レバレッジを味方に
預けた金額をもとに大きな金額を動かすことを、小さな力で大きなものを持ち上げることができる梃子になぞらえ、レバレッジといいます。
FX取引では、証拠金の数倍~数十倍のレバレッジをかけて取引をすることができます。
たとえば、1万円の証拠金で10倍のレバレッジをかけて取引をする場合、取引可能額が10万円ということになり、
10万円の証拠金で10倍のレバレッジをかけると、取引可能額が100万円と、自己資金以上に効率よく運用できます。
レバレッジを利用すると取引量に対する自己資金が少なくて済むわけです。
つまりFX取引は小額の証拠金にレバレッジをかけて大きく外貨を運用する取引ということです。
そのためFX取引は投資資金が少ない方でも始めやすいといえます。
レバレッジは高くなればなるほど、証拠金に対して取引額が大きくなりますので、資金効率も高まり、大きな収益が期待できます。
例えば1万円の証拠金に5倍のレバレッジと10倍のレバレッジで、同じようにドル円のドルを買った場合、思惑通り円安ドル高になったら5倍のレバレッジより10倍のレバレッジの方が倍の収益となります。
もし20倍のレバレッジだったらさらに倍の収益です。
しかし!!思惑が外れて不利な方向に相場が変動した場合は損失も大きくなります。
損失が証拠金の額を上回ることもありますので注意が必要です。
テレビで「FXで1000万の損害を出しました…!!」とおっしゃる方を見ましたがこれじゃないかなぁと思います。為替は時に大きーく動いてしまうこともあり、資金に見合わない大きなレバレッジをかけていて思惑が外れると
:(;゙゚'ω゚'):
↑こんな顔になってしまうでしょう。
でも闇雲に怖いと思わないでください。理解して
自己資金に応じたポジション管理をしっかりしながらレバレッジを利用していただければ、
レバレッジは便利なものなのです。
適切に使えば効率よく収益に繋げることができるレバレッジ、どのくらいまでかけられるかと言いますと、日本国内では2010年からレバレッジは50倍に規制され、
2011年から25倍となり、現在個人口座の最大レバレッジは25倍までと金融庁によって定められています。
そして今年9月末に「金融庁がレバレッジの上限を10倍に引き下げる方向で検討している」と報道されました。どうなるのかわかりませんが10倍となると個人投資家も大きな影響を受けるでしょう。
海外を見てみますと、
アメリカ、香港、韓国、カナダ等は日本のようにレバレッジの規制を実施しています。
もっとリスクを取りたい、レバレッジをかけたいという場合はそのほかの外国の口座を利用することが必要です。
特にヨーロッパのFX事業者はレバレッジの規制がないので個人口座でも数百倍のレバレッジを利用出来ます。
FX取引はハードルが高いと感じている方、
まずはFXの1倍で取引してみるのはいかがですか?
1倍だとレバレッジがかかっていないので効率的に運用しているとは言い難いですが、
FXは両替より手数料が安いですし、外貨預金よりはるかに手数料が安いので、外貨預金の代わりにFX1倍で積み立て預金的に運用するのはありだと思います!ちゃんと金利的なものはつきますので、そういう意味でも日本の超低金利よりは…
資産を円だけで持っているリスクもありますものね。
興味のある方は是非調べてみてください(╹◡╹)