1940年代の事件
◎夏の楽しみといえば…!
もうすぐ4月だ。
4月といえば出会いの季節。
新しい出会い、
人生の出発を表す季節。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学
みんな春に入学式を迎える。
そして就職も春が多い。
このように人生の節目を迎え、
新たな出発点となる季節。
それが春!
ところで春とは
悩ましい季節でもある。
春とは冬から夏に向けての
通過点という位置付けでもある。
寒い冬から暑い夏へ
寒い冬は嫌な部分もあるが、
例えば食べ物がおいしいのは冬だ。
夏は暑くて水分を取り過ぎ、
食欲も落ちるのであまり食べられない。
まあビアガーデンなどは
夏の楽しみでもあるが、
いずれにせよ
食べ物といえば…
夏より冬である。
しかし海に山に
行楽に行くのであれば…
やはり夏だ!
ここで悩みが深くなる。
夏がイイか?冬がイイか?
学生などは夏休みがあるので
夏がイイという人も多いだろう。
しかし社会人はあまり関係ないので、
冬の方がイイという人も多いだろう。
あなたはどっちですか?
因みに筆者は断然
夏派だ!
確かに冬にもいいところはある。
先程言ったように
何より飯がうまい。
暖かい鍋で熱燗をキューッと。
そうすると身も心もポカポカに…。
もう…タマラナイ。
しかし…夏にはそんな楽しみより
遥かにソソルものがある。
それが…
水着だ!
若い女の水着姿。
これに勝るものはない。
なんだ?単なる変態か?
そう思ったかもしれない。
そう思いたければ思え。
俺は変態だ!
だけど自分に正直に生きている。
それが俺の
ポリシーだ!
チョット興奮してしまった。
話を戻すと…
普通他の季節では
水着姿を見られることなどない。
それが夏には…海やプールに行くと…
タダで見られる!
タダで!
他の季節では金を払わなければ見られないが、
タダで遠慮なく見られるのだ!
まあ…あまり見過ぎると
警察に通報されるかもしれないが、
チョット見るだけならイイ。
減るもんじゃないんだから!
そして女の水着といえば
大きく分けて2種類ある。
ワンピースとビキニだ!
ワンピースとは上下が一体になったもの。
そしてビキニとは上下が分かれたもの。
これはかなり大雑把な分け方だ。
そしてワンピースとは
水着だけじゃなく服一般にも当てはまるが、
ここでは上下分かれていない水着を指す。
どっちが好みかは人それぞれだ。
しかしここでも筆者の好みを言わせてもらえば…
断然ビキニだ!
先に夏が好きだといったが、
もう少し正確に言えば…
ビキニ姿が見られるから
夏が好きなんだ!
もしそれがワンピースなら、
夏の魅力は半減するだろう。
ところでワンピースはわかる。
一つなぎだからワンピースとなる。
因みにこれも一つなぎの財宝だ。
しかしビキニは
何でビキニというのだろうか?
事実、ビキニにはツーピースという別名もある。
しかしビキニという名の方が
遥かに有名だ!
なぜビキニか?
それは…
ビキニ環礁からきている。
現在ビキニ環礁は
マーシャル諸島共和国に属するが、
戦前は日本の委任統治領だった。
そして日本の敗戦後、
アメリカの信託統治領になった。
そこでアメリカは
核実験を繰り返していた。
前回、ゴジラのことを取り上げたが、
そのゴジラは核実験により目覚め、
そして日本に上陸することになる。
その核実験が行われたのが、
マーシャル諸島のビキニ環礁だ。
※因みにゴジラ誕生のきっかけになった水爆実験は1954年
ビキニ誕生のきっかけになった原爆実験は1946年である。
このビキニ環礁から
ビキニの名称が生まれた。
なぜビキニ環礁かというと、
それはやはり原爆実験からきていた。
ビキニは極力肌を露出する。
そして男性へのインパクトは抜群だ。
つまり小さいけれど
破壊力が抜群ということで
「ビキニ」と名付けられた。
つまり当時の女性用水着は
それほど露出をしていなかった。
こんな感じだ。
全然エロくない。
例えばアメリカ女優
エヴァ・ガードナーの水着写真は
こんな感じ(1940年代)
これならなかなかのものだが、
当時はヘイズコードという基準があり、
女性はヘソを出すことが出来なかった。
だから上はイイけど下が残念だ。
そんな状況に風穴を開けたのが、
デザイナーのルイ・レアールが作ったビキニだ。
彼は海岸で女性を観察。
すると彼女たちは肌を焼くために
水着の裾を捲っていた事実を発見。
できるだけ肌の露出をする水着を開発した。
それがビキニだ。
しかしビキニを開発したのはイイが、
ルイ・レアールは困っていた。
なぜなら着てくれる人がいなかったからだ。
当時はこれほど露出するものは無かったので、
多くのモデルが尻込みしたのだ。
まあ…炎上するのは
いつの時代でも也なものだからな。
ヘソを出すのがダメなのだから、
ビキニなどもっての外だろうな。
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俺 何っ?
