１９７０年代の事件
◎芸能人の犯罪！
日常生活は辛いものだ！
毎日朝早くに起きて、
会社や学校に行って、
意味があるかどうかもわからない
仕事や授業を受ける。
三角関数がなぜ必要か？
元素記号はなぜ覚えるのか？
古典のラ形変格活用をなぜ覚えるのか？
その疑問に答えよう。
全く必要ない！
ある種の職業の人には必要かもしれないが、
全く使わない！
音楽の授業で習ったヘ短調
これなどその後の人生では全く役に立たない。
全く…だ！
それを膨大な時間を使って
覚えなければならない。
そんな辛いことがあるだろうか？
社会人になっても
その状況は変わらない。
新入社員の最初の仕事といえば…
花見の場所取りだ！
それに何の意味がある？
全く意味が無い！
大体、花見など会社の行事ではやりたくない。
プライベートの仲間とならまだ良いが、
何が悲しくて中年オヤジの上司の顔を見ながら
酒を飲まなきゃならんのだ？
会社の仕事には
「接待」「根回し」「付け届け」などの
意味が分からないことも多い。
「根回し」などしなくても
会議の場で説明して
議論して採決すればイイだろ？
そう思うかもしれないが…
そうすると必ずこういう輩が出てくる。
「俺は聞いてない！」
そうやって仕事はストップする。
そのために事前に「根回し」が必要となる。
ほとんど無意味だが、
それをやらなければ相手はヘソを曲げる。
このように学校でも会社でも
不毛で無意味な作業に時間を割かれる。
それは辛いだろう！
そのように辛い日常から我々を救う存在…
それが芸能人だ！
芸能人はその卓越したスキルで、
我々を喜ばせ、怒らせ、悲しませ、
そして笑わせる！
特に一流芸能人たるや
どんな状況だろうと人々を
楽しませる！
そんなスーパーな存在、
それが芸能人だ！
しかし華やかな仕事ぶりに反して
芸能人は大変だ！
彼ら彼女らにはプライベートが
かなり制限されている。
例えばアイドルなどは…
彼氏彼女を作ってはいけない。
大体アイドルは美男美女がなるものだが、
美男美女であれば彼氏彼女ができる。
それは普通のことだ！
しかしそんな美男美女でも…
アイドルが彼氏彼女を作るのは
御法度だ！
もしそれを破ると、
女性アイドルでも坊主にしなければならない。
このようにプライベートの犠牲の上で、
芸能人は今日も人を楽しませる。
ところが最近の芸能人は…
あまり評判が良くない。
例えばダウンタウンの松本人志！
彼は今、窮地に立っている。
日本を代表するお笑い芸人でありながら、
性犯罪をした、と疑われているのだ。
現在は謹慎中のような状態になっている。
毎日のようにテレビに出ていたのだが、
それもサッパリだ！
彼は一部から性犯罪を犯した前提で
ぶっ叩かれている！
まあ事実はどうかわからない。
ホテルの部屋で飲み会を開いていたのだが、
そこは密室であり、何もわからない。
だから性犯罪があったかどうかは…
わからない！
だから当ブログでも
松本人志が有罪か無罪かは
わからない！
ところで筆者は今、
松本人志が有罪か否かといったが、
それは少々違う。
なぜなら被害を受けた女性側が、
松本人志を訴えてないからだ。
どうやらこの事件は
刑事事件としては立件できないようだ。
それ故に週刊誌が取り上げ、
そのため松本人志側は週刊誌側を
名誉棄損で訴えた！
そうなっているようだ。
つまりこの争いは民事であり、
その点では警察が絡まない、
民間同士の争いなのだ。
ところでそんな松本人志の事件とは違い、
松本と同じような有名芸能人が
刑事事件の対象となった事件が
以前あったことをご存じだろうか？
その芸能人の名は…
「さいじょう」だ！
えっ？あの西城秀樹？
そう思うだろう！
そうではない。
当時、芸能人で「さいじょう」といえば…
あの人しかいない！
そう…
あの…
みんなが知っている…
西条凡児だ！
？？？？？？？？？？？
誰だ？
何だと？
あの西条凡児を知らない？
何ということだ。
そんなに無知な輩が…
この世にいるとは！
あの花月亭九里丸の弟子になり、
のちに「おやじバンザイ」の名司会者になった。
あの西条凡児だ！
？？？？？？？？？？？
やっぱり知らない？
まあいい！
その西条凡児だが、
1960年～70年頃には
国民的人気を博していた。
※これは事実！
まさに松本人志と変わらない。
その西条凡児に
あるスキャンダルが発生した。
それは…
恐喝だ！
1970年10月19日の新聞夕刊に
以下の記事が載った。
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西条凡児「恐かつ」で送検
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記事によるとこういうことだ。
人気芸人の西条凡児は
1964年に阪神高速道路の橋脚工事に対し、
「騒音で仕事もできず眠れない」などと称し、
工事会社から約50万円を受け取った。
さらに69年にも近くの料亭の改修工事に
同様なクレームをつけ約10万円を受け取る。
そして今年（70年）1月にも
郵便局の改修工事に対してクレームをつけ
約30万円を受け取った。
全て「番組でしゃべる」と脅迫していた。
それが警察に知られるところとなり、
「恐喝罪」で警察の取り調べを受けた。
