陰陽師 | 旅ノカケラ

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▼某月某日

先日、月の話を書いたが、それは夢枕獏さんの小説『陰陽師』に夢中になったからにちがいない。
いまさらという感じである。
はじめにTVドラマを観て、TVのロードショーを見て、最後に小説にたどりついた。
流行の遅れというより、流行に逆行するように小説に行き着いたわけである。
まぁ、どうでもいい。
主人公の安倍晴明が妖術を使って妖しものが起こす事件を解決する短編集である。文章のはじめは決まって季節感があり、安倍晴明と名脇役の源博雅がしみじみと酒を飲み交わす設定になっている。
それがため息が出るほど、風情がある。
小説の中の言葉を借りれば、『呪(しゅ)』をかけれらてしまったということである。
夜、寝る前に読み始め眠くなったら本を閉じる。
翌日、夜になると早く続きを読みたい強い衝動にかられるのである。
困ったものだ。