バスクラリネットでの演奏をYouTubeにアップしてみました!
コンクールや試験での演奏のものなので、動画ではなく録音のみです。
とりあえず、パソコンに入ってた3曲。



Tre Sentimenti/Jan Van der Roost



アルセナールやリクディムなど数々の吹奏楽作品の作曲家として有名な、ヤン・ヴァンデルロースト作曲のバスクラリネット協奏曲です。
試験での演奏を録音したものなので、ピアノ伴奏で、分数の関係で所々カットしています。




Jackdaw/Wayne Siegel



バスクラリネットとコンピュータのための作品で、全編にわたって入っている鳥の鳴き声が特徴的な曲です。
この鳥の名前がジャックダウ。ヨーロッパの方に生息するカラスのような鳥です。
これも試験での録音ですが、いつの試験かはちょっと記憶が…🤔




Sonata/Harald Genzmer



この録音が1番新しく、2018年3月の日本バスクラリネットコンクール本選での演奏です。
ドイツの作曲家ゲンツマーが1984年に作曲した作品です。




YouTubeにアップしたのは初めてですがちゃんとできてるのだろうか🤔
よかったら聴いていただけると嬉しいです😃
更新をついついサボってしまい気づいたら8月です。
相変わらず暑いですね☀️
吹奏楽コンクールのシーズンです!
すでに終わっている人やこれからの人、代表に選ばれてさらに頑張っている人色々だと思います。
色々な結果を聞いて、こちらも一喜一憂しています。

レッスンではクラリネット以外の楽器をみることも多々あります。
今回はとある中学校でホルンの音程があまりにも合わないので見てほしいと頼まれたときのこと。

合奏を聴いたことがあったので、確かに音程もあってないし音もよくはずすなぁと心配していました。
そこで、1番音程やハーモニーが合ってないという箇所をメトロノームに合わせて吹いてもらうと…

え?ちゃんと吹けてる!
音程も完璧とは言えませんが、合奏の時と比べるとちゃんと取れています。
どうやら演奏の技術以外に問題がありそうです。

色々話を聞いてみてわかったのは、
・練習のときはできても、合奏になると上手くいかない
・先生の前だと緊張してしまう
・間違ってはいけないと思うと余計外してしまう
・外さないようにそっと吹くから音程が合わない

とのことでした。
たしかに合奏になると外してはいけないと思い緊張するのはわかります。
それが心配でそっと吹いてしまうのもわかります。
でも音を外してしまうことを心配してそっと吹いて結果音程が合わないのならば、良いことはひとつもないのでは…?

ということで私が提案したのは、
・できるだけ丁寧に音を出す準備をして
・出したい音をイメージして
・まずは自分の出しやすい音量で

そして
・先生に怒られる事ばかり心配しない
・自分がどう吹きたいか(音量、音程なども含めて)を大事にする
・自分が出したい音のためには何をどうしたらいいかを具体的に考えてみる(息のスピードや方向、アンブシュアなど)
などなど…

良い演奏のためには技術はもちろん必要ですが、どんな演奏をするか、誰のために演奏するのかなど、気持ちやイメージも大切です。
技術と気持ち、どちらかだけでは良い演奏にはならないのではないかと思っています。

怒られないように、迷惑をかけないように
よりも、
自分がどう演奏したいか、どう表現したいか
を大切にしてほしいです✨

ゴールデンウィークですね✨
みなさんどの様にお過ごしですか?
私はありがたいことに音楽とアレクサンダーテクニークずくめの一週間です。

金曜日からマスターズブラスナゴヤ第三回定期演奏会のリハーサルが始まっています。
一年に一度しか集まらないメンバーとは思えない迫力あるサウンドに演奏している側もワクワクしています!
いつもの愛知芸術劇場のコンサートホールが改修工事中のため刈谷市総合文化センターで行われます。
演奏会は明日!今から楽しみです❤️

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そして5月3日木曜日は宗次ホールにてClarinet Ensemble みたらしだんごランチタイムコンサート🍡
今回のテーマはクラリネットとダンス💃
濃厚な1時間になりそうです。
奏者5人で10本の楽器を持ち替えての演奏も見どころです!
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そしてそして、4、5日はアレクサンダーテクニークの合宿!
本当はもっと長く行われているのですが、この2日間しか参加できず…。
少ない日数ですがたくさんの事を吸収してこられますように✨


そんなこんなバタバタとした連休になりそうなので、体調だけは崩さないよう気をつけないと💦
皆様も素敵な連休になりますように✨
ワークショップをします!(*゚▽゚*)

アレクサンダーテクニークをBodyChanceの教師養成コースで学び始めて2年、初のワークショップを同じ学校で学んでいる片山直樹さんと開催します!

