教育熱心な先生が、生徒から就職の相談をされた! | 最近の古いモノは!

最近の古いモノは!

「最近の若い者は…」とよく言われますが、
そう言う「古い者」はそんなに立派だったのでしょうか?このブログでは過去の新聞記事等をベースに、「古い者」の昔を検証してみます。
「最近の…」と言われたら、「あなたの時代はもっと悪かった」と言ってやりましょう。



1980年代の事件




就職活動!
 

現在、日本だけではなく、
世界中が新型コロナの影響を受けている。

2020年から広がった感染は
瞬く間に世界中に広がった。

まさにパンデミックというに相応しい。


歴史的にはパンデミックというと
スペイン風邪などが当てはまる。

しかし今回の新型コロナでは
一部でスペイン風邪を上回る死者が出ている。

例えばアメリカ



このような状況では経済にも影響を与える。
そしてその影響をモロに受けるのは就職だ!


就職活動は好不況の影響を受ける。
これは本人の努力ではなく、
全くの運不運で決まってくる。


ツイているか否か。


それで人生が決まるのだ。



例えばバブル景気の時に就職した人は
それなりに良いところに就職できた。


しかしバブル崩壊後は状況が一変。
一部では就職氷河期として、
現在でも影響を受けている。


このように就職時の状況は
本人の努力ではいかんともしがたい。

それでも何とかしたいと思うのが人情というもの。



しかしできることは限られる。
学生にはコネなどもほとんどない。


だからやることとは、
自身でしっかり企業を回ることと、
先生に相談すること



そして不況下の就職では
不測の事態も起きるもの。


1980年!

この年も不況で就職難だった。

前年の1979年は第二次オイルショック
その影響から就職状況は悪かった。

そして当時はまだ女性の大卒は少なく、
それ故に高卒で就職するケースが多かった。



そう…つまり…

卒業時に就職先が決まっていなければならない

そしてなかなか決まっていない学生は
先生と相談することとなった。


そこで事件は起きた。




198010月29日の新聞夕刊に
以下の記事が載った。

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ホテルで就職相談
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これだけで事件の全貌が分かろうというものだが、
一応内容を書いておこう。


記事によるとこういうことだ。



東京都の商業高校の女子高生(18)が、
就職先の相談をしたところ
担任のA教諭(46)から

「静かなところで相談しよう」
と言われ、ホテルに連れ込まれた


そこで一応就職相談をしていたが、
室内で手を握られて、髪を触られた。


女子高生はその旨を学校に訴えて事実が発覚。

東京都教育庁が乗り出す騒ぎになった。



就職の面倒を見てやるからホテルまで来い…か?


なんかAVにありそうな設定だな。

 

 


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先生  何っ
 

先生  就職相談?
 

先生  もうそんな時期か。
 

先生  確かに卒業は来年3月だが、
 

先生  そろそろ決まってないと心配だよな。
 

先生  早い子は夏前にも決まる。
 

先生  それでも秋には決まっておきたいが、
 

先生  もう10月だしな!
 

先生  今日は10月11日
 

先生  記事になるのは10月29日だけど
 

先生  それは報道された日だから
 

先生  発覚したのは12日で
 

先生  今日は11日
 

先生  いやっいやっ、こっちのことだが、
 

先生  話を戻すと、就職のことだな。
 

先生  今日から話を進めて行っても
 

先生  相手にアポを取って、相談して
 

先生  面接をして、採用決定まで
 

先生  2ヶ月くらいかかる時もある。
 

先生  つまりすぐに動いても年末近く
 

先生  悪ければ、年明けになることも。
 

先生  まあ最悪なのは決まらないことだが、
 

先生  この第二次オイルショックの影響が残る
 

先生  1980年頃は、最悪も起こり得る。
 

先生  そう考えて貰わないと
 

先生  甘く見ていてはいけないよ
 

先生  でも…まあ…
 

先生  先生に任せなさい!
 

先生  先生は46歳
 

先生  先生になってから24年
 

先生  それなりにベテランだ。
 

先生  それにお前の担任として
 

先生  先生には面倒を見る義務がある。
 

先生  だから大船に乗った気持ちで
 

先生  ドーンと来い!
 

先生  でもね?
 

先生  先生に任せっぱなしはいけない。
 

先生  やはり自分でも努力をしないと
 

先生  先生もできることはやるが、
 

先生  君をできることはやってもらわないと
 

先生  大丈夫!
 

