世の中の老害に告ぐ。自分が”ボケた”と自覚した経営者! | 最近の古いモノは!

最近の古いモノは!

「最近の若い者は…」とよく言われますが、
そう言う「古い者」はそんなに立派だったのでしょうか?このブログでは過去の新聞記事等をベースに、「古い者」の昔を検証してみます。
「最近の…」と言われたら、「あなたの時代はもっと悪かった」と言ってやりましょう。




1980年代の事件




いろいろな駅名!

「荻野(おぎの)です。」
「よし、次」
「萩尾(はぎお)です。」

「ややこしいわ(怒)」



こういうことってありますよね。


特に日本人にとって
「R」「L」が聞き取れないのと同様に
「荻」「萩」の違いが判らない。


だから利根川氏も混乱する。













しかし…人の名前などはどうでもイイ。


だって一緒に仕事している以上、
「お前!」で事足りるからだ。


事実、兵頭会長はそうしている。








ただ地名はそうはいかない。

その地名を正確に読まなければ、
相手に伝わらない。



「明日、渋谷のハチ公前で…」


こういう時にはちゃんと
地名を言えないといけない。


それも正確に…!



「明日、渋谷しぶたにで…」
など言おうものなら、

相手は噴き出すだろう。



渋谷を知らない奴はいない

と思ったかもしれないが、

実はそうではない。



例えば新宿は何と読む?


そう…「しんじゅく」だ。



これも読めない人はいないだろうが、

ではこれは?


「にいじゅく」「あらしゅく」と読む。
現在では「にいじゅく」が一般的。

水戸街道で2番目の宿場町である。




それを知らずに、

「ああっ…新宿しんじゅくね」と言ったら
大恥をかくことになる!










このように人名なら読まないですむが、
地名はそうはいかない。


そして地名には難しい名も多い。

そして地名でも特に難しいのは駅名だ!



それもただ難しいだけではなく、
言うことで誤解を招くものもある。

その誤解とは…悪口だ!


駅名を言うだけで、
それを聞いた相手が気を悪くする名前。


そういう駅名が実際にある。






昔々、実際に聞いた話。

私の会社の同僚の女性が旅行に行った。
その際、天候が悪化したことで、
乗っていた列車が緊急停車した。

そこは山奥の駅で停車したのだが、
その駅名は「姨捨(おばすて)駅」だった。


その女性は友人(女性)とともに憤慨した。

私たちはてられたのか?」…と。


まあ鉄道会社に悪気はないだろうが、
そんな名の駅に緊急避難するとは…

気分が悪いだろう。


特に女性(本人らは20代後半)としては…




余談だが、この姨捨は夜景がきれいで、
夜景100景にも選ばれているようだ。
駅ではなく、姨捨SAが対象。



このように悪口としか思えない駅名が

他にもある。


例えば高知県予土線にあるこれ

はげって…間違いなく悪口だろ?



と…思ったら、そうではなかった。


昔、平家の落人がこの地に逃れ、
源氏の追及を避けるために
平家の「平」の横棒を移動し、「半」に変えた。

「平」→「半」ということだ。


だから昔は「はげ」ではなく「はんげ」だった。

しかし徐々に「はげ」になった。



徐々に「はげ」になるとは、
ドキッとするが、

事実そういう意味だそうだ。

明らかに悪口かと思いきや、
実はそうではなかった。




同じような悪口の駅名なのが、
同じ四国にあるこの駅



言われたらビックリするだろう。

因みに隣の駅は「コボケ」だ。



「おおぼけ」「こぼけ」とは
間違いなく悪口だと思うが、

実はそうではない。


漢字で書くと「大歩危」「小歩危」となる。

そして「歩危」とは歩きにくい場所、
つまりのことを指す。


元々は「ほき」だが、
それが変化して「ほけ」となった。


この辺は歩くのに危険な崖が多いので、
「大歩危」「小歩危」という名がついた。






まあこの名前を初めて聞く人は
100%「ボケ」と理解するだろう。


そして特に年配の人はムカつくだろうが、


決して「ボケ」ではない


気にするな!

