▼某月某日
夜9時ぐらいから雨が降るでしょう、と天気予報が伝えていた。
あまりにもいい天気だから雨が降るなんて、とても思えない。
しかも気温は暖かく、きっとバイクに乗ると気持ちがいいはずだ。
仕事を終える時間は決まって夜8時だから、うまくいけば雨に降られずにすむだろう。
バイクで仕事へ出かけた。
午後から雲が多くなり、日が落ちて雨が降り出した。
帰り道で雨に打たれながら、なんてついていないのだろう、と思った。
▼某月某日
午後から雨がやむでしょう、と天気予報が伝えていた。
細い雨が降りしきる鉛色の空を眺め、雨がやむなんて、とても思えない。
しかも気温は低く、寒い。
レインスーツを着る面倒くささ。
車で仕事へ出かけた。
昼過ぎに雨は上がり、気温が上がっていった。
帰り道ですれ違うライダーを横目で眺めながら、なんてついてないのだろう、と思った。
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結局のところ、これではバイクに乗れない日はすべてアン・ラッキーになってしまう。
それとも、バイクに乗っているときが最もハッピーを感じる瞬間だから?