夏の暑さで本を買いまくる | 旅ノカケラ

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@人生は先がわからないから、面白い。
@そして、人生は旅のようなもの。
@今日もボクは迷子になる。

 夏の昼下がり、時間があったので古本屋に立ち寄った。部屋が本で埋まりそうなので、絶対に何も買わないと心に誓って店に入った。105円均一の棚を眺めて歩く。


 大型書店の写真関係の棚で立ち読みして、こんなユニークなジャンルの小説があるかと思った文庫本が並んでいた。


 ・傑作カメラ小説「透け透けカメラ」高齋正
 ・傑作カメラ小説「UFOカメラ」高齋正


 その二冊を掴んで、店内をぶらつく。


 最近、山口瞳の「温泉に行こう」と「新東京百景」を気が向いたときに数ページづつ読み進めているのだが、その合間に沢木耕太郎の「夕陽が目にしみる」を読んでいたら、山口瞳のことが書かれていた。山口瞳自身が『私の旅は、内田百閒先生の「阿呆列車」の模倣である』と言っていたという。「阿呆列車」なる本が気になって頭の隅にへばりついたままだ。その本があった。


 ・「第一阿呆列車」内田百閒
 (新字新かな遣いで表題を変えて復刊された)


 そいつを掴んで、店内をぶらつく。


 前々から気になる表題でいつかは読んでみたいと思っていた本で、偶然見つけたときに立ち読みして、どうにも時代背景が古すぎて内容に入り込めない印象を受けて買わなかった本が、まだ棚に残っていた。


 ・新版「放浪記」林扶美子


 それも掴んで、店内をふらつく。


 たぶん読んでいないが、買ってあるかもしれないが、読んでみたいと思った本が並んでいた。


 ・「時刻表2万キロ」宮脇俊三


 思わず手が伸びて掴んで、店内をふらつく。


 あっ、好きな作家の本だ。


 ・「私だけの安曇野」丸山健二


 内容を読まずにぱらぱらページをめくっただけで掴んで、店内をふらつく。


 やっと105円均一の棚に来ましたか。初版は平成十年四月発行。すごく読んでみたいが単行本は価格が気になって文庫本になるのを待って、文庫本になったものの古本屋に流れてくるのを待って、文庫の中古本を見つけても105円均一の棚に並ぶのを待ちつつ、初版からやっと7年目のことである。


 ・「辺境・近境」村上春樹


 表紙が薄汚れていても掴んで、店内をうろつく。


 文庫の棚を去って、単行本の棚を見て周り、新書の棚をうろつく。一度読んだことはあるが、なかなか良い本が置いてあった。


 ・「中年ライダーのすすめ」賀曽利隆


 もしかして持っていたかもと思いながらも掴んで、店内をうろつく。


 片手で本を掴んでいるが、重い・・・。
 何冊か数えてみる。1,2,3・・・,8冊!
 しかも、旅物がほとんどだ。
 
 裏表紙に『一年のうち三分の一以上は旅の空の下(省略)旅のエッセイ25編』と書かれた文庫本をみるたびに立ち読みしては、どうも自分が経験してきた旅とは程遠い気がする、なにか違う雰囲気がする本だ、と思いながらも気にしつつ買わなかった本があった。


 ・「サッド・カフェで朝食を」谷村志穂


 勢いに負けて掴んで、レジに向った。


 夏なのに。長期休みもなく。どこにも行かれない腹いせか。ストレス解消か。いや、夏の暑さのせいかもしれない。気が付いてみれば大量の旅に関わる本を買っていた・・・。
おまけにブログの「古道に行こう!(その3)」を書こうと思いながらも、「第一阿呆列車」を読み始めたら面白くて、ついつい時間が過ぎてしまった。
しかも、こんな雑記を書き始めてしまって・・・。


「古道に行こう!(その3)」は、もうしばらくお待ちください。