『片山直樹&坂田光子 ワークショップ』
            ~不安、緊張も表現力~

5月13日(日)
10:30~13:30
「不安を自信に変える!演奏に不安を抱える人のためのセミナー」(片山)

14:30~17:30
「緊張をプラスに変えて音楽を楽しむための講座」(坂田)

場所:アクテノン研修室2
名古屋市中村区稲葉地1-47

私が担当するのは、緊張に関してです。
・演奏するのは大好きなのに人前だと上手くいかない方
・ここぞ!という時に緊張で力が発揮できない方
緊張やあがり症に関して悩んでいる方々と一緒に緊張をプラスの力に変えていく方法を考えていきたいと思います。

興味のある方はご連絡ください♪
詳細はこちら→ワークショップ詳細

こんにちは!

 

前回、前々回と緊張をテーマにちょこちょこ書いております。

緊張 → https://ameblo.jp/mitsukosakata/entry-12350635387.html

緊張② → https://ameblo.jp/mitsukosakata/entry-12354657437.html

 

今回は、私が今までアレクサンダーテクニークの学校で学んだ事をもとに、私なりの緊張対応策を書いていきます。

 

 

1、緊張はなくならない?!

初めて緊張に関するレッスンをしてもらった時に言われたのが「緊張しないで演奏するのはたぶん無理だよ」という衝撃の言葉でした。

 

前回も書きましたが、本来緊張は身の危険を感じたり大事な場面で起こります。

なので演奏会や人前といったいつもと違う空間で緊張するのは当たり前なのです。

 

ではどうしたらいいでしょう??

緊張は、身の危険を感じた時に身を守ったり、大事な場面で力を発揮するために集中力を高めてくれます。

緊張しているということは演奏会や人前に出る準備を身体が始めていると考えてみるといいですね。

 

 

2、緊張した自分はどうなってる?

では緊張が始まった自分はいつもと何が違うのでしょう?

・ドキドキしていつもより呼吸がしづらい

・呼吸が浅くて声が出しにくい

・身体が固くなって指がうまく回らない

 

緊張の仕方は人によって様々です。

まずは今の自分の状態に目を向けてみましょう。

 

 

3、考え方はポジティブに!

自分の状態に気づけたら、無理にそれを押さえようとせずに、どうなってほしいか?を考えてみましょう。

この時のコツは

「〜しないように」ではなく「〜できるように」と考えることです。

否定形ではなく肯定形で。

 

否定形は脳が理解しにくいそうです。

ためしに、

「ピンクのドラえもんは想像しないでください」

 

どうですか?

頭の中にピンク色のドラえもんを想像してしまいますよね?

これと一緒で、「〜しないように」と考えると、それをしてしまっている自分を想像してしまいます。

なのでできるだけ考え方は肯定形で。

・呼吸が浅くならないように→しっかり呼吸ができるように

・身体が固くならないように→身体が楽に動かせるように

 

この考え方は演奏中も一緒です。

・音を間違えないように→次の音を考えながら、ていねいに吹こう

・リードミスしないように、音を外さないように→音を頭の中で想像してから出そう

 

「〜しないように」ではなく、そうではなくどうしたいか?を考えてみてください。

 

 

4、今の自分にできること

1〜3までは「緊張した自分を認識すること」でしたが、逆に緊張しててもいつもと変わらないものを探すことも役に立ちます。

・いつもと同じ楽器

・いつもと同じメンバー

・昨日も吹いた曲、楽譜

 

音がでる、周りの音が聞こえるなど、今の自分にできることもたくさんありますよね。

できることを認識するのは安心につながります。

どんな些細な事でもいいのでたくさん見つけてみましょう。

 

 

5、空間

もしも可能なら、実際に演奏する場所に立って周りを見てみましょう。

どんな場所で演奏するのかな?

どれくらいお客さんが入るのかな?

自分の場所はどの辺だろう?

どのくらい音が響くのなか?

 

空間を認識すると、そこが安全な場所かどうかがわかります。

自分がこれから演奏する場所が危険な場所でないとわかるのは大事なことです。

 

もしコンクールなど、前もってステージにたてない場合は、ステージ袖のモニターや隙間からチラッと見える客席を見ておくだけでも違いますよ。

 

 

6、どんな演奏がいい?

