こうして、名古屋中部国際空港セントレアから、

あまり知られて無い、高速フェリー「津エアポートライン」にて、

三重県の津なぎさまちに到着しました。



今回の伊勢神宮へのおかげ参りは、4泊5日と、ゆとりある旅ですので、

イキナリ伊勢を目指さずに、前泊として、三重県の津市に宿泊する事にしました。



 
宿泊先の津都ホテル(つ、みやこほてる)までは、

フェリー到着港の津なぎさまちから、200円で津駅前までバスが出てます。

そのバスに乗って、5分くらい、三重会館前で降ります。


 
 



綺麗なシティホテルって感じ~。

おかげ参りでは、全てのサポートを受けられるという前評判通り、

バーゲンセールで、たったの3,500円で泊れました

激安。

ホテルの1Fには、おっきなスーパーが入居してるので、

明日からの伊勢路に備えて、色んなモノ買いました。

スーパーで翌朝食用として買った、名古屋名物の天むす

後に、読者に聞いた話しによると、天むすは、三重県が発祥の地なんだとか。

 

チェックインも済ませ、津市観光でもしよう、フェイスブックをチェック。

大勢の読者が居る「笑えるスピリチュアル」とかいうブログのお陰で、

「どこか、津市で、おいしいウナギ屋さんありませんか?」

と聞くと、色んな人が、現地の情報を教えてくれる、システムを構築済み。



長年の笑スピファンならご存知、

みつろうは、大のウナギ好き。

ある情報によると、津市はウナギの名店がゴロゴロあるとか。

さて、前泊の理由が判明したところで、うなぎの名店へ、レッツラゴー!!



読者の「アリーナさん」という東京ドームの友達なような名前の若い女性からの情報で、

津市で一番美味しいうなぎ屋さんを目指すことに。

なんでもアリーナさんは、歯医者の助手をしているそうで、

津市の美味しいうなぎ店の情報を、歯医者の先生に聞いてくれたらしい。



津市の歯医者の先生=金持ち=うなぎ屋さん多数知ってる=期待大

津市の歯医者の先生=歯に刺さったうなぎの骨を取りに来た患者多数

=うなぎの名店を多数知ってる=どちらにしろ、期待大



アリーナ
「みつろうさん、先生によると、はし家が、一番、美味しいらしいです。」


よっしゃ、分かった!!

はし家だな!!

津都ホテルを出て、ソッコーでタクシーに乗り込むと、


みつろう
「はし家へ行ってくれ!俺の身体の一部(になる予定)が待ってるんだ!早く!」


タクシー
「あのー、降りて下さい。」


 


???

なぜに降ろされたのか。

乗車拒否で訴えようか?

とりあえず、スマホのマップで「はし家」を検索して、ビックリ!

津都ホテルの、すぐ裏にあるではないか!!

徒歩3分って表示されてる。


今回、急に決まった、伊勢神宮への旅なので、

ホテルはどこも空いて無くて、しかたなく泊った、津都ホテル

こんな偶然って、ある?

さっそく、おかげ参りの御利益が出ちょんがな。

ありがたや~、ありがたや。

そうか、神さまが、うなぎをご馳走したくて、このホテルにいざなったんだな!





 


とーちゃーく。

この距離、タクシーのる奴なんて、頭おかしいぜ~。





 

みつろう
「あの~、特上とか、上とか、中とか、何が違うんです?」


はし家
「うなぎの、枚数が違うだけです。若い方なら3~4枚は行けまっせ。」


みつろう
「じゃあ、うなぎの中(3キレ)お願いします。」




 


これで、たったの1,680円。

(紀州産の備長炭たぶん)炭火で焼いてるから、皮はパリッパリ!

(たぶん180年間継ぎ足した)秘伝のたれはうなぎの全ての細胞に浸透中!!

めっさ、美味い!!


いままで食べたうなぎ、全てを足して、4で割っても勝てないくらい、美味い!!

なぜに4で割ったかは知らないけど、知らないで良いくらい、美味い!!

2倍の値段する、東京の銀座で食べたうなぎを2で割ったモノより美味い!!

これは、2倍の値段だから2で割ったのねって事が、分かりやすくて、美味い!!

とにかく、美味い!!



くー、3枚の中うなぎじゃ無くて、4枚の上うなぎにすれば良かった!!




ちなみに、「そりゃ、うなぎは焼き立てに限る」けど、

ご飯までもが、炊き立てだったせいで、熱すぎて、ベロが火傷しちゃった。

今後の、食べ歩きの旅に、影響が出そうな予感。

伊勢で、何を食べても、「美味しい」と言ってしまいそうな、負傷。



(←神さまに、ベロを抜かれた状態で、旅は次の記事へ続く←)

 



↓津市は、うなぎが有名らしい。これ、実は、行く前には知らなかった。

最終日に乗ったタクシーの運ちゃんが、言ってたのだ。

江戸時代に起こった、伊勢神宮へのおかげ参りの、道沿いの都市、津。

「旅人たちは、勢力をつけるという意味合いで、うなぎを食べたのでしょう。

 だから、津市には、うなぎの名店がゴロゴロあるんですよ。」

タクシーの運ちゃん、そう言ってたけど、もう一つ理由が。

それは、おかげ参りのため、日々の日常から「するりと抜けて来た自分」を、

うなぎに重ね合わせたという、あの説。

日常なんてするりと抜けて、会社なんてするりと抜けて、おかげ参りへ。

だから、おかげ参りは、別名、「抜け参り」とも呼ばれていたらしい。

日常の全ての束縛から、抜けだして、旅立つから。

「ほれ、部長! 捕まえられるもんなら、捕まえてみな、ヌルヌル~。

 ワーッシャッシャ!!」

初日ならではのテンション、マックスで、抜け参りの旅は続く。

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