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神さま
「おい、みつろう。
お前は、生きているのか、生かされているのか、どっちだと思う？」
みつろう
「そーですねー。
自由意思をビンビンに感じてるので、『生きているぞ！』とも思えますし、
しかし、物理学をカジって勉強してみたら、
小さな物理現象の積み重なりが、
何かを『起きている』ように見せているだけなので、
全ての現象はただ『起こされている』だけとしか言えない。
まぁ、でも、生かされていると言っちゃうと、
なんだか、神さまが、『ホラわしは偉い人だぞ』と威張り出しそうだから、
生きています！！」
神さま
「正解は、お前は、生きてもいないし、生かされてもいない。
そもそも、「お前」に興味ない。」
みつろう
「もう、マジで、帰ってくれませんか？
楽しいんですか、可愛い我が子をバカにするのが？
悪趣味が極まってますよ？」
神さま
「お前は、生きてもいないし、生かされてもいない。
当然じゃな。
その両方すら、自由に選べる位置に、本当のお前がおるんじゃから。
まぁ、良い。
今日は、『生かされてるパターン』で話してみようか。」
みつろう
「Aパターンで話してみようか？
自由かっ！！」
神さま
「自由じゃ？
言ったじゃろ。
お前は、どう思いたいか？
それのみが、真理になる、そんなスペースにお前はおるって。（⇒ココで ）
だから、自由じゃ。
今日は、パターンA：生かされているバージョンでお話ししまーす。
はい、パチパチパチパチー！」
みつろう
「（もう、ツッコムのも疲れたから、ノってみる。）
いよっ！！待ってましたー！！ヒューヒュー！」
神さま
「生かされている（受態）という考え方に立つと、
生かしてやっている（主体）存在が必要になるじゃろ？
『私は生かされています、アーメン』って言ってる牧師に駆け寄って行って、
聞いてみてごらん。
『生かされている気になっているあなたには、
生かしてやっている存在が居ますよね？誰ですか？アーメン』って。」
みつろう
「あなたには喧嘩を売る気になれますが、
牧師様にそんな生意気のこと言えません。
まぁ、言ったとすると、きっと牧師さんはこう言うでしょうね。
『生かされている私を、生かしているのは神です、ラーメン！』って。」
神さま
「そうじゃな。
生かされている、という考え方に立った時に必要となる、
生かしているという存在は、西洋では、神じゃろうな。
イエスであり、ゴッドであり、アラーであり。
一方、同じ質問をチャイナあたりで仏教徒にすると、
『私は全ての小さな縁に生かされています』って言うじゃろうな。
沢山の縁の重なりが、私を生かしていますって。
そして、お前の国、日本は、その両方を使う。
よっ！！輸入大国！！！加工貿易！！！」
みつろう
「えぇ、おかげさまで、貿易で発展しました、我が国。
A国の原料とB国の材料を、日本人がミックスして、バブっちゃいました。」
神さま
「生かしている存在は、小さな縁の全てであり、それらを神と名付けた。
だから、すべての物体を、ヤオロズの神としてあがめる。
さすがワシの国！！！良い国じゃ！！！
石の神が居て、お箸にも神が宿り、迷惑なことに、便所にまで神を住ませた。
クッサー。
でも、全てのヤオロズの神（物体）に生かされていることに、感謝している。
何度聞いても、良い国じゃ。
さて、みつろう。
さっき、お前は、何と言った？」
みつろう
「バブっちゃいました？
あぁ、あれは、『バブルしちゃいました』って意味ですよ？
高度経済成長の話しです。ジュリアナトーキョー。」
神さま
「お前が、バブルを、バブっちゃったと言っちゃいそうなことぐらい、わかっとる。
頭が悪いから、なんでも略しちゃうもんな。
そうじゃなくて、
お前はさっき、『お陰様で』と言った。
この言葉、どういう意味かわかるか？」
みつろう
「お陰様・・・。
お。
説明しようとすると、けっこうムズイですね。
えーと、何か良いことが起こったトキに、
例えば、長男坊が東大に受かったとしましょう。
そのトキ、近所のおばはんが、
『おめでとう、良かったね！！！』
って言ってきたら、すかさず、
『いいえ、これもすべて、あなたのおかげです。』
って言う、感じのー、【おかげさま】。かな。」
神さま