先生  君にできることだから
 

先生  今日は土曜日。半ドンだ。
 

先生  そして今は午後
 

先生  つまり学校は終わり。
 

先生  だから学校で話すのはどうも…。
 

先生  だって、もう終わりだから
 

先生  じゃあ先生の車に乗りなさい。
 

先生  どこへ行く?いいから!
 

先生  静かなところへ行こう
 

先生  邪魔の入らないところへ
 

先生  そうしないと集中できないだろ?
 

先生  それならあそこしかない。
 

先生  2人きりしかいない場所。
 

先生  ホテルだ!
 

先生  それもラブホテル
 

先生  2人きりになり、集中できる場所
 

先生  ここしかない。
 

先生  さあ降りなさい。
 

先生  何もしないから!
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嘘つけ!


因みに記事には手を握って、
髪を触っただけと書いているが、



本当か?


どうも信用できない。



それ以上やっているだろ。


絶対!








誰でも誘ったのか?

先生本人は静かなところで
相談したかったということだが、

だからって
ラブホテルに行くなよ。





ところで疑問がある。

これはでも誘ったのだろうか?



担任たるもの生徒には平等に接するべきだ。
贔屓をするとは教育者の資格は無い。

コイツは選別しているんじゃないか?



チャンとみんなの相談に乗っているのか?


それともホテル組とそうじゃないのと

分けているんじゃないのか?





例えばこの子




相談に応じるだろう。




そしてこの子




間違いなく相談に応じるだろう




さらにこの子





絶対相談に応じるだろう。


就職というより、永久就職させたい。

俺と!







ところでこの子は…?





相談に応じるのか




2人になれる静かな場所で
熱心に相談に応じるのか?


上の3人と同じくらい
情熱を傾けて相談に応じるのか?


そうじゃないだろ!

 

 

 



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先生  確かに贔屓はいけません。
 

先生  教育者たるもの生徒には…
 

先生  平等に接しなければならない
 

先生  そう考えてきました
 

先生  だから贔屓をしようとは思いません。
 

先生  それは教育者失格です。
 

先生  でもね…!
 

先生  そこにはおのずと対応に差ができる
 

先生  それはやむを得ません。
 

先生  だって考えてみてください。
 

先生  平等って何でしょう?
 

先生  贔屓はいけませんよ
 

先生  でも対応に差がつくことは
 

先生  必ずしも贔屓とは言えないでしょう。
 

先生  例えば体力がある奴と無い奴
 

先生  それを同じように教育することが
 

先生  平等とは思いません
 

先生  だってそうでしょ
 

先生  できる奴とできない奴
 

先生  一緒にやっていれば、
 

先生  お互いのためにならない
 

先生  だからできない奴には基礎をしっかりと、
 

先生  できる奴にはもっと上を目指して、
 

先生  そうしないとむしろ不平等になる。
 

先生  勉強でもそう
 

先生  偏差値の高い奴と低い奴
 

先生  それができるのは仕方がない。
 

先生  それを同じように扱っても
 

先生  むしろお互い不満に思う。
 

先生  偏差値の高い奴は早く進めて、
 

先生  偏差値の低い奴は補修をサポートする。
 

先生  まさか補修をしたことが、
 

先生  贔屓とは言いませんよね。
 

先生  つまり偏差値で対応に差をつけるのは
 

先生  教育者として当たり前です。
 

先生  偏差値で差をつけることが許されるなら
 

先生  顔面偏差値でも同様です。
 

先生  上の3人は明らかに
 

先生  顔面偏差値が高い
 

先生  そして最後のは明らかに低い
 

先生  なら先生としては対応に差をつけても
 

先生  全く問題ない
 

先生  それは教育者としての責務です。
 

先生  だから上の3人から相談されたら、
 

先生  誰も来ない静かな場所に行って
 

先生  熱心相談に応じます。
 

先生  特に3番目の子には
 

先生  トコトン付き合います。
 

先生  えっ4番目?
 

先生  4番目の子に相談されたら?
 

先生  チェンジします。
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男としてはよくわかる。

しかし教育者としては…


最低だな!




ところでコイツは東京都教育庁から
ラブホテルに言った理由を聞かれ、


自分でもわからない!

と答えている。




嘘つけ!


分かるだろ?

アレしかない。


つまり就職相談じゃなくて、

プロレスごっこをしようとした。


そう言うことだろ?




因みにこの後、彼はクビになったようだ。



女子高生じゃなく、
先生の方がチェンジさせられたな(笑)。