 

 


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年輩  何だと?
 

年輩  もう一度言ってみろ。
 

年輩  誰に向かって言っているんだ?
 

年輩  ボケだと?
 

年輩  何でそんな話になる?
 

年輩  俺は高校野球の話をしていたんだ。
 

年輩  我々60代の人間にとって
 

年輩  高校野球と言えば、
 

年輩  池田高校
 

年輩  名将(つた)監督に率いられ、
 

年輩  甲子園に出場し、
 

年輩  春夏連覇を含む優勝3
 

年輩  準優勝2の強豪校。
 

年輩  彼らは「やまびこ打線」や
 

年輩  「さわやかイレブン」などと言われた。
 

年輩  どうして野球なのにイレブンかというと
 

年輩  彼らは11人だけで出場したから。
 

年輩  それで甲子園優勝。
 

年輩  見事な戦いだった。
 

年輩  そんな池田高校があるのが、
 

年輩  土讃線にある阿波池田

年輩  そんな彼らをボケだと?
 

年輩  ふざけんな!
 

年輩  謝れ。に!
 

若輩  あの辺「大歩危」っていうんです。
 

年輩  えっ?
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とは全く言ってないが、

そして阿波池田駅と大歩危駅は
16程離れているが、


そんなに離れている場所ではない。



それにしても当時の池田高校は強かった








自覚が大事!

ところで「大歩危(おおぼけ)」と言われれば、
「ボケ」、つまり認知症かと勘違いする。

それでなくても物忘れがひどくなった時など、
「俺はボケたのか?」
と怖くなるものだが、


その自覚があるうちはイイ。


自覚が無くて、
「ボケなどない!」

などと言うようになれば、
恐ろしい!



ところで自覚をすれば、
むしろ危機を避けることができる。

そういうことがあった。






19854月23日の新聞に以下の記事が載った。


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ボケの独り言
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記事によるとこういうことだ。


ダイハツ工業社長の大原栄(68)



大原氏は社長退任を決意した。

その理由は独り言の増加


大原氏は自宅にいる時、
台所仕事をしている奥さんが
独り言を繰り返していることに気が付いた。

そこで奥さんに
「独り言はボケの始まり、気を付けろ
と指摘した。


ところが奥さんは
大原氏こそ独り言が多いと逆襲


奥さんによると大原氏はテレビを見ている時、
討論番組などに独り言を言い、憤慨している。


それに対して大原氏は「ハッ!」とした。


自分も知らない間に独り言が多くなっている。

偉くなると誰も言ってくれない。

独り言が多くなるなら
ボケが始まっているのかも?



そこで会社に迷惑をかけないように、

社長の退任を決意した。



まあ結局退任までには5年かかっているが、
自ら自覚するとは素晴らしい。


今の老害にも聞かせてやりたい。

 

 


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一郎  一本化
 

一郎  一本化しかない
 

一郎  現在は小選挙区制
 

一郎  各党同選挙区から
 

一郎  一人しか立てられない
 

一郎  与党自民党は
 

一郎  公明党と選挙協力しているから
 

一郎  一本化されている。
 

一郎  まあ最近は一部で仲が悪いが、
 

一郎  それでも選挙協力はするだろう。
 

一郎  それなのに野党がバラバラでは
 

一郎  勝てない!
 

一郎  バラバラでは勝てない。
 

一郎  それが小選挙区だ。
 

一郎  なら一本化しかない。
 

一郎  勝つために
 

一郎  小異を捨て大同につく
 

一郎  国民のため、自公政権を倒すため
 

一郎   そして何より俺のため

 

一郎  一本化を目指す
 

一郎  それしかない!
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なんか毎回同じことをやって
毎回負けているように思うが、


それは気のせいか()?



いずれにせよ、
ボケを自覚するとは素晴らしい。



世の中の老害は
ボケていても…というよりはボケているが故に

ボケを強く否定する!



独り言が増えたらボケだ。


そうしたら引退しろ!

それが世のため人のためだ!





えっ

今回の話は…
あっちこっち飛び過ぎ?



まじか

ゴメン