「ぜんっぜん説明になっとらんじゃないか。
それは、意味じゃなくて、用法じゃろ。
まぁ、でも、良いシュチエーションを挙げてくれた。
『東大に受かったのは、あなたのお陰ですよ。』と言った。
【東大合格】という事象は、【あなた】という事象の、お陰ですよと言っている。
要するに、
【東大合格】なんて、ただの影なんですよと言っている。」
みつろう
「お、おぉ。
っぽい、ぽい！！
説明が、神さまっぽい！！！
続けて！！！」
神さま
「っぽいというか、神じゃ！
良いか、
喜ばしい出来事、【東大合格】。
その、【東大合格】は、ただの影なんです。とへりくだって宣言したわけじゃ。
さぁ、みつろう君。
影が出来るためには、何が必要？」
みつろう
「光！！
影を作るためには、光が必要！！！
子供を作るためには、コウノトリが必要！！」
神さま
「そうじゃ。
影を作るためには光が必要じゃ。
だけど、ブッブー。不正解。
影を作るためには、光以外に、もう一つ必要なんじゃが、わからんか？」
みつろう
「えーっと、子作りするために必要なモノと言えば・・・。」
神さま
「子作りから一度、頭を離せ！！！
影と光の間には、何がある？？？
夕日と人影の間には、ひー？
ホラ。
ひー・・・なに？」
みつろう
「人が立っている！！！」
神さま
「そうじゃ。
光と影の間には、人が立っておる。絶対に。
影が出来るのは、光があるからではない。
光しかない世界には、影なんかできない。
光の世界に、人（又はモノ）が立って初めて、影が出来る。
お陰様です。
いま、影は【東大合格】じゃったな？
【東大合格】が影として映れたのも、
【近所のおばちゃん】が光の世界に立ってくれたからですよ。
その陰として、【東大合格】が映っただけです。
そう、言っておるのじゃ！！！
『光しかない世界だったら、
【東大合格】という影は映りようがなかったんですよ。
光の世界に、【あなた（おばちゃん）】が立ってくれたからこそ、
うちの長男坊が東大に行けたんです！！
東大出てもボンクラになるかもしれませんが、
今後とも、光の世界に立ち続けてくだ・・・、』 」
みつろう
「東大出て、ボンクラになる可能性はゼロですので、
そのノリノリの例え話、終了でお願いします。
でも、すっげーなー。
今日も良い話聞けたー。
神さまのお陰様です。」
神さま
「わしは光じゃ！！
ワシのお陰さまには絶対に成らない。
ワシと、その出来事（お陰）の間に、
絶対にナニカがある！！
光しかない世界には、影は映らんからな！！
とにかーく、
生かされているパターンで話すと、
お前が生きていられるのは、
光の前に立つ全ての戦士たちのお陰じゃ！！！
ポイントは、この一点。
全ての戦士たちのお陰じゃ。
光の前に、ある特定の『代々木ゼミナール』があったから、
【東大合格】という影が出来たんじゃない。
この世界にある全てのモノがあって初めて、その影が映る。
それが、影と影を繋いでおる『縁』じゃ。
何一つ、欠けてはいけない。
何一つ、加えてはいけない。
地球というこの世界に行って、光の前に立つぞと決意した、
全ての魂たち、勇敢なる戦士たちのお陰として、
何かが映る。
さぁ、影である、みつろう氏に問う。
お前を生かしている（映している）全ての存在に、
感謝したくてたまらなくならないか？」
みつろう
「は、ははー。
今月のミソカモウデでは、お札入れちゃいまーす！！！」
（⇒明日にも続く⇒）
↓光しかない世界に、影は出来ない。
光と影の間に、人が立ってこその、お陰様。
あなたを生かしているのは、あなた以外の全ての戦士たちです。
その全ての存在が、光の前に立ってくれたお陰で、
あなたが映っているように見えるだけ。
ねぇ、どうして、あの課長のことを嫌いだなんて言える？
ねぇ、どうして、恋のライバルが憎い？
彼らが居ないと、あなたは、この世に映る事すら出来ないよ？
この世のすべての存在のお陰様で、あなたが生きています。
↓今日は下の二つのボタンを押す際、
一番嫌いな人と、二番目に嫌いな人を思い浮かべて、
「あなたのお陰で、私は生きています。」で左ボタンをポチ↓
「あなたのお陰で、私は生きています。」で右ボタンをポチ↓
ちゃんと、声に出して、感謝の念を伝えましょう。
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