土を買う | 旅ノカケラ

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@人生は先がわからないから、面白い。
@そして、人生は旅のようなもの。
@今日もボクは迷子になる。


▼某月某日
最近、叔母が近くに引っ越してきた。
園芸好きの母と話が合うらしく、ぼくの休みを狙って大型ホームセンターへ買出しを頼んでくる。
高齢な二人が後部座席に座り、車を運転するぼくはまるで福祉センターの職員のようである。


今日は園芸用の土(25kg×10袋)と培養土数袋、肥料数袋を買ってきた。
ご覧のように車内は土でいっぱいになった。
ぼくが住んでいるところは、元々肥えた土地でニンジン畑だったと聞く。
そこを不動産会社、銀行など大手資本が開発して大規模な住宅開発を行った。
ふかふかした肥えた畑の上にそのまま家を建てると、沈み込んでしまうから
クズ土を大量に被せて地盤を固めて家を建てる。
今はコンクリートの駐車場としてしまった庭に梅の木を植えるため掘り返したことがある。
うすく盛られた庭土数十センチを掘り進めたら、ひと抱えある大きな石やビニール片や木片やらが出るわ出るわで、まるでゴミの上に家が建っている感じがした。
だから庭に植物を植えるとなると、大量の良質な土が必要になってくる。
ちょっとした田舎なので雑木林や山に行けば良質な土はいくらでもある。
しかし、どの場所も誰かの土地となっているから勝手に持ち出せない。
もし、わざわざ「土」を買うなんて、と思う方がいたら、あなたはかなりの財産持ちで恵まれている方である。


それにしても良質な土を駄目にして、また良質な土をお金を出して買うなんて、かなり馬鹿げているようにも思える。