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DEAGOSTINI 戦国甲冑をつくる

奥州の覇者、隻眼の猛将、伊達政宗。

弦月の前立てで有名な「黒漆五枚胴具足」を

可能な限り当時の材質と工法で再現します。






左足用の佩楯(はいだて)をつくる

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今号のパーツ

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 佩楯(はいだて)の家地
 

 筏札(いかだざね)    22枚
 山吹色の威糸      約280cm





右手用の籠手、籠手馬手(こてめて)の製作は、佩楯の左腿用のあとのようですね。

この、馬手(めて)という名称ですが、右手で馬の手綱を掴むからだそうです。

ちなみに、先週までに仕上げた籠手射向という名称は、弓を持つ方の手だそうです。

ま、籠手のお話はまた後日ってことで^^;





さっそく、今号の佩楯(はいだて)の製作にレッツラゴー。


^^;‥‥‥。w





山吹色の威糸の準備

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今号のパーツの中の、山吹色の威糸を用途別に2種類用意します。


40cmの長さに切ったものを4本

25cmの長さに切ったものを2本

すべての威糸の片方の先端を尖らせ、もう一方の先端を壷留します。




筏札の裏表の確認

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筏札には裏表があるので、ここで確認をしておきます。


上の画像が表面、下の画像が裏面です。



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裏面のほうが若干ですが塗装が荒くざらざらしてたりします。





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威糸のボンドが乾くまでの時間を使い、こんな小細工しました^^;


筏札をセロファンテープでぴっちり固定してあげました。

マスキングテープがベストなんでしょうけど、あいにく切らしてました^^;

マスキングテープを使うなら、もっと広く貼り付けてもオッケイですね。

11個の筏札を全部貼り付けてしまうよりは、5枚と6枚で小分けにしたほうが作業がしやすいと思います。





‥ ごめんなさい、威しの作業は省略します^^;





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いきなり2連完成です^^;





家地に筏札を組み込む

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家地の表にあらかじめ白?銀?で点が打たれてる箇所に、目打ちを使い穴を開けます。




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今号の作業では2列分しか使わないので、2列分だけ開けました。

いちばん端の穴は、縁革のかなりギリな箇所に開くので、箇所的にきつかったら少し内側でも問題ないと思います^^





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ここです、いちばん端。





※組み立てガイドでは「筏札を縁革の中に入れて作業せよ!!」との案内になってますが、筏札が縁革の上の状態のほうが確実に作業しやすいです。

ってゆーか、いずれは後の号で縁側をひっくり返して縫うことになるはずなんで、こだわる必要はナイっちんぐマチ子先生です‥(古)^^;





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左から右へどんどん波威しします。


表面でチョキンして壷留、お約束ですね。

この壷留は次の筏札で隠れるんで、壷留が苦手な僕には嬉しい限りです^^





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筏札の一連、終了です。





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同じようにもう一連威せば今号の作業は終了^^

ね、壷留、見事に隠れるでしょ^^

ここしばらく威し作業から遠のいてて、うまく威せるか不安でしたが、さすがに草摺11連の慣れは恐ろしいものです、意外と簡単に威せましたよ^^





今号の完成

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余談ですが、待ちに待った読者全員プレゼントの鎧櫃、さっそく応募券を貼って投函しました。

まだかなまだかな~♪
デアゴちゃんの~、鎧櫃まだかな~、な感じ^^

失礼しました^^;


来週のこの時間までお元気で♪





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籠手射向(左手)を仕上げる

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今号のパーツ

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 籠手の「糸官(わな)」
 
 笠鞐 2個
 責鞐 2個










手甲にワナをつくる











籠手のワナを用途別に3種類の長さにカットします。


 22cmを2本
 15cmを2本
 14cmを2本










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手甲に開いた2個の穴を目打ちで広げます。


ひとつの穴に対し、3回ワナが通るんで、結構な大きさに広げる必要があります。





※これから手甲の穴にワナを通していくわけですが、組み立てテキストで木瓜結びで仕上げる方法と、簡素化された仕上げ方のどちらかを読者の任意により選べますが、僕は迷わず木瓜結びで仕上げる方を選びました。










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22cmにカットしたワナを手甲の穴に裏側から通します。


この時、組み立てテキストでは触れてませんが、ワナに縦に通ってる切れ目が目立たないように通します。


美観にこだわる方は、木瓜結びの完成まで切れ目が表面にこないように意識して作業を進めましょう。










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表側に通したワナを交差させて、今度は表側から裏側に通します。


この辺で、残すワナを2cmに調節しました。


この時点でやっとかないと、この次、穴がかなり狭くなるんで^^;


と同時に、目打ちでワナを通しやすくすることもお忘れなく。










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さらに裏側から表側へ通します^^;;










