル
「でも、どうやればいいんだ？
ここで体験できないんだから、
ラファエル
「悪役を、作るんだよ。
いいか、この天国には、良いヤツしか居ない。
何もかも、みんないいヤツ。
そのせいで、俺たちは「不幸」や「悲しみ」を体験できないんだ。
だから、あの舞台「地球」では、悪役を設定するんだよ。
マジよくね？この考え。」
ミカエル
「お、いいねー！！
じゃあ、天国会で、悪役を募集しようぜっ！！」
天使たちは、天国会で、「至急！悪役、求む！」と募集をかけた。
ところが、みんな良いヤツなので、悪役が見つからない。
それもそのはず、みんな天使。ここ、天国。
ラファエル
「くっそー！！どうすりゃいんだよ！！
ここには、悪役を演じることが出来る人材がいない！！
なんでみんな、天使なんだよっ！！
誰も、「悪」の役を出来ないじゃないか！
万引きのやり方を、誰も知らない！！
鉄砲の撃ち方に、誰も興味を持たない！
憎しみの意味が、根本から理解できない！！
他人を恨めない！！
このままでは、作戦が失敗してしまう！！
そうだ、お前。
別に憎しみとか無くても良いから、俺をちょっと殴ってみて！！
無感情で、ポカっと。」
ミカエル
「え？いいの？
じ、じゃあ、いくよ？
せーの、グサッ！！」
ラファエル
「殴ってくれと言ったのに、お前なんで包丁で刺してんだよ！！
マジでお前むかつ・・・、、、いや愛してる！！
俺のことを、俺以上に思ってくれたから、
刺してくれたんだろ・・・、ＬＯＶＥ。」
急に親友に刺されても、愛しか湧かないこの国に、
一人の救世主が現れた。
ワラエル
「僕が、その悪役をやるよ。
確かに僕も、今は悪を演じられない。
悪の仕組みを理解できないし、愛にしか興味ないから。
でも、俺のこの天国スイッチを消去して、
そしてこの脳内に、「悪」をプログラミングして、
愛する仲間のためだ、俺はそれを、やるよ。」
ラファエル
「でも、そんなことしたらお前、あの舞台で、大変な目に遭うぞ。
天使の記憶を消して、悪を演じるという事は、
憎まれるだろうし、嫌われるだろうし、
じっさい俺、さっき刺されたばっかだし！
キリストなんて、はりつけにされたんだぞっ！」
ワラエル
「いいんだよ、ラファエル。
俺は、お前のことを、俺以上に愛している。
そんなお前が、いま、「困っている」じゃないか。
おれは、愛するお前のためなら、悪にだってなれるさ。
ただ、一つだけ、約束してくれないか。
あの舞台「地球」で俺は、思いっきり悪を演じきってみせる。
でもそれは、お前のために演じている悪であると言う事を、
俺は、悪では無く、天使だったと言う事を。
この俺のことを、忘れないで居てくれるかい？あの星でも。」
ラファエル
「わ、ワラエル～（号泣）！！！
約束する！！！
俺は、お前のことを一生忘れない！！！
絶対に、絶対に忘れない！！
約束するから！！！
うぅ・・・！！！」
こうして、地球へやって来た、天使たち。
ワラエル（嫌な上司役で転生中）
「ねぇ、きみきみ。ちょっと、この残業一人で全部やっといてね。
俺、めんどくさいからやりたくないし。
お前、俺の部下なんだから、当然だよな。言う事聞けよ。」
ラファエル（が転生した人間）
「は、はい。了解しました、部長…。
（心の声）
（くっそー、コイツいったい、なんなんだよ！！）
（どうやったら、こんなむかつく性格のヤツが生まれるんだ？）
（この世に、ゴキブリとコイツは、マジで要らない存在だろ！）
（なんで俺、こんなヤツと同じ職場に配属されたんだろう？）
（上司じゃ無かったら、マジでぶん殴ってる所だぜ！！）
（あぁ、マジ、存在そのものが、イラッとする！！）」
ワラエル（嫌な上司役で転生中）
「あぁ、あとさぁ～、君の評定、「悪い」で、
なんていうか、君は顔がむかつくから。」
ラファエル（が転生した人間）
「は、はぁ…。
（心の声）
（キィー！！）
（この怒りは、死ぬまで、忘れないからな！！）
（呪い殺してやる！！）
（会社を辞めても、お前の事だけは、一生忘れない！！）」
こうして、天使たちの約束は無事、果たされた。
そう、
ラファエルは、ワラエルの事を、一生忘れる事は無かったのだから。
憎しみで。
←明日の記事に続く←
↓あなたの周りに、本気でむかつく人は、居ないだろうか？
どうして、偶然にも、世界で一番むかつくソイツが、
あなたのすぐ近くに、居るのだろうか？
まるで、嫌がらせかのように、ピッタリ横に配置された、ソイツ。
天国に、悪は居なかった。
だから誰も、悪役を演じることが出来なかった。
そんな中、たった一人、勇敢にも手を挙げてくれた、仲間が居た。
「俺がやるよ」って。
「俺がやるよ、君のためなら。」って。
あなたのためなら、悪になってでも、やってあげたいと思った、
あなたのためなら、はりつけにされても、
そんな彼との約束を、あなたは覚えているだろうか？
あなたが例え、「憎しみで」ソイツを一生恨んだとしても、
ソイツは、死んだ後に天国であなたに会い、こう言うだろう。
「おれ、やりきったぜ！どうだった、俺の演技？」って。
いま、あなたの胸に、ナニカ込み上げる感情が湧きましたか？
それは、遠い昔の約束が、いま果たされた、サインです。
「ごめんね」って言いたくなった誰かの顔が、
ふと浮かんだその顔と、あなたの胸に込み上げた感情。
遠い昔、あなたはその人と「約束」をしました。
そして、その約束を思い出した（＝「忘れないでね」
そのサインとして、今その感情は込み上げて来たんです。
今なら、もう、分かると思いますが、
あなたの胸に、今浮かんでいるその人は、
世界で一番、あなたに愛されるべき人です。
今日だけでいい。
約束したあの日を、思い出して、その人を愛してみて下さい。
↓今日は下の二つのボタンを押す際、
「ご、ごめんよワラエル～（号泣）！！」ポチ↓ポチ
そのセリフは、「ごめん」より、「ありがとう」
世界中の人が、「約束」を思い出せるように、
↑いつも、ボタンクリ応援、口コミ宣伝応援、ありがとうございます↑