緊張は、人前で演奏したときに

「〜しちゃったらどうしよう」

「誰が聴いているかわからない」

「へたくそだと思われたらどうしよう」

といった想像することから来ています。

でもこれらはあくまで想像であって、わかりようの無い事です。

なのでわからない事を想像するより、自分がどうなりたいか、どんな演奏をしたいかを想像してみましょう。

 

音楽はつらいものではなく楽しむためのものです。

「こう吹きたい!」「楽しく演奏しよう!」と前向きな気持ちでいたいですね!

 

 

 

以上、全部で6つの項目になりました。

本番で6つ全て考えるのは最初は難しいですし、そんな余裕ないかもしれませんが、

「あ〜緊張してきたなぁ」と思ったときに、どれかひとつでも思い出して試してみてください。

 

せっかく演奏会で練習の成果を発揮できるチャンスがあるのに緊張のしすぎで音楽を楽しめなかったらイヤですよね。

このブログで楽しく演奏ができるお手伝いができたら嬉しいです。

私は長い間緊張、あがり症に悩んでいました。

演奏会やコンクール、大学での試験など人前で演奏をするとひどく緊張してしまい、「いつもより音が出にくい」

「息が吸いにくくて苦しい」

「苦しいからいつも吸わないところでブレスをしてしまう」

「指もうまく動かない」

といったことに悩んでいました。

 

しかし、よくよく思い出してみると楽器を始めたばかりの頃は緊張よりも楽しさやワクワクが勝っていて、人前でも楽しく演奏できていた気がします。

 

ではなぜ人前での演奏が緊張するようになったのでしょう…?

 

覚えている中で一番古い緊張の記憶は中学生の頃、吹奏楽コンクールです。

コンクールではやはりいい結果を残したいので、そのためにいい演奏をしたい!と思っていました。

でもその「いい演奏」が、

「聴いてる人が感動するような、楽しめるような演奏」ではなく、

「音程や縦の揃った演奏」「ミスのない演奏」だったのです。

そのため小さなミスでも気にしてしまい、終わったあとに間違ってしまったことの反省ばかりでした。

 

さらに私が緊張するようになったもう一つの原因は、人の意見を気にするようになったことです。

「へたくそだと思われてたらどうしよう」

という思いが身体をこわばらせ、思い通りの演奏をできなくさせていたのです。

 

 

アレクサンダーテクニークを学び始めた理由のひとつが、この緊張をなんとかしたいという思いでした。

今回はこの緊張に関してこの2年間アレクサンダーテクニークで学んだ事をまとめてみようと思っています。

長くなりそうなので、何回かに分けて書きます。

 

 

そもそも緊張とはいったいなんなのでしょう?

 

人は不安や恐怖を感じると、神経伝達物質「ノルアドレナリン」という物質が血液中に多量に分泌され、自律神経のうちの交感神経を刺激します。

交感神経が刺激されることで心臓のドキドキや体温の上昇、発汗などが起きるのだそうです。

 

これは動物が的をみつけたときに毛を逆立てたりするのと同じような状態です。

人間もいつもと違うような場面では自分の身を守るためにドキドキなどが起こるのです。

しかしこの状態は決して悪い事ばかりではありません。

交感神経が刺激されることにより、ドキドキや発汗の他に、集中力や身体能力を高める効果もあるのです。

集中力や身体能力が高まるということはいつも以上の力が発揮できる可能性があるということです。

いつも以上の力が発揮できる可能性があるのなら、緊張も悪い事ばかりではないですね!

 

 

さて、そうは言ってもやはり緊張でガクガクブルブルはいやですよね…。

次回は緊張した時の私なりの対処の仕方を書こうと思います。

 

あっという間に2月です。

寒い日が続いていますね雪の結晶

みなさん風邪などひいていませんか?

インフルエンザも流行っていますね。

私の周りでもちらほら…。

そういえば私はインフルエンザにかかったことがないです。

小さな自慢ですキラキラ

 

 

先日、バスクラリネットの演奏の録音をしました。

ソロの演奏で、ピアノのない無伴奏の曲です。

大きな部屋に椅子と譜面台と録音ようのマイク。

録音をしてくれる人は別室で演奏を聴いています。

 

いつもの練習や演奏会とは違った緊張感を味わいました。

普段録音をする機会はなかなかないからです。

しかも、録り直すことができるとはいえ、何度も間違っていてはいつまでも録音は終わりません。

できるだけ間違えないように、と思っているとミスも増え音色も固くなってきます。

 

そこで、ちょっと考え方を変えてみることにしました!

いつもと違う環境→いつも練習してる部屋より広くて吹きやすい!

ミスしちゃいけない→録音なんだから多少のやり直しができる!

