大変やったと思うわ。
100日連続でフルマラソンを走った俺より、
それを支えた妻の方が。
ゴールした瞬間の妻の涙がそれを物語っていた。
(※写真、ながい進)
100日連続フルマラソンが始まってすぐの頃は、僕の走りが安定せず完走するのに6時間以上かかり、
さらに足を故障したときは走れないので8時間以上かけて完歩していた。
僕は、フルマラソン後に普通に仕事があるので、必然的に睡眠時間を削って、早起きする必要があった。
朝の4時30分に起きて5時30分に出発。
それでも妻は、僕より早く起きて、朝食の準備をして、おにぎりを握って、
満点の笑顔で、「いってらっしゃい！」と言って、僕に持たせてくれた。
寒空の下、僕は、泣きながら、そのおにぎりを頬張った。
100日連続フルマラソンが終わった次の日、妻はこんなことを言っていた。
「早く起きることより何より、毎朝、溜め息ついて、辛そうに走りに行くみつひろくんの背中を玄関で見送る時が、一番辛かった、、。」
僕は妻のこの言葉を聞いた時、思った。
俺は、妻と一緒に走った。
妻が一緒に走ってくれたから、俺は完走できたんや。
確かに、僕も大変やった。
毎日、フルマラソン走った後に普通に仕事。
依頼された作品を書いて、注文してもらったポストカードを印刷、発送し、
他にも、取材を受けたり、動画を撮ったり、
それらを、フルマラソン後にこなすのは相当キツかった。
でも、それ以上に妻はキツかったと思う。
手がかかる３人の子ども(9才、6才、2才)の育児を一手に引き受け、
毎朝、4時30分には起きて、フルマラソンに向かう旦那を送り出す。
しかも、新しく仕事を始めたから、それらが終わったあとに、出社する。
それでも、愚痴一つこぼすことなく、
僕がフルマラソンを走り終えて家に帰ると、
「お疲れー！」と笑顔で出迎えてくれた。
今回、僕は、STRAVAさんに取り上げて頂き、取り上げて頂いた記事は1万イイネを超え、
その他、RedditやJ:COM、ベストセラー作家のひすいこたろうさんに取り上げて頂き、たくさんの方から称賛の声を頂いた。
でも、僕は思ったんです。
僕の陰に隠れて分かりづらいけど、
真に称賛に値するのは僕の妻であると。
時に、空を見上げて、
妻「みつひろくん、来るで、ゴリラげいう！」
僕「それ言うんやったら、ゲリラ豪雨や！」
って、思い切り僕に突っ込まれる大ボケの妻ですが、
人知れず100日間、僕を支え続け、ゴールに導いた妻こそ、真に称賛されるべき人間であると思います。
「妻よ、ありがとう。そして、100日間、辛い思いをさせて、ごめんね。毎日、どれだけ苦しくとも、あなたの支えがあったから、僕は、100日連続フルマラソンを完走することができました！」
「世の中、星の数ほど女性はいても、こんな僕を懲りずに支え続けられるのは、あなたしかいません！僕は、相変わらず、無謀なことにチャレンジしていきますが、これからも、僕を支えてやって下さい！どうぞ、よろしくお願いいたします！」
今日もあなたの人生が絶好調に幸せでありますように☆
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