テレビでしゃべるぞ…と脅して
金銭を受け取る！
これは恐喝だわ！
間違いない！
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
警察 恐喝です。
警察 間違いなく
警察 恐喝です。
警察 まず金銭を受け取っています。
警察 単なるクレームなら
警察 金銭を受け取る必要はない。
警察 彼は有名人です。
警察 テレビの視聴率もよく、
警察 国民的人気を博している。
警察 その彼が…
警察 工事関係者に対して
警察 テレビで話すぞ
警察 そう言われれば
警察 工事関係者は困る
警察 もしかしたら工事が止まる
警察 そうすれば莫大な費用が掛かる。
警察 それを恐れて
警察 西条凡児に金を払う
警察 そうするとクレームが止まる
警察 つまり金を引き出すために
警察 クレームをつけている。
警察 大体、本当に工事の騒音が気になり、
警察 そのためのクレームなら
警察 金を受け取って黙ることはない。
警察 金を受け取っても工事は続く
警察 つまり騒音も続く
警察 多少静かになっても
警察 根本原因はなくならない。
警察 ならクレームを辞めた理由は？
警察 金を貰ったから
警察 金のためにクレームをつけ、
警察 金のためにテレビでしゃべると
警察 恐喝した！
警察 これが恐喝じゃなくて
警察 何が恐喝だ。
警察 もうこれは…
警察 送検しかない！
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とは全く言っていないが、
西条凡児が恐喝で書類送検されたのは事実だ。
まあ…状況からして当然だな！
◎西条凡児の言い訳！
ところで送検された西条凡児だが、
こんな言い訳をしている。
「私を送検しても、
喜ぶのは業者だけだ」
というもの。
つまり騒音を撒き散らしている業者に
私（西城凡児）が文句を言った。
それは全て地域住民のためだ。
その私を送検するとは…
地域住民を泣かして、
喜ぶのは業者だけではないか？
そういうことだ。
うーむ！
頭おかしいのか？
じゃあ何で金貰ったら黙ったんだ？
工事を続けているのなら、
地域住民は泣き寝入りだろ？
「市民の公害への怒り…」
などと言っているが、
お前の金儲けに使っていただけだろ？
因みに西城凡児は売れっ子なので
それなりに金を貰っていたのだが、
それでも金のために恐喝をした。
単なる銭ゲバだろ？
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銭ゲバ 世のため、人のため
銭ゲバ 地域住民のために
銭ゲバ 俺はやっている
銭ゲバ 決して私利私欲のためじゃなく
銭ゲバ 社会の悪と対峙するため
銭ゲバ 俺の影響力を使って
銭ゲバ 工事会社と戦っている
銭ゲバ 彼らがやっているのは
銭ゲバ 公害だ！
銭ゲバ 騒音は立派な公害であり、
銭ゲバ 社会的に許されない。
銭ゲバ それ故に…
銭ゲバ 俺は工事会社を追求した。
銭ゲバ そしてその不正を世に問おうと
銭ゲバ 番組でしゃべろうとした。
銭ゲバ しかし不意打ちでは卑怯と思い、
銭ゲバ 一応相手に言った
銭ゲバ 「番組でしゃべるよ」って
銭ゲバ そうするとなぜか
銭ゲバ 金をくれた！
銭ゲバ こっちはそれを誠意の証だと思い
銭ゲバ 番組でしゃべるのを止めた。
銭ゲバ 勘違いして欲しくないが…
銭ゲバ 金を貰ったから止めたんじゃなく
銭ゲバ 誠意を感じたからしゃべるのを
銭ゲバ 止めた！
銭ゲバ 確かに時系列でみると
銭ゲバ クレーム→金→止める
銭ゲバ こういう流れから誤解されるが、
銭ゲバ 止めたのは誠意を感じたからで
銭ゲバ 金じゃないから！
銭ゲバ こっちは騒音を止めればいい
銭ゲバ そのためには抗議を真摯に受け止め、
銭ゲバ 誠意を持って対応すればイイ。
銭ゲバ 事を荒立てるのが目的じゃなく
銭ゲバ 騒音を止めることだから。
銭ゲバ えっ？止まっていない？
銭ゲバ 工事が行われている以上、
銭ゲバ 騒音は続いている？
銭ゲバ わかってないなァ。
銭ゲバ 止めるのは工事じゃなく
銭ゲバ 騒音だから。
銭ゲバ 少なくとも俺の耳には騒音は…
銭ゲバ ピタッと止まった！
銭ゲバ 俺の耳にはね！
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![聴覚検査の実際 [ 日本聴覚医学会 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0459/9784525370459_1_2.jpg)
とは全く言っていないが、
金を貰って抗議を止めたのは事実だ。
結局金か？
ところでこの西条凡児だが、
送検の結果検察では…
不起訴にした（翌年）！
なっ…なんだと！
そうなのだ。
不起訴にしたのだ。
検察は不起訴の理由を明らかにしていないが、
人気者だから不起訴にしたようだ。
芸能人はイイなァ！
ところで不起訴後の西条凡児だが、
やはり人気は急落した。
まあこんな不透明なことをやれば、
人気も落ちるわな！
その後もテレビで司会をやっていたが、
それまでの毒舌も影を潜め、
その後は随分丸くなったようだ。
まあいずれにせよ不起訴になったとはいえ
恐喝犯が
テレビに出るなよ！
今じゃあり得んぞ！