キャンプ道具こんなものいらない! その2 | 旅ノカケラ

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ロープ


【ロープ】


 ファミリーキャンプが流行る以前からキャンプがしたくてアウトドア指南書などを眺めておりました。すると、必ずどの本にも、ロープの話が出てくる。しかも、便利だから持って行ったほうがよろしい。ロープの結び方はこんな感じで、これをマスターすれば、あなたもアウトドアマンだ!みたいに書かれていた。そうなのかー、よし、よし、とロープを買うことにした。今みたいにホームセンターでなんちゃってキャンプ用具など売っていないから、わざわざ登山用品店に行って、このロープを何メートルくださいと買い求めました。おまけにロープワークを覚えたいと専門書まで買い揃えて、日々結ぶ練習までしたことも。そして、ロープを切るには普通のナイフじゃ切れにくいからと刃先が波打っている何千円もする小さなナイフまで購入してしまった。
 でも、1度もロープなんて使ったことがないんです。あれば便利そうだけど、なくても不便を感じないのだよ。キャンプをすればするほど、ただの荷物に感じてしまうのだ。加速的にキャンプが広まって、キャンプ道具もいろいろなものが出てきたからか、わざわざ工夫してキャンプ生活を楽しむってことがなくなったのかもしれない。
 よくあるロープの使い道で、テントを雨から守るフライシートの代用として、シートをロープを使って縛るなんてことがある。でも、今のテントはよく出来ておりまして、屋久島で5ヶ月ほどテントを張りっぱなしにしましたが、まったく屋根から水がしみこむことがなかったです。でも、雨には強くても、紫外線に弱いみたい。本州に戻ってあらためてテントを張ったときに張り縄のテンションをかけたら、ズブズブバリバリと裂けちゃいましたが、ね。
 四万十川の河原でテントを張ったときは、あいにくテントのフライシートのファスナーが壊れて、雨をしのがなくちゃいけなかったから、テントの横に少し間をあけてバイクを置き、その上から工事用のブルーシートをかけて、風で飛ばないようにシートの端っこに石ころを乗せてみた。これでじゅうぶん2日間ぐらい大丈夫でしたよ。
 長距離ライダーの旅人たちは長期連泊になるとテントの上にブルーシートをかけます。みかけはホームレスちっくですが、やはり紫外線から我が家を守るための自己防衛ともいえる。そんな人々はホームセンターや今だと100円ショップで売っていそうな荷造り用の白いビニールロープを使っております。
 まぁ、キャンプ道具は個人の思い入れが強いものですから、立派なロープをキャンプアイテムに加えるのも一考かと思いますが、私にとってはもはや無用の長物ですな。


※ここでいうロープは単品ツールを指します。
テントやタープなどに付属品として付いてくるロープは含みません。