彼はオーディオじゃなくて、古いラジカセファンなので。
簡易チェックでは気になるポイントは2ヶ所。
脚を4本外して上下を割ります。
重い重いとおもったら、キャビネットはプラじゃなくて金属ダイキャストですね。
さすが598! 398とは少々違います。
ネジ3本でアームも簡単に外せます。。
気になったポイントの一つ目はアームの降りが遅いって点です。
テクニクスのアームメカでは時々グリスの固着で遅くなるってことがありますので、確認しておきます。
今回はリンクのシャフトには問題無く、単にシリンダーとピストンのシリコンオイルのせいでしたので、下手にいじりませんでした。
きっとしばらくランニングしてるとほんの少し早く降りて安定すると思います。
次のポイントは速度切り替えスイッチの不具合です。
基板の隅にボタンがあります。
しっかりした金属製のシャフトです。
ここを外すにはLEDの脚のハンダ付けを取らなければいけません。
無理するとLEDの脚を引きちぎっちゃいます。
けっこうグリスが固まっていて、動きが渋くなってました。
ここは分解クリーニングです。
次は基板の確認です。
今回目視ではコンデンサーの漏液が確認出来なかったのですが、一応通常ルーティンなので全部交換しました。
青色も薄紫色も一掃されました。
で、外したコンデンサーを確認してみると…
意外です〜。
上の6コが漏液してました〜。
やはり通常ルーティンにしておかなくてはならないようです。
これで仮組みして最終機能チェックをします。
ターミナル3ヶ所を繋ぐだけなので、簡単です。
ここはテクニクスプレーヤーのよく出来ているポイントですね〜。
気持ち良く操作出来るようになりました。
あとは外観クリーニングです。
今回ダストカバーはコンパウンドのみで仕上げました。
大変綺麗に仕上がったと思います。
例によってしばらく正面システムでランニングテストをしておきます。
カートリッジは標準の270C、交換針は新品の代替え針をつけました。
当店予定価格 11,000円です。
地域密着型の店です
北見を盛り上げたいのでぽちっとして下さい