俺 ヘソはダメ?
俺 どうしてだ?
俺 ヘソを見せなきゃ
俺 ビキニじゃないだろ?
俺 こちとらビキニを見に来ている。
俺 ビキニは上下に分かれ、
俺 中間には布地は無い。
俺 そのためビキニは…
俺 ヘソをカバーしないはずだ。
俺 ヘソを見せたくなければ
俺 ワンピースにすればいい。
俺 ワンピースもいいものだが、
俺 ビキニの敵ではない!
俺 だって露出の量が違うから
俺 ワンピースだけなら見に来ない。
俺 ビキニがあるから見に来る。
俺 泳ぐつもりがないのに
俺 わざわざ海岸まで見に来るのは
俺 ビキニを見に来るためだ。
俺 事実、以前に海の近くに住んでいた時、
俺 暑い中をわざわざジョギングして
俺 ビキニを見に行ったものだ。
俺 普通の恰好をしていると
俺 不審に思われるから
俺 わざわざジョギングの恰好をして
俺 さらに本当っぽく見せるため
俺 実際に走って、
俺 それで海岸まで行っていた。
俺 いやいやっ、水着を見るためじゃなく
俺 俺のジョギングコースなんだ。
俺 誰に言われる訳でもないのに
俺 そういう風に装ってわざわざ走った。
俺 そこまでやったんだ。
俺 全てはビキニを見るための
俺 涙ぐるましい努力なのだ。
俺 因みに上記の話は…
俺 全て本当だ!
俺 そこまでやってきたのに
俺 ヘソを見せないとは…
俺 ビキニを着ないとは…
俺 金返せ!
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もちろん金は払っていない。
しかしビキニが無い海水浴場など
クリープを入れないコーヒーみたいなものだ。
あり得ない!
昔に生まれていたら…
発狂しているかもしれない。
◎世紀の大バズリ!
ところでここに救世主が現れた。
ビキニを着る人が現れたのだ。
と…いうか…
有名モデルは誰も着てくれないので、
白羽の矢が立ったのは…
当時19歳のストリップダンサー
ミシュリーヌ・ベルナルディーニだった。
それがこれだ!
うーむ!素晴らしい!
ここからビキニの歴史が始まったのか?
そして彼女は…
一躍有名になる。
なんと大勢の男性ファンから
5万通ものファンレターが殺到したのだ。
場末のストリッパーが
一夜にしてスターになった。
それほどまでにビキニの影響力は…
絶大だった!
まあ男性なら支持するわな。
その気持ちは痛いほどわかる。
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男性 えっ?
男性 なんだこれ?
男性 スゴイ露出
男性 ヘソが出てんじゃん
男性 何でもヘイズコードというものがあり、
男性 女性はヘソを出してはいけない。
男性 それ故にツーピースの水着では
男性 ハイウエストにせざるを得ない。
男性 そう聞いていたんだけど、
男性 もろヘソが出てんじゃん。
男性 まあヘソ出しNGは映画の話で
男性 広告はそこまででもなかったようだが
男性 女性は露出を躊躇っていた。
男性 それは事実だ。
男性 でも…これは…
男性 素晴らしい露出だ。
男性 これは長友じゃなくても
男性 こうなるな!
男性 コイツはクスリでもやってんのか?
男性 まあコイツにとって黒歴史みたいだし
男性 だから後輩にいじられると
男性 シバくぞ…って
男性 トラウマになってんのか?
男性 話を戻すと
男性 誰もやらなかったことを
男性 率先してやった。
男性 誰も手を挙げないのに
男性 自ら手を挙げて
男性 立ち上がった
男性 だから男性も
男性 勃ち上がった!
男性 それ以降、どれだけ多くの男性が
男性 お世話になっただろう。
男性 感謝の言葉もない。
男性 そう言う意味でも
男性 バズるのは当たり前だ!
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そう…全くその通りだ。
彼女が…
ミシュリーヌ・ベルナルディーニがいたから
ビキニは広がった。
まあ実はこの後はすぐに広まった訳じゃなく、
ジワジワ広がってきて、
他の有名女優が着ることで
一気に広がった。
そのキッカケになったのは、
ブリジットバルドーのこれ!
映画「ビキニの裸女」のワンシーン。
当時18歳だ。
またこのシーンも
ビキニ拡大に大貢献した。
007の「ドクターノオ」
そのボンドガールの登場シーンだ。
かなり有名なシーンなので
覚えている人も多いだろう。
このような影響により、
ビキニは拡大し続けてきた。
しかし何より…
ビキニ拡大の最大の貢献者は
ミシュリーヌ・
ベルナルディーニ…
ただ一人だ!
因みに「ビキニの日」というのがある。
これは先程登場したビキニの考案者
ルイ・レアールがビキニを発表した日だ。
全世界の男性は
この日は身を清めて
彼女のために祈ろう!
と…思ったら…
なんと…
彼女は生きていた。
彼女は1927年生まれの
御年96歳!
もうすぐ白寿じゃねーか。
長生きだなァ。
薄着で過ごすと、
健康にいいんだなァ。