温泉マニア向けヘルメット? | 旅ノカケラ

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▼某月某日

最近の自動二輪用ヘルメットの一部の内装には、汗をかいてもさっらとした肌触りの素材が使われている。
アライヘルメットは冷乾内装。
http://www.arai.co.jp/jpn/arainews/images/an_0308.pdf
ショウエイヘルメットはFD内装。
http://www.shoeihelmet.co.jp/hellineup/fd/fd.html
そして、ワイズギアは今月からリリースされるヘルメットにCOOL MAXという素材を内装に使う。
http://www.ysgear.co.jp/mc/ysgear_news/index.html
メーカーは汗をかく夏向けにリリースしているが、寒い冬は適さないだろうか?
いやいやどうして、これが使えるヘルメットなのだ。

ツーリングの途中に温泉によることが多いが、バイクの乗って目指す目的地が温泉だけのときもある。
寒い冬は湯冷めを気にして温泉に浸かることをためらう人もいる。
温泉でぽかぽかになった体が急激に冷えて体調を崩すからうなずける。
上半身と下半身は冬用のジャケットやオーバーパンツで固めれば、体温の奪われ方はかなり少ない。
でも、濡れた頭でヘルメットをかぶると内装が濡れてしまい何時間経っても乾かない。
おまけにフルフェイス・ヘルメットをかぶっても隙間から冷気が吹き込みひんやりと頭を冷たくする。

冬こそ温泉が気持ちよく、寒さに凍えながらバイクにしがみつき、目指す温泉に着くやいなや湯船に浸かる心地よさといったら、身も心も砕けるような味わい深さがある。
手持ちのヘルメットがアライの冷乾内装だったので、温泉を出て、濡れた髪のままヘルメットをかぶり帰路についた。
2月も3分の1を過ぎた夕方6時過ぎ。
盆地のはずれにある温泉は山間を縫うように走ることになる。
真っ暗で、外気は寒い。
ヘルメットをかぶった瞬間のべったり、ひんやりする不快感。
冷乾内装でなくても嫌な瞬間だ。
走り始めると、ちょっとスースーして、あれ?それほどでもないなという感じがした。
でも、それは最初だけ。
川に沿って続く道はイエローラインで車を追い抜くことができない。
法定速度を少し越えて走るファミリーセダンの後ろについて、我慢の走りが続く。
単調な走りは心に余裕が生まれ、ふつうなら濡れた髪の不快さが気になってしょうがないはずだ。
それが30分ほど信号がない道を走った後に立ち寄ったコンビに着くまで、まったく気にならなかった。
そういえば・・・と髪の毛に手をやると、乾いているではないか!
ヘルメットの内装の表面はしっとりと湿っている。
濡れているヘルメットをかぶるなんて嫌だなぁと思いながら、かぶってみるとあら、不思議。
ぜんぜん気にならない。
表面のしっとり感はなく、さらっとして湿っていないときと同じ感覚なのだ。

これは温泉好きライダーに嬉しい逸品かも!?