長い間、バイクに乗るときの足元はトレッキング・シューズだった。テントを積んでのツーリングが多いことも1つの理由だし、バイクを降りて歩くときに都合がいいからでもある。恥ずかしながらバイク用品店に勤めて、まじまじとバイク用シューズを眺めることとなった。トレッキング・ブーツとの違いはレフレクターが付いていて夜間の安全性が高いこと、シフトチェンジの際にシューズが痛まないようにペダルがあたる部分が補強されていることがあげられる。中にはハイカットのスニーカータイプで防水仕様のものもある。たいていのスニーカーは甲の部分が分離していて、撥水生地を使っていても雨が進入してくるが、ちゃんとくついていて雨水が入らない優れもの。ソールは各社工夫されているが、ビブラムソールにはかなわないと思う。トレッキングしたことがある人ならばビブラムソールの威力はわかると思う。雨で濡れた岩場では滑りやすいが、ビブラムソールはしっかりスリップを防いでくれる。理想のトレッキング・シューズはゴアテックスの生地を使い、ソールはビブラムソールがいい。バイク用シューズには、この組み合わせがなく、あったら欲しい。
ゴールドウィンがゴアテックス・シューズのサイズ欠品をしており、なにやら生産中止の流れになっている。営業の方が来たときに、ゴアテックスのビブラムソールのバイク用シューズって作れないですか?と聞いてみた。トレッキング用にリフレクターとシフトチェンジ用のパットを貼り付けるだけで、出来そうなんだが?ツーリングライダーはトレッキング・シューズを履いている人が多いですよとも言ってみた。それが、バイク用とトレッキング用では目に見えないところで大きな違いがあるそうな。トレッキング用は歩くためにソールに硬い芯(シャンク)を入れていて、これだとバイクの操作が難しくなるという。知らなかった・・・。
同様な質問をモンベルの営業の方にもぶつけてみた。あからさまにミドルカットのトレッキングブーツを紹介されてしまった。トレッキングシューズって、甲の部分が分離していて、そこから雨水が入ってくるでしょ?バイク用はくっついているんだけどな。とツッコんだら、えっ、くっついてますよ。普通のトレッキングシューズだから。と言われてしまった。えっ、今のシューズはくっついているの?なんて言えず・・・。知らなかった・・・。
理想のゴアテックス、ビブラムソール、リフレクター、シフトチェンジ用のパット付きのシューズが欲しい。
注)シフトチェンジ用のパットは単品でいろいろあります。