手甲に木瓜結びを装飾する

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胴の肩上と同じ要領で木瓜結びをします。


肩上の木瓜結びでは縫い糸を使いましたが、ここでは強度を必要としないので、組み立てテキストの指示通りに瞬間を使いました。





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最後に、上下の輪から通したワナを瞬間で固定して、ハサミでチョキン。





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手甲の木瓜結び、完成です。










同じ要領で、手甲大指も木瓜結びします。










手甲の木瓜結びの完成

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ご覧いただいた通り、目打ちで手甲の穴を結構な大きさに広げても、モッコリ結びで隠れるので安心してください^^

※簡素の仕上げの方では穴が隠れないんで、広げ過ぎにご注意ください。






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裏面です。


我が息子が籠手を装着したときに通す、親指と中指のワナもバッチグー(古)^^;










胴と籠手をつなぐワナをつくる

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籠手冠の板に開いてる4つの穴に、胴に籠手を組み込むためのワナと笠鞐をつくります。


まず、作業しやすいように家地を丸くくり抜きました。


はじめは目打ちで突き刺すだけでワナを通し始めましたが、家地がジャマで仕方なかったんです^^;


ここも、最終的には家地裏で覆い隠すんで、美観の面は大丈夫^^










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籠手冠板に使う、14cmのワナに笠鞐を通します。


この時も手甲の木瓜結びの時と同様、ワナの縦の切れ目の向きを意識します。











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手甲の時は裏から通し始めましたが、ここでは表からワナを通し、交差して裏から表に通します。










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籠手冠板を真横から撮った画像です。


ワナを通す位置、確認できますか?










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さらに、表面から裏面にワナを通します^^;


通しては目打ち、また通しては目打ち、をお忘れなく^^










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産まれましたよー!!


3500グラムの元気な男の子ですよー♪


を彷彿とさせる狭さですよね、最後^^;;;










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笠鞐から来てるワナの中に留まるワナが中央に納まる。


これ、美観の面で大切です。


ワナを通す位置を細かく解説してませんからね、組み立てテキスト^^;










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最後に瞬間で固定、ワナをチョキン。


いかがですか?


ワナの切り口が中央にキレイに納まってるのが確認いただけると思います。













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縁革と裏地をボンドで接着、まつり縫いで仕上げます。











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表面です。


籠手、完成です^^


ちくちく‥もう勘弁して欲しいです^^;









胴にワナを付ける

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先ほどの【ワナの縦の切れ目】とは、この矢印で示した部分です。


胴に籠手を付けるためのワナを作ります。


15cmに切ってあらかじめ用意しておいたワナを責鞐に通します。










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強くお勧めします!!


先を尖らせましょう!!












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今までは穴に3回通ってたワナ。


肩上へのワナは裏から通して表から裏に帰って来るだけの2回です。


しかし‥あなどるなかれ‥


ここが一番通し辛かったりします。


肩上は板の厚さがハンパないんで、手甲や冠板のように、穴を広げるために大活躍だった目打ちも‥今度ばかりは歯が立ちません。


ここ、かなり時間掛かりました^^;










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やっとこさ通してます^^;


皆さんは、なんなく通せましたか?


なんか良い方法があったら教えてください^^;










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汗だくです^^;


今までと同様、瞬間で固定してハサミでチョキンでおしまい♪





パーツの少なさだけ見て完全に油断してました。


けっこう時間かかりました^^;










今号の完成

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次号の予告

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22枚の佩楯の筏札を山吹色の威糸で綴じ付けていくんですね♪


佩楯の家地、早く見たい^^





次回もお楽しみに♪










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補足






当模型を製作されておらず、当ブログをご閲覧されてるだけの方、いつもご閲覧をいただきありがとうございます♪


一方、この甲冑模型を製作されてる方には、前回の記事で伝え切れなかった部分を、この場をお借りして補足致します。










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まず、上の画像の赤い矢印で示した、折り返して接着した状態の縁革の幅は、およそ1cmくらいあると思います。










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そして、千鳥掛の緒を通す為のポンチ穴を開ける工程の、縁革の寸法が右側の赤線で示した5mm。


左側の赤線で示したポンチ穴の直径がおよそ2mmくらいなので、縁革のまつり縫いをする時はまつり縫いを出来るだけ小さくしないといけません。


ポンチ穴を開ける部分、半分に折った縁革の幅が5mmと少ない上に、厚さと硬さもかなりのものになるので、まつり縫いの大きさに加えて、裏面の貫通する箇所も注意しながらパンチ穴を開ける必要があります。


ちなみに、僕は穴を開ける前に気付いたのでよかったんですが、危うく縁革を5mmに折らない状態(1cm)でパンチ穴を開けてしまう所でした^^;





いかがでしょうか、まだ作業が済んでない人のお役に立てたらと思い、取り急ぎアップさせていただきました。


初めてこの記事をご覧になったかたは、前回の記事と併せてご覧いただけたらと思います。


またなにか気付いたことがありましたら、その都度追記していこうと考えてます。


ご静聴(?)ありがとうございました^^










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