 

そう思うだけで演奏は変わります。

緊張は消すことはできません。

緊張しないなんてなかなかできません。

 

なので「いつもと違う環境だから、ミスしたら迷惑がかかるから」

など、なんで緊張してるのか?を考えてみましょう。

 

そしてそれをちょっとだけポジティブな言い方に変えてみましょう。

ほんのちょっとの事で演奏は大きくかわります。

 

試してみてくださいルンルン

 

昨日、とっっても久しぶりにバスクラリネットのレッスンを受けてきました。
一人で練習している時には気づけないことがレッスンだとたくさん発見されます。
自分の苦手なこと、楽器の調子、音楽的な事ももちろん。
自分の音に耳を澄まして、丁寧に練習してるつもりでも、まだまだやる事はたくさんありそうです。

これからの課題がたくさんですが、それはまだまだ上手くなれる可能性があるという事。
そう思うと練習も楽しくなりそうです!


レッスンの後は、先生としてレッスンのお仕事です。
今年最後のレッスン、2月にソロコンに出るそうでレッスンに行くたびに上手くなっていて驚かされます。
まだまだ伸び盛り。
こちらもついつい気合が入ってしまい、曲の最後まで辿り着けずに時間が過ぎてしまいました💦

さて!昨日のレッスンで今年のお仕事は終わり!
今年もたくさんの方に出逢い、たくさんの音楽に触れ合い、充実した一年だったように思います。
来年はどんな年になるかなキラキラ
みなさんも良いお年をお迎えくださいませラブラブ
先日、私が所属しているクラリネット五重奏の演奏会がありました。
入場料500円で気軽に聴いていただけるようにとの依頼だったので、聞き馴染みのある曲や聴きやすいクラシック、ディズニーやジブリなど1時間程のコンサートでした。
お客様にも喜んでいただけたようです照れ
私達もとても楽しい時間を過ごしましたラブラブ

それでもたまには、あっ!というようなハプニングがあり、ハラハラしたりする事もあります。
緊張もします。

私は演奏を仕事にしているので演奏会は月に何回もあったりします。
そして、それでも毎回多かれ少なかれ緊張します。
思いもよらないミスがある事もあります。
「こんなとこ間違えた事なかったのに!」
なんて経験ありませんか?

本番になると絶対に間違えるはずのない所で間違える!
よく聞く言葉です👂
そして「なんでこんな所で間違えちゃったんだ…」
と落ち込んだりアセアセ

でもそれ、本当に本番だから間違えた?
「よい演奏をしよう」「間違えずに吹こう」
と思って本番に臨むと、実際によい演奏ができた所よりも思いがけないミスばかり気になっていませんか?

ちょっと思い出してほしいのですが、
普段の練習ではどれくらい間違えますか?
思いもよらないミス、普段もしたことありますよね?
人は誰でも間違えるものです。
百発百中間違えずに演奏はかなり難しいです。
(もちろんそうなればいいのでしょうけど…)
普段も予想外のミスはあるけど、
「あ、間違えた。次は気をつけよう」
と思っているはずです。
そして本番よりもトータルでは練習のほうが間違える数も多いでしょう。

ようは、普段も予想外のミスはあるけれど、本番の場合は間違えずに!という思いからそのミスを引きずってしまう事が多いです。

本番での小さなミスを引きずってその後の演奏がボロボロになってしまっては大変です。
間違えてしまった事は演奏中は一旦置いておいて、その時は次のことを考えて楽しく演奏したいですね!

昨日はハンガリー放送交響楽団首席クラリネット奏者のヴァルガ・ガーボルさんのマスタークラスを聴講しに行ってきました。
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ガーボルさんのレッスンはとても細やかでフレーズ一つ一つ、音一つ一つを丁寧に、そのフレーズの意味や音程・和音を細かく考えていらっしゃるのがよくわかりました。
普段自分が演奏する時にもそんな事を考えているつもりでしたが、ガーボルさんのレッスンを聴講すると、私が考えている事の何十倍も細かく考えていて、まだまだだなぁと改めて考えさせされました。
大学を卒業してからはレッスンを受ける機会が減ってしまいましたが、やはりレッスンを受けて新しい事を常に学んでいく事は大切ですね!

そしてマスタークラスの後はガーボルさんの演奏会へルンルン
レッスンを聴講した後だったので、ガーボルさんの細やかな想いや考えが伝わりとても素敵な演奏でしたラブラブ
もっともっと頑張ろう!!
そんな事を改めて思う1日でした。

さて!
明日11/25は尾西市民会館で演奏会です。
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今日も朝から合わせをしましたキラキラ
楽しいコンサートになりますようにヒヨコ