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花びらを見つめてください。

花は、いつでも、内側から外側へ咲き誇ります。

何枚も何枚も、内から外へ、パタパタパタと花びらが開いてきます。

内側の秘めた思いや熱情を、外側へ外側へと表現します。

初めは内で、表現は外。



人間も同じです。

まずは、あなたの内側に思いがあります。

「外側の世界も、すべてはわたしだから」なんてくだらない理由で、

その内に秘めた思いを、あなたのその内側だけで解決しても良いのですが、

外側に向けて表現しない限り、その内側の実在性も証明されません。



花がつぼみのトキ、そのつぼみの中はどうなっているのでしょうか?

つぼみを切り裂いて、中にカメラをいれてみますか?

悪魔のような所業。

でも、カメラを入れたとしても、暗くて見えないと思います。

じゃあ、も一方も切り裂いて、ライトも入れてみます?

凶悪犯のような所業。


ズタズタに切り裂かれて、

つぼみの内側を、観察してみたとしても、

それは、本来の、つぼみの内側とは全く違うものでしょう。


ようするに、

花は、咲かなければわからないということです。


つぼみの中が、本当に美しいのかどうか、

花びらの色が、どれほどまでに艶やかなのか、

その香りが、人間のココロをどれほど落ち着かせるか。

その全ては、咲くまではわかりません。

わかり得ようがありません。


だから、

花は、咲かなければわからないんです。



あなたは、その内側で、何度もありがとうと言ったかもしれない。

ケンカして、相手をののしって、でもその相手のことを考えて、

「やっぱり自分が悪かったな」と思い、

その思いを追いかけているうちに、そのケンカした相手にさえ、

「ありがとう」と心の中でつぶやいたことでしょう。


でも、それは、あなたの内側で起こった事です。

花が咲かなければわからないのなら、

あなたの思いも表現しなければわかりません。



つぼみの中で起こった事は、絶対に観測できないのであれば、

あなたが内側で思った事は、表現しない限り、

本当に思ったかどうかすら証明されません。



見てください、あのダリアの花の美しさを。

内側から外へ、内側から外へと、

花びらが、順々に、パタパタとたおれ行き、

その、内に秘めたる全てを外へと表現して行きます。


最後の、もっとも内側の花びらが、パタと倒れたトキ、

花はその内に秘めていた全てを外へさらし、

こうして、花の美しさは、「外と内という分離」を超え、

実在なるものとして、絶対美で咲き誇ります。


内側の全てをさらけ出した花は、

他者への愛に満ちるがゆえ、

その中心の蜜をミツバチへ、

全体の美を、見るものへ、

深遠なる香りを、人間へ、

全てを使って、この世界に奉仕し、そして、世界に溶け込みます。


花があれほど美しいのは、

もう内と外が分離していないからなんです。


花に出来て、人間に出来ないわけがありません。


あなたの、その内側に秘めた思い、

外側へと表現してみませんか?


思い、野望、祈り、夢、情熱、ワクワク感、

その全てを、ダリアの花のように、

外側へ外側へと、パタパタ花びらを倒し行きましょう。

いよいよ最後の、もっとも内側の思いも外へと溶け行かせたトキ、

あなたは、世界と一体となり、絶対美で咲き誇ります。



あなたの内側の思いを、外側へと表現すると決意したなら、

まずは、その手始めに、「ありがとう」という感謝の思いを、

内側から外側へと咲かし行きましょう。


「ありがとうございます。」


明日は1月のミソカモウデの日。


その思い、声に出して、表現しましょう。




↓たまたま、いま目の前のカレンダーに、ダリアの花びらが載ってたの。

FANCLの化粧品の卓上カレンダーに。

いま、まさに、7分目まで内側を外へと倒したダリアの写真が。



自分の内側の思いは、外へと表現しない限り、

それが内側に在ったかすら証明されないって、あなた、知ってた?

あなたの、内側の、その夢、本当に、「在る」のかな?

さっき、ズタズタにつぼみを切り裂いても、わからなかったじゃん?

つぼみの中がどうなのか、咲いてみなけりゃわからなかったじゃん。



ということは、あなたも、咲かなきゃわからないんだね。

ユー、レッツ、ブロッサム!(英検準二級の限界)


ちなみに、調べてみて、ビックリ。ダリアの花ことばは、感謝なんだって。


もう、ミソカモウデに来いって神さまに言われとるようなモンやがな。


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