さぁ、「元伊勢神宮」の瀧原宮で、

実は「今でもまだ」伊勢神宮なんじゃないかと思えるほどの神秘感を堪能し、

コースを外れて遊んだりしてるうちに、夕刻になり、

コースに戻ってみると、さっきまで数人いた笑えるスピリチュアルファンも帰って、

瀧原宮に、みつろう一人っきりに。

Simplog

(これは、たぐちゃん)
 


神さまを貸し切り状態?になったので、

本日の本当の要件、「ヘソノオムスビ」をするため、

鳥居をくぐり、お宮の前で腰かけた。


僕は、猿年生まれの、誰それで、どこどこに住んでおります。

今日は、このへその緒を、アマテラスさんに結ぶべく、参りました。



玉砂利の上で座禅を組んでると、過去最高級の瞑想状態と成り、

ほぼ1時間ほど静寂とともに在りました。

静寂の中に、僕、が在ったんじゃなくて、僕が静寂でした。


途中、神主さんが、「もうすぐ終わるので、帰って下さいね」、

と言いに来たのも、夢マボロシの中にあり、覚えてないほどに。覚えとるやないか!)


あまりにも熱心に、お宮に向かって座り続けたので、

ふびんに思ったのか、貸し切りバーの、店長が話しかけて来ました。



アマスター
「お客さん。そんなに、長い時間、熱心に祈り続けて、

 何をそんなに、望んでいるんだい?

 なにか、とても叶えたい願いでも、あるんですか?

 あなたの願いは、なんですか?」


カウンターに腰かける「みつろう」がバーテンに、聞かれたはずなんですが、

酩酊状態だったのか、勝手に口が開きました。


みつろう
「わたしの願いは、あなたの願いです。」



自分でも、自分の口が勝手に動くし、

言ってる内容はとてもかっこいいし、

でも、ジーンとひたる以上に、崇高な精神状態のままだし、

わけわからないまま、会話は続きました。




アマスター
「(そんなに必死に願うほどの)お前の望みはなんじゃ?」


みつろう
「わたしの望みは、あなたの望みです。「わたし」があなたの望みです。」


アマスター
「そうじゃな。お前たち人間が、私の望む事以外を望んだことは、一度もない。」


みつろう
「えぇ。知識や理論では、知ってましたが、今日、ここ瀧原宮の「場」の空気の中、

 あなたに今、そう言われて、知識じゃない部分でも、シりました。

 僕は、あなたの望み以外を望んだことは無く、

 全てはあなたの望みを、僕を通して、僕に望ませることで、

 あなたは叶えています。

 だから、何一つとして、僕のこれまでの煩悩に、恥ずべき事はありません。」



アマスター
「私の願いは、あなた方の日々の中に。

 見せてくれて、ありがとう。日々を。全ての私の姿を。体験を。

 私には見えない、あなた方の目を通さないと。

 私には、分からない。あなた方の悩みを通さなければ。

 私には、かんじられない。あなた方の涙を伝わなければ。

 私はなにも知らない。

 私はなにも見えない。

 私はなにも感じない。

 だから、あなたの日々に、ありがとう。」



まさか、アマスターに「ありがとう」なんて言われるとは思ってもみませんでした。

こんなに素晴らしい、瀧原宮の空気を吸えたことを、感謝したいくらいなのに、

向こうの方から、「ありがとう」と言われるとは。

とりあえず、こっちの分の「ありがとう」も伝えなければ。



みつろう
「あなたの望みを、望ませてくれて、ありがとうございます。

 見せてくれて、ありがとう。悩ませてくれて、ありがとう。

 泣かせてくれて、笑わせてくれて、

 全ての出来事を体験させてくれて、本当にありがとう。

 これからも、あなたの願いを、願えることに感謝しています。」




アマスター
「振り返って、座り、

 私のココからの視点を、味わって帰りなさい。」





バーテンに言われた通り、お宮の内側から、お宮の外側を見るように、座りました。

要するに、神さまに背中を向けて、

神さまのいつもの視点を、味わってみたんです。




Simplog 

これが、神さまの目線です。

鳥居のむこう側から、分離の世界のこちら側を見つめています。

あちら側に居ると、分かるのですが、

彼は、なにも知らない。何も見えない。

見ているのは、あなたなのだから。

あなたが、彼の目なのだから。

あなたの悩みが、彼の悩みです。

あなたの生活が、彼の生活です。

だからこそ、あなたの願いは、彼の願いなんです。


鳥居のこちら側(ひとつなるもの側)は、

恐ろしく静寂で、物凄くこうごうしく透き通っていましたが、

ずっと、こちら側から座って見ていると、

やはり、鳥居の向こう側の世界(日常)を見たくなりました。

ちょうど、閉園の時間となりましたので、瀧原宮を後にしました。


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↓まさか、瀧原宮を貸し切れるなんて、ラッキーボーイ。

人っ子一人いなくなった、あの「場」は、なんとも言葉では表現できない異空間。

時が止まっている感覚が有りました。

「時が止まっている」とは、今が縄文時代なのか、江戸時代なのか、

でも平成の今でもあるようで、未来のいつかの時代のようにも感じられる。

「時の進み」が止まって感じられたんじゃなくて、

今が、全ての時代であるような、錯覚を覚えました。

鳥も鳴くし、雨も滴るので、時間が流れているのは分かりましたが、

全ての時代の中に在りました。

ここが、いつなのかを言えないような状態とでも言いましょうか。

まぁ、至福な体験をさせて頂き、本当に感謝しています。

あなたの悩みに、恥ずべき悩みは一つもありません。

あなたの行いに、恥ずべき行いは一つもありません。

全ては、神さまが、あなたを通して、望んでいるのだから。

遠慮なく、行きましょう。生